−− 2003.05.28 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2007.08.04 改訂
■討論内容と投稿者
人間は相対的存在であり、真に人間社会を分析するには複素極座標の上で鳥瞰すべしという、セーラー服のコペルニクス的転回を迫る新しい概念を提出。掲示板−1に拠る徹底討論集。
投稿者▼
[1]:リチャード・プー氏(女体総合研究所性痔部主任研究員)
[2]:革命的半ズボン主義者さん
[3]:私
一般人相対性理論の発見 投稿者:リチャード・プー 投稿日:2003/03/11(Tue) 22:44 No.13
<板−1>
◆◆◆一般”人”相対性理論とは
毎度、リチャード・プー from Yokohama です。今回のレポートはぐっとやわらかく、美人について考えましょう。
ある書物によると、美人・美男の顔とは平均レベルのことだそうです。従って、赤ちゃんでも美人を見ると安心して微笑むとか。だとすると、我々の価値観とはいったいなんだったのでしょうか?
ブス-------->並--------->美人
と、多少の誤差があるにしても人々は頭の中で異性をランク付けをしていたはずです。これは1次元的発想なのです。
現実は2次元であり、美人を中心とした極座標系で構成されていたのです!、これにはコペルニクス的発想の転回(※1)が必要です。最高の美人=価値大ではなく、最高の美人=ゼロ=空(くう)だったのです。
従って、人々が思う、他人より金持ちになりたいとか、いい家に住みたいとか思っていた価値観も、実は美人を嫁さんにしたいというのと同レベルで、無意識のうちに平均を求めているのかもしれません。
テストで平均点をとることは、理論的には可能でも実際にはまず不可能です。0点や100点はその気になれば可能ですが、平均値は絶対に予測不可能なのです。その値は相対的に決まり、一定量として存在することはほとんどありえない領域です。仕事でも勉強でもなんでも、よりいいものを目指せば目指すほど、平凡に近づいてしまうという、日常の生活観では論理的には説明できない現象が発生します。これが「一般人相対性理論」なのです。ちょっと前にはやった、日本人の一億総中流意識はこれで説明することができます。
ただ、この理論はまだ未完成なところがあります。それは、美人も年齢と共に劣化します。そこで2次元極座標系に時間軸を加えた、特殊相対性理論に発展の余地があるとつけ加えておきましょう。
最後に、この一般相対性理論を実践する場合の例として、これからの口説き文句も変わっていかねばならないという話を。
「○○さんのルックスは平均以上だね」
という言葉は、「おまえブスだな〜」ということになります。じゃ、誉め言葉は?
「ありふれた顔だね」、「自己中心的だよね」、「爆心地みたい」、「締まりがいいやんけ(直径が短い)」(※2)
などに変わっていかねばならないのです。なぜか最後は関西弁でしたね。ほな、さいなら〜。
相対論は複素極座標で 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2003/03/16(Sun) 14:14 No.14
<板−1>
◆◆◆男女関係には複素極座標系を導入せよ!
いやあ、プーさん、中々締まった理論ですね。そう言えば小学校や中学校など、休み時間に女の子同士で集まってキャーキャー言って騒いで居るの見ると、何と無くプーさんが言った美人=平均的な女の子が輪の中心に居てますな。そしてブス(醜女)(※3) −醜女(ぶす)という語はちゃんと広辞苑に載ってます!!− と言われて居る子は輪の外とか教室の端っこにポツンと居たりして、壁の花をしてますな。キレイ子ちゃんも余り輪の中心で騒いだりはしませんね。そうして見ると少女にはプーさんの理論は可なり敵中してますね。
ところが大人に成ると皆化粧しますからな、ここがコペルニクス的転回点ですな。つまり今迄のすっぴんブスが化粧で美人に転換する可能性が有る訳で、男はここを見分ける”眼”を持たないとダメですな。この眼を持たないばっかりに、結婚初夜で一緒に風呂に入って、さあイザ、という時に化粧の落ちた顔の余りの変わり様に、ヤル気も失せて自殺した男が何人も居ます。化粧は「虚」の世界ですからな。
そこでプーさんに言いたいのは、貴方が仰る極座標系に虚の軸を加え、複素数の極座標系で考えないと完全ではありませんぞ。思えば実世界の図形パターンを表現出来ると言われて居るフラクタル図形(※4)もこの複素極座標系の上で成立するのですぞ。
