−− 2003.05.28 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
■討論内容と投稿者
掲示板−1で女体総合研究所のリチャード・プー氏が提起した「コンプレックス」に付いて、純学問的に心理学の奥深い部分を掘り下げた熱い論争。貴方はロリコンかババコンか?
又、人間の進化と自己保存のメカニズム解明の手がかりに成る、人間の生物学的人口補償についても言及。
更に「早漏はテロだ」という、新しいテロ概念も提出して居る、多くの示唆に富んだ議論を充分お楽しみ下さい!
投稿者▼
[1]:リチャード・プー氏(女体総合研究所性痔部主任研究員)
[2]:柳生十兵衛さん
[3]:Mr.ヤブ氏
[4]:私
コンプレックス考 投稿者:リチャード・プー 投稿日:2003/03/28(Fri) 23:18 No.21
<板−1>
◆◆◆君の病的優越感(優越コンプレックス)の凝り固まりは
ゴルゴ13の読み過ぎ
さて我々はコンプレックスという言葉が大好きです。東京コンプレックス、白人コンプレックスなど。でも本来の英語の意味からしたらおかしいと思った人はいないでしょうか。コンプレックス=複合・複雑という意味なんですが、最近辞書を読むと、我々が思うコンプレックスとは、
inferiority complex 病的劣等感
であり、それに対して
superiority complex 病的優越感
があると書いてありました。二つは対等なのに、一般にコンプレックスというと劣等感のことです。なぜ一方だけが残っているかというと、そちらが多数派だからでしょう。そこで一般人は劣等感の固まりであることが証明されました(←それが君の言う相対的平均値さ)。
じゃロリコン(※1)は?
これはロリータ(映画のタイトル)コンプレックス(※1−1〜※1−3、△1)の略であることは知られていますが、病的少女好きという意味になりますか。本来の分類方法ならば、反対のおばはんコンプレックスもあるはずだけど、少なくとも私はそういう用語を知りません。ということで一般人はロリコンが多数派を占めるという証明が完成しました。
ところで私は明らかに病的優越感をもっています。普通の人と反対です。その理由は、あるとき自分の天才が証明されたからなのです。我が聖書、ゴルゴ13を夜の瞑想の時間に読んでいると、彼が狙撃するときに、右手で撃つのに、(左でも撃てる)右眼でスコープを覗いていることに気が付きました。
私は手足は右利きですが、右眼では望遠鏡を覗けません。カメラのファインダーも左眼で覗きます。さらに耳も左利きです。昔から、電話の受話器をアゴと右肩にはさんで、右手でメモをとる人が不思議でなりませんでした。左手に持てば右手は自由に使えるのにと。
よく体の左右に分かれている部位は、それぞれ反対側の脳に支配されていると言われます。左脳は論理的思考、右脳は感覚的思考。そして普段あまり使っていない右脳を鍛えようと言われています。手足が右利き、目と耳が左利きの私は、普段から人より脳をバランスよく使い、音楽・美術に長けた芸術家肌の天才というわけです。ぐわっははは。
子供の頃から私は少数派が好きでした。祖母におまえは天邪鬼(あまのじゃく)と言われたこともあります。小学校の算数の時間に、独自の解き方を考えて先生をあきれさせたこともあります(本当なら賞賛されるべきであろうが、教育現場では創意工夫の受けは悪かった)。運動会の時に自分が発明した走り方を実践して大失敗したこともあります。しかし今思えば脳がそういうふうに構成された天才なんだから仕方ない。この事実だけでも、病的劣等感が普通である大衆の垢にまみれていないことがわかります。
しかしこの左右分割利きにも弱点があることが最近発覚しました。受話器を左手に持って左耳にあてるということは、携帯電話でもそうします。携帯のボタン操作も左手でやり始めるのですが、動作が遅いので右手に持ち替えます。そこにスキができるので背後から敵の工作員に襲われたら終わりだなぁと思います。
他の左目、左耳利きの人はどうですか?
