第123回かなざわ史跡コンサート
日時/平成16年5月23日(日) 14:00〜
会場/金沢湯涌創作の森 交流研修棟
出演/藤舎眞衣(横笛)、山本綾乃(和太鼓)
主催/湯涌温泉観光協会、金沢浪漫紀行実行委員会
共催/(財)金沢芸術創造財団、金沢市、金沢市教育委員会
演奏者プロフィール
楽器豆知識
史跡案内
【プログラム】
第1部 横笛演奏
1.越後獅子
2.荒城の月
3.山藤
−休憩−
第2部 和太鼓演奏
1.締太鼓
2.球根
3.白夜
4.萌
横笛&和太鼓ジョイント演奏
5.獅子
6.夏
7.百花の乱
※演奏曲目については変更になることがあります。
【演奏者プロフィール】 藤舎 眞衣(とうしゃ まい) 横笛 (共演者:藤舎 良眞有) 石川県金沢市出身。囃子を望月太以師に師事し、笛を中川義雄師に師事する。 独奏、邦楽素囃子、様々なジャンルのミュージシャンとのコラボレーションなど多くの演奏活動をはじめ、子どものための邦楽教室など後進の指導にも積極的にあたる。 また何よりグローバルな活動を通じ、金沢の財産である邦楽の発展伝承のため活躍している。 山本 綾乃(やまもと あやの) 和太鼓 (共演者:舘 史子、得多 康予) 和太鼓奏者。2000年から女性和太鼓グループ『炎太鼓』メンバー。 優れたリズム感に恵まれ、きれの良いばちさばきに定評がある。2001年、自身がリーダーとなり十代の奏者による『緑光』を結成するほか、県内外でチームの指導にあたるなど、太鼓文化の裾野を広げる活動にも意欲的。 炎太鼓(ほのおだいこ) 地下朱美、山本綾乃、木下千恵子を中心として構成。1992年の結成以来、のびやかな自然に恵まれた石川県松任市を拠点に独自の音づくりを模索しながら修練を重ねている。 |
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【楽器豆知識】 横笛 日本の横笛にはおもに、神楽笛、高麗笛、龍笛、能管、竹笛の5種類があります。 その中の竹笛は古くから日本各地の芸能や長唄囃子などで使われてきました。竹に七つの指孔があり、そこを開けたり閉じたりして音の高さを変えます。半音きざみに音の高さがあり、ドレミ音階に近い音を出すことが出来ます。 また、能管は能楽や歌舞伎などに使われています。歌口(吹く口)と指孔が二重構造になっていて、そこが喉と呼ばれています。これにより能管独特の音階となります。 和太鼓 太鼓は古くから祭礼や儀式に用いられ、その神秘性と圧倒的なエネルギーをもつ音で日本人の魂を揺さぶる楽器として成長しました。 和太鼓には長胴太鼓、大太鼓、平太鼓などの様々な種類があり、中でもなじみ深いのが長胴太鼓です。欅、栓、楠などの広葉樹の原木を玉切り(輪切り)し、中をくり抜いた一木づくりです。打つと重厚な響きがあり、太鼓の縁を打つのにも適しています。 和太鼓は、テンポの緩急と強弱の変化の妙、間の気合いの良さ、打つ姿の美しさなどにより、総合的な芸能として注目されています。 |
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【史跡案内】 金沢湯涌創作の森 湯涌に新たな創作・交流の場が誕生しました。 創作の森は、「創作」と「交流」をテーマとし、工房では各種版画、天然染料を用いた草木染、藍染、織などの創作活動や作品発表の場として、また交流研修施設では各種セミナーをはじめ、様々な分野の人々が集い語り合える研修・宿泊施設として、市民文化の向上を目指す施設です。 金沢湯涌の恵まれた自然環境の中、しかも歴史的建造物の中で展開される、版画・染織等を中心とした創作活動、各種展覧会、各種研修など、里山文化活動の拠点として、新たな文化の創出が期待されています。またこの創作の森は、里山の森の中にあり、植物観察、森の中の散策、森林浴など自然と触れ合うフィールドでもあります。市民の癒しと創造の空間として、多くの方々に気軽に利用していただく施設です。 森の緑と古民家の暖かさが、優しく皆様をお迎えします。 |
【会場案内図】 [拡大] ![]() (金沢市北袋町ヱ36)
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(第123回かなざわ史跡コンサート プログラム、チラシより参照)
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