さて、近年女性が強く成ったとか、或いは男性の権威失墜とか言われて居ますが、これなども相対論の世界ですな。私は以前から思っていたのですが、女性が強く成ったのはやはり化粧とストッキングの所為ですな。であるからして、男も権威を取り戻す為には化粧をせよ、と言いたいですな。厚化粧と言うのは、あれは仮面を被って居るのと一緒ですからな。自分の姿を見られて無いと思うと、人間大胆に成れるものです。従って男もオモイッキリ厚化粧して真っ黒なルージュをベッタリ塗って通勤したらええでっせ。
最近は女性専用車などが在るそうで、これなどは男性差別、男性に対するイヤガラセですな。これに対抗する為に男性専用車を作り、ここに品評会宜しく厚化粧して白粉の匂いをプンプンさせ、胸毛を大きく露出させた男達が乗って通勤する姿は壮観ですぞ、オエ〜。
複素数でセーラー服を着よう! 投稿者:リチャード・プー
投稿日:2003/03/16(Sun) 21:03 No.15
<板−1>
男性の権威失墜についてはエルニーニョ氏とまったく同感です。私もちょうど次回の女体総研週報に取り上げようとしていたところです。
男性はまずカタチから正さないといけません。自然界では間違い無くオスの方が派手です。メスは地味。孔雀だろうがライオンだろうが100%そうです。
しかし、古代から中世くらいまでは人類も男の方が派手でした。少なくとも支配者層はそうですよねぇ。わが国でも戦国時代の武将なんて派手な甲冑に化粧をしていたらしいじゃないですか。
いつからこうなってしまったのか?私の歴史的考察によると、産業革命後にいわゆる近代国家=国民国家が成立し始めた頃の様に思います。どこからか?
それは軍隊です。プロイセンから徴兵制度が確立し、いわゆる制服ができました。そして飾りは勲章だけになってしまい、あとの服装はみんな地味で同じになってしまったのです。
日本はいまだに軍服天国です。男子学生の着るツメ襟と、女子学生の着るセーラー服なんて軍服そのものです。おそらく明治・大正時代の富国強兵策から普及したものでしょう。
つまり戦後じゃなくて戦前から男性弱体化が始まっていたのです。戦後は勲章さえなくなってしまい、ますます平均値に収束してゆきました。ネクタイなんて本当は種類いっぱいあるはずなのに、年輩の人がたまにループ型のするだけですよね。日本男子に制服マニアが多いのも、このことに対するコンプレックスであるはずです。
じゃどうすれば男が強く派手になるのか?逆転現象が制服から起こったんですから、そこから逆にすればいいのです。つまり男がセーラー服を着ればいいのですよ。複素数とはかけるとマイナスになります。つまりセーラー服が平均値に収束してゆく男性を逆方向へもってゆく複素数そのものであったのです。しかしスカートを普通にはいてはだめです。スコットランドの兵隊もスカートをはいてますが股間は守っています。(確かなんか付いてましたよね?)そこで股間にはパプアニューギニアかどこかの民族がやってるように男性シンボルサックをつけます。そして金銀宝石から劣化ウラン、プルトニウム等の希少元素で飾るのです。これはまさしく富と権威の象徴です。
今まで男性は、たとえ大金持ちでもイマイチ富をみせびらかす場がありませんでした。私の友人の高額所得者達もせいぜい数百万円の時計をしているだけです。そんなの500円の中国製のものと見分けがつく人は0.1%以下のマニアだけです。あまりにもむなしいですよねぇ。
◆◆◆超派手な真っ赤なクルマ
えらそうに言っておまえはやってるかって?、私は超派手な真っ赤なクルマに乗っています。しかもなにわナンバーのままなので関東では威力抜群です。ベンツごときはよけていきます(関東人は和泉ナンバーを知らない)。若い頃はピンクのスーツを着ていたことがあります。さらに頭にリボンつけたことあります(これはやりすぎたか?、学生の頃)。
東京に来た今でも”大阪風派手目でガラの悪そうなにーちゃん”みたいな赤い格好をよくしています。しかしまだスカートには挑戦したことないので根性なしかも。
{「超派手な真っ赤なクルマ」へのリンクは2007年8月4日に追加}
プーさんへ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2003/03/21(Fri) 20:54 No.16
<板−1>
◆◆◆戦場でのインキンは致命的
何時もこの掲示板を盛り上げて戴いて有り難う御座います。複素数のセーラー服はイラクの砂漠でアメリカ兵が着たら好いですな。あそこは熱いからズボンだと蒸れて仕舞いますからな。戦場でのインキンは致命的(※5)です。「痒いと闘争心が減退する」、という研究発表が出て居ます。そこで砂漠を進軍する兵士はスカート穿いて、左手に団扇(うちわ)を持って(アメリカから見たらどうせ左団扇の戦闘ですからな)、スカートの下から股ぐらを扇ぎ乍ら進むのが理に適って居ます。スカートの方が砂漠で野糞するのにも便利です。
■独言...(*_-)
◆◆◆ラッキー、オメッキー(Omecky)!!