プーさんに反論 投稿者:エルニーニョ深沢
投稿日:2003/03/29(Sat) 02:02 No.22
<板−1>
>携帯のボタン操作も左手でやり始めるのですが、動作が遅いので右手に持ち替えます。
>そこにスキができるので背後から敵の工作員に襲われたら終わりだなぁと思います。
と在りましたが、プーさんそれは落合信彦コンプレックスでっせ。あの作家も、オレは他人に背を曝したく無いので、レストランに座る時は何時も壁際の席だなんて、たかが物書き風情で訳の解らない事言ってますな。ひょっとしたら落合信彦は「さいとうたかを」コンプレックスかも。
プーより回答 投稿者:リチャード・プー 投稿日:2003/03/30(Sun)
20:50 No.23
<板−1>
◆◆◆天才の本能とは良く言うよ
それはコンプレックスではありませんよ。だって落合信彦やゴルゴ13を知らない小学生のときから、私はそんな事考えて行動してましたね。教室で窓際を避けていました。大阪市内でソ連の核弾頭が爆発したとしても方角からいって、熱線が来ても、その後の爆風でガラスが飛び散っても大丈夫とかマジで考えてましたよ。
人の多いところも好きじゃなかったですね。満員電車も好きじゃないし、ホームで電車を待つときも、後ろから押されたらやばいとか、交差点で信号を待つときも同じ事を考えて、必ず一番前には出ませんでした。
なんででしょうねー。本能じゃないですか。天才の。昨今のテロや韓国での地下鉄火災を見れば、私の判断は正解であったことがわかるでしょう。人間のいないところが実は一番安全なのです。
でも最近はあきらめの境地になってきて、以前は避けていた電車で通勤もするし、しかも降りやすい先頭車両の出口近辺に立ってしまいます。一応、脱線転覆したらここは一番やばいだろうとは思ってるのですけど。
かのゴルゴ13も言ってますよ、強さとは10%の勇気と90%の臆病さだと(かなりあやしい)。
おお〜懐かしいー 投稿者:柳生十兵衛 投稿日:2003/03/30(Sun) 21:40 No.24
<板−1>
◆◆◆柳生十兵衛さん、何寝惚けた事言ってんの
おおなんか、懐かしいですなあ。ゴルゴ・サーティン・・・。それに落合先生までもが・・・。なんか同世代なんですかね?
最近は色々と気を付けないと危ない時代になり悲しい事です。みなさんは、色々と考えておられる様ですね。小生などは、近所のゴルゴ・サテンでお茶を濁すのが関の山でおます・・・
しかしエルニーニョさん、育毛のコマーシャル載せてどないしたんですか?、スポンサーですか?、しかしHPの最初に出てくる、二人のおなごはんえろ〜別嬪さんでなんか雰囲気が合って無い様な気がするのは、十兵衛だけで御座るかな?、あはははは。許されよ。
オレも平和を望んでるぜ! 投稿者:Mr.ヤブ 投稿日:2003/03/31(Mon) 02:34 No.25
<板−1>
◆◆◆Mr.ヤブさん、早撃ちジョージですか?
イ、イラクが膠着状態でよう、ちょっと暇つぶしに書き込みしてやるよ。皆がオレのこと、警視総監気取りだって言うけどよう、オレはちょっと目がガチャ目でよう、それで昔から刑事コロンボに似てるって言われてたわけよ。
また早撃ちジョージって言われてよう、昔から手が早かったわけよ、足は遅かったけどな。
足なんて別に速い必要ねえさ、逃げたりすることねえからな。なんてったってアメリカは最早「地球に敵無し」だからな。だけどよう、そのアメリカの総統のオレもよう、女房にはちょっとよう、な...解るだろ。「あなた早撃ちよ」なんて尻つねられてよう、やってられねえよ。
再びプーさんへ反論 投稿者:プーさんへ 投稿日:2003/03/31(Mon) 04:12 No.26
<板−1>
◆◆◆「背後からアナルされたい」という欲求が
後ろへの劣等コンプレックスを生じる(肛門科で対応)
やあ、何時も何時もこの掲示板を盛り上げて貰い有り難く思って居ますぞ。
ところで、貴方はコンプレックスで無い、と仰って居ますが、私はやはりコンプレックスだと思いますな。何となれば、貴方のそういう用心深い行為は結局の所、「後ろは見えない」という潜在意識に突き動かされて居る結果なのです。自分では意識して無いが、つい無意識の裡にそうして仕舞う、のは必ずそれを突き動かして居る「内的動機」即ちリビドー(※2)が存在して居るのです。
即ち、後ろには眼が無いので後ろが見えないのは当然なのに、普通の人が感じない”後ろ”を過剰に感じるのは正にリビドーの働きです。これはかのフロイト(※2−1)が精神分析に適用した概念であることは、女体研究の権威である貴方はご存知でしょう。
これをフロイト的に解釈すると、貴方のその”後ろに対する過剰な神経”は、実は「後ろへの欲求」から来ているのです。つまり、「貴方は無意識の裡に、後ろからアナルを犯されることを欲して居る」という事に成る訳で、表に現れる背後防御的行動は、実は心理的代償行為に他為らないのです。そして潜在的に「背後からアナルされたい」という欲求が後ろへの劣等コンプレックスを生じているのです。
貴方や落合信彦氏は一度「肛門科」の医者に診て貰うことをお薦めしますぞ!