フムフム、この議論には上の様な返事で逸(はぐ)らかして仕舞ったのだが、それはワシの言いたい事を掲示板に書き込むと、それだけで大きなスペースを食って仕舞うからじゃ。それ程プー氏の指摘は”重い”問題を含んで居ったのじゃ。何れこの様に纏める時にワシの考えを書き加えようと思っての。プー氏は凡そ3つの問題を提起して居る。
(1)真ん中が「空」の複素極座標。
(2)自然界ではオスが派手なのに、現代人はメス=女が派手、そして男が地味の様に逆転した時、男の権威が失墜した。
(3)男の権威を取り戻すにはスカートを穿け。
という問題じゃ。これについて答えようと思うのじゃが、実は(1)以外は今の所コレだと言える答えは無い、色々な説は有るがの。以下にワシの考えを開陳致そう。
(1)の考察
プー氏の真ん中が「空」の極座標とワシの複素座標を合体すると
真ん中が「空」の複素極座標
に成るのじゃが、これは何を隠そう(何も隠して居らんが)、我が有限会社オメガシステムのロゴそのものなのじゃ。下を見るが良い▼。
即ち Ω は「空」を表し、↑ は複素極座標系の座標軸を表して居り、同時に数字の1(始原、陽の数)を表し、又貫く力、即ち勃起力を表して居るのじゃ。そして、↑ が Ω を貫いて居る、即ちこれは男女和合を表し、同時に太極(宇宙万物の元始)を表して居るのじゃ。中々オメッキー(Omecky)(←広辞苑には出てませんゾ!!、※6)であろう。ロゴだから矢印1本で角度や時間をも包含して居るのじゃ、お解りかの、ウワッハッハッハッハッハ!!!
(2)の考察
これについては現代ヨーロッパのオカルト学者兼錬金術研究家(※7〜※7−2)のバラバラニ・バラケルゾ氏の説が面白いので紹介しよう。発想に於いてコペルニクス的転回が見られるゾ。尤もワシがこの説を100%信じているワケでは無い −何しろ証明出来ない− ことは予め断って置くが。
◆◆◆発想のコペルニクス的転回 − バラバラニ・バラケルゾ氏の説
そもそも動物も人も派手な者が権威を持ち、進化史上ずっとオスが派手で権威を保って来た。人間も当初は男の方が派手で男が絶大な権威と権力を誇っていた、少なくとも中世迄は。但し男が派手なのは、王侯貴族や騎士階級や富裕な商人のみで、百姓農民は虫けら同様で権威と無縁の為地味であった。働きアリは皆地味である。
ところが中世ヨーロッパを襲ったペスト(黒死病)の大流行(←特に1347年〜50年のもの)とハレー彗星の大接近(←特に1066年の大接近やジオットの絵画に描かれた1301年の接近、※8)の為に大量に性転換が起こったのだ、勿論大量の死者も出たが。これは”ヨーロッパ・オカルト学の秘中の秘”なのだが、神はここで人間を試された。即ち性転換に耐えて後々為に成る人間とそうで無い人間とを。これを図式的に書くとこうだ。
派手な男 −性転換→ 今日の厚化粧で派手な女:元々は男(オス)
男を扱き使う上海女が典型
地味な女 −性転換→ 今日の地味な背広ネクタイの男:元々は女(メス)
従順な日本の男が典型
だから今日の地味で権威の無い日本の男は本当は女で、チンチンの付いたメスに過ぎない。
というものじゃ。ここで性転換が起きたと言っている所が発想のコペルニクス的転回なのじゃ。中々ユニークな理論だとは思わんかね、諸君。ペストやハレー彗星のことをもっと知りたければ【参考文献】△1、△2を読むが良い。
何々、バラケルゾという名が彼の有名なパラケルスス(※9)に似て居るだと?