Mr.ヤブさんへ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2003/03/31(Mon) 04:18 No.27
<板−1>
◆◆◆文明のグロバリズムと文化のローカリズムが相対峙する現代
久し振りですな、ヤブさん。ところで「「あなた早撃ちよ」なんて尻つねられてよう、やってられねえよ。」と仰って居ますが、貴方それ”早漏”ではないですか?
文明のグロバリズムと文化のローカリズムが相対峙する現代に於いて、早漏はテロであり、「悪の枢軸」と言われても仕方有りませんな。
ところで折角の機会なのでMr.ヤブさんにお聴きしますが、嘗てニューヨークで停電が起きた時、真っ暗な中ですることが無くて、と報道されて居ましたが、その10ケ月後に出生率が上がったという報道が有りましたな、一体真っ暗な中でナニをして居たんですかな、ワッハッハ。
さて、お聴きしたいのはここからですが、あの9.11の時もニューヨークは同じ様な状態に成った訳で、その10ケ月後の、つまり翌年の7.10頃出生率が上がった、という統計は出て居ませんかな?
私の言いたいのはこういう事ですぞ。つまり、もし翌年の7.10頃出生率が上がり、死んだ5千人相当の新しい命が通常より多く生まれて居たとすれば、まあアメリカ人の感情は別にして、生物学的には”数”に於ける補償はされたという事に成る訳です。
例えば日本でも「団塊の世代」或いは「ベビーブーマー」と言われる世代は、その親が戦後、それ迄溜まって居たものをドバーッと放出して生み出した世代です。しかしそれは生物学的には、「あの第二次世界大戦で失われた命を短期間で補填した」と見ることが出来、戦後復興とかの経済的・政治的問題を度外視すれば、少なくとも生物学的には辻褄の合う行為であり結果である、と言えるのです。
私はこういう所に生物としての人間のしぶとさを感じているのです。
次はお前だ 投稿者:Mr.ヤブ 投稿日:2003/04/02(Wed)
01:19 No.29
<板−1>
おい、こら、エルニーニョさんよお、早漏とかいってオレを侮辱したな、公衆の面前で。それに刑事コロンボとかいってオレの顔のこと言いやがったな、オレの気にしていることを。
よし、イラクの次はエルニーニョの館を攻撃するぞ!
アナルンバ♪アナルーニャφ 投稿者:リチャード・プー 投稿日:2003/04/05(Sat) 13:45 No.30
<板−1>
◆◆◆アナルOKの娘のアナルは半開き − 私も見たい!