ムッフッフ、実はバラケルゾ氏は「医化学の祖」と言われたパラケルススの地下水脈を受け継ぐ直系の弟子なのじゃ。直系では無いがワシもパラケルススの感化を受けたゾ、ムッフッフ!
(3)の考察
これについては、プー氏の主張通り男がスカートを穿けば解決するかも知れんが、未だ誰も実験した者が居らず、実験的に証明されて居らん。ここは是非プー氏自身が実験台に成り、毎日の通キンにスカートを穿いて行って実験データを積み重ねて欲しいと思って居(お)るのじゃ。スコットランドのバグパイプ吹いているオッサンでもスカート穿いて居るので、別に恥ずかしいことは無い。
◆◆◆ワシはもう10年来半ズボンを実践
別の説には半ズボンが良いと主張して居る人間も居る。兎に角都会で一番多数派を占めているサラリーマンの制服じゃ、地味な背広とネクタイに対抗する様に半ズボンを穿いて通キンしたら、これも可なり目立つ。この革命的半ズボン主義者氏をワシは前からの知って居ってのう、実はワシはもう10年来半ズボンを実践して居って(ワシは通キンはしとらんが)、夏は涼しくて快適じゃ。そこでワシは「中々調子ええゾ」ってメールして遣ったら返事が来居ったので、再び彼に是非それを掲示板で主張して呉れと頼んだら書き込んで呉れたのじゃ。そんな訳で「一般人相対性理論」より以前に書き込まれて居るのじゃが、以下にそれを紹介して置こう。
▼▼▼
初めまして 投稿者:革命的半ズボン主義者 投稿日:2003/03/11(Tue) 21:57 No.12
<板−1>
◆◆◆夏は半ズボン、背広組はキンタマむれむれです!
初めましてエルニーニョさん、初めましてリチャード・プーさん。時々見ているのですが、小生にも一言言わせてください、すみません。小生は掲示板などに書きこむのははじめてです(やり方がわからなかった)。
掲示板なんか恥ずかしいので、エルニーニョ氏にメールしたら、是非掲示板に書いて呉れ、とレスもらったので思い切って書きこむことにしました。何事も経験ですから。
小生は夏は半ズボンで自転車のって通勤します、ほんとはミニスカートはきたいのですが、変態に思われるとイケナイので半ズボンです。これ気持ちいいですよ。
革命っていうのは、誰もしないことを反権力的にすることだと思いますが、会社(小生はサラリーマン)で「背広着る」っていう習慣、あれ考えて見ると権力的ですよ。会社に背広着ないで半ズボンはいて出勤したら、もう村八分と同じですよ。小生は部品の品質管理で、よその会社の人と会うわけでもないのに、背広着ないといけない。別にそんな規則は書いてないのに周りの人からシロイ目で見られます。
半ズボンはいてはじめて会社行った時、上司から工場のウラに連れて行かれ、伏せとチンチンさせられ、おまけに就業後専務に呼ばれ座禅(お座り)させられたの今でも時々夢にみます。
でもやっばり小生は夏は半ズボンで自転車乗って通勤しています。だって気持ちいいですからね。専務なんか背広のズボンの下でキンタマむれむれですよ。クサイですよ。
だから小生は自分のことをちょっと革命的かなと思っているのですが。とりあえず、今日はこのへんで。
■独言...(*_-)
フムフム、どうじゃな。革命的半ズボン主義者氏も半ズボンを実践して居ってのう、暑い夏を快適に過ごして居るんじゃよ。そう言えば『革命的半ズボン主義宣言』という本にも日本人が半ズボンを穿かない理由を”まだるっこしく”書いて在ったのう(△3のp107〜109)。それにしても、背広組はキンタマむれむれですは傑作じゃ、ワッハッハッハ!!