さすが、エルニーニョ氏、するどい指摘です。アナルーニャ深沢って名前を差し上げます。女性形なので愛人か嫁さんにでも使わせてください。
しかし私はアナル好きだけど、されるのはイやですなぁ。なんせ痔主ですから。さらに、実は硬度を保てないから、いいよって言われても圧入したことないでっせ。
ところでアナルOKの娘のアナル見たことありますか?、すぐわかりますよ。半開きなんですねー。びっくりした。
なんでそんなのに興味があるかというと、幼い頃のお医者さんごっこの影響です。しかし不思議ですな。5歳(だったと思う)にして何かを入れようとしていたのです。ちょっと位置は違ったけど。人間の本能てすごいなぁ。こんなこと書いてますが、変態ぶりはヘルメットかぶった人程ではないですよ。
半開き見た〜い! 投稿者:エルニーニョ深沢
投稿日:2003/04/05(Sat) 22:06 No.31
<板−1>
関東の大痔主 −それは「肛門」を使い過ぎて成ったのでは?− のプーさん、そんな名前イラネーニャ。その名前は何か臭いですな、この掲示板の周り匂ってまっせ。さて
> ところでアナルOKの娘のアナル見たことありますか?、すぐわかりますよ。半開きなんですねー。びっくりした。
と在りますが、ワテも見たいですな、その半開き。勿体振らず写真を添付してメールしてちょ〜お、頼みましたゾ。
■独言...(*_-)
◆◆◆ロリコンは極めて真っ当 − 花は蕾が花開く時が最も美しい!!
プー氏は自分では天才気取りですが、分裂的傾向が有ります、確かに「天才は分裂症」「英雄色を好む」なのですが。但し、プー氏は逆を行って居ます。プー氏も相当な色事師ですが、果たして「分裂症ならば天才か?」「色を好めば英雄か?」という逆理が成り立つかどうかがポイントです。
そしてプー氏は、一般人はロリコンが多数派を占めると言いましたが、それは当然です。ロリータを美しいと思うのは素直で正常で極めて真っ当な審美眼です。即ち花は蕾が花開く時が最も美しいのです。皆さん、『源氏物語』を是非読んで下さい。あの光源氏が若紫(後の「紫上」)を見初めたのも、確か源氏18歳、若紫10歳の時です(△2のp162)。そして紫上が14、5歳の時に妻とします(△2のp348)。当然の審美眼を異端視して押し込める現代こそが病理であると私は考えます。
ま、兎に角、ロリコンが多数派を占めるのは”健全”ですゾ。プー氏の言うおばはんコンプレックス、即ちババコン(=ババア・コンプレックス)が多数派を占めた時の悍(おぞま)しさを想像してみて下さい!!
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【脚注】
※1:ロリコンとは、ロリータ・コンプレックスの略。
※1−1:ロリータ(Lolita)とは、V.ナボコフの小説「ロリータ」の主人公の少女名。小説「ロリータ」は中年詩人の異常な少女愛を描いた作品で1955年パリで発刊されたが翌年発禁、1958年アメリカで出版し話題を攫う。以後、少女愛の対象の代名詞に成った。→ロリータ・コンプレックス(ロリコン)。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
※1−2:ロリータ・コンプレックス(Lolita complex)とは、男性の少女への異常な性愛。ロリコン。V.ナボコフの小説「ロリータ」の主人公の少女ロリータに由来。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
補足すると、ナボコフは少女愛の対象者をニンフェット(nymphet) −性的魅力の有る少女− と呼んで居ますが、小説「ロリータ」のセンセーション以後はニンフェット・コンプレックス(nymphet complex)とも言います。
※1−3:ナボコフ(Vladimir Nabokov)は、ロシア貴族出身の小説家・詩人(1899〜1977)。アメリカに帰化。昆虫学の権威。中年男の少女への愛を描く小説「ロリータ」で有名。
※2:リビドー(Libido[独])とは、(本来はラテン語で欲望の意)。精神分析の用語で、フロイトは性的衝動を発動させる力(=性欲衝動)とし、ユングは全ての本能のエネルギーの本体とした。
※2−1:フロイト(Sigmund Freud)は、オーストリアの精神医学者(1856〜1939)。人間の心理生活を、下意識又は潜在意識の領域内に抑圧された性欲衝動(リビドー)の働きに帰し、心理解明の手段として精神分析の立場を創始。主著「夢判断」「日常生活の精神病理学」「精神分析入門講義」。
(以上、出典は主に広辞苑です)
【参考文献】
△1:『ロリータ』(ナボコフ作、大久保康雄訳、新潮文庫)。
△2:『源氏物語(一)』(山岸徳平校注、岩波文庫)。
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