それでは皆さん、この辺で失礼をば、致・し・ま・し・す・ゾ。
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【脚注】
※1:コペルニクス的転回(Copernican change)とは、
[1].コペルニクスが唱えた地動説を切っ掛けに、神中心の中世から人間中心の近世への、世界観の大転回を指す。地動説は、ルネサンス期の実証的自然科学を受け継ぎ近世科学の端緒を開いた。
[2].〔哲〕カントがその「純粋理性批判」の認識論に於いて、主観が客観に従うのでは無く、逆に客観が主観に従い、主観が客観を可能にすると考えた事を、天動説から地動説へのコペルニクスの転回に譬えて自ら称した語。
[3].転じて物事の考え方が、がらりと正反対に変わることに言う。
<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
※2:アソコの締まりが良いのは、ヨカマンの必須条件です。この条件の上に更なる高等技術と品性を備え、男を立たせ(=男を勃たせ)立身出世に導くのが究極のアゲマンです。男を零落(おちぶ)れさせるのはサゲマンです。
この必須条件を満たせないのはユルマン、臭いのはクサマン、病気持ちはヤバイのでヤバマンと言い、何れも「二度と遣りたく無い」と言われる代物です。因みに、ヤバマンの女性を私の造語でダッチガールと言いますので、宜しく。
※3:醜女(ぶす)は、容貌の醜い女。
※4:フラクタル(fractal)とは、全体の構造が、それと相似の小さな構造の繰り返しに依って出来ている自己相似構造の図形。海岸線や雲の形の様な自然界の複雑な形も、フラクタルに依って近似的に捉える事が出来る。この理論はフランスの数学者B.マンデルブローに依って提唱され、コンピュータ・グラフィックスの分野に応用される。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
※5:インキンとは「陰金」の音(おん)。陰金は陰金田虫の略。陰金田虫は頑癬の俗称。
※5−1:頑癬(がんせん)とは、白癬菌という糸状菌の寄生に因り生ずる皮膚の湿疹様疾患。青年男子の内股・臀部・躯幹に多く、病巣は縁辺が土俵形に隆起して紅く、中心はやや退紅して暗色を帯びる。痒みが強い。田虫。陰金田虫。
※5−2:田虫(たむし)とは、白癬菌の寄生に因る皮膚疾患。陰嚢・股間に多く発生、初め赤褐色の小結節を生じ、後に輪状に蔓延。痒みが甚だしい。
※6:オメッキー(Omecky)とは、魅力的でラッキー(lucky)で心をそそる状態、又はその様な状態の物事。私の造語です。
※7:オカルト(occult)とは、(ラテン語「隠された」の意)[1].超自然的なもの。神秘的なもの。隠れたもの。
[2].神秘的・超自然的な事柄を研究する一種の擬似科学。ヨーロッパの中世にはキリスト教とスコラ哲学が画一的原理と成った為、全ての異教的なもの・呪術的なものが広大なオカルトの世界を作り、占星術・魔術・悪魔学などを研究する学者が多く現れた。現代では、所謂心霊現象を始め科学的合理主義信仰に反する全てのものがオカルトと呼ばれる。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
※7−1:オカルティズム(occultism)とは、通常の経験や科学では認められない「隠れた力」の存在を信じ、それを研究すること。占星術・錬金術・神智学・心霊術などを言う。
※7−2:錬金術(alchemy)とは、古代エジプトに起り、アラビアを経てヨーロッパに伝わった原始的な化学技術。近代化学の基礎が創られる迄全ヨーロッパを風靡。卑金属を金・銀などの貴金属に変化させたり、不老不死の万能薬を製出したりすることなどを試みた。これらに成功はしなかったが、種々の化学物質を取り扱う技術を促し近代化学発展の基に成った。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
※8:ハレー彗星(―すいせい、Halley's comet)は、周期彗星の代表的な一種で、細長い楕円軌道を公転周期76年で回る彗星。長い尾を持つ。楕円軌道の一端は海王星の軌道に及ぶ。イギリスのハレー(ハリーとも)が初めて精密に軌道を計算して再出現を予言。最古の出現記録はBC239年。前回の出現は1986年。この時撮影した核の大きさは7×7×15kmで、表面にはクレーターや丘の様な起伏が見られた。ハリー彗星<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
※8−1:ハレー(Edmund Halley)は、イギリスの天文学者(1656〜1742)。オックスフォード大学教授・グリニッジ天文台長。周期彗星の軌道を計算して再出現を予言し、死後立証された。これがハレー彗星である。他に恒星固有運動の発見など、多くの功績が有る。ニュートンと親交が有り、「プリンキピア」の出版に尽力。ハリー。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
※9:パラケルスス(Aureolus Theophrastus Paracelsus, 本名は Theophrastus Bombastus
von Hohenheim)は、ルネサンス期のスイスの医学者・自然科学者(錬金術的鉱物学を含む)・哲学者(1493〜1541)。ガレノスや中世アラビア医学を批判し、水銀・硫黄・塩を3要素とする独自の自然観を展開。病気は無機物の服用で治療出来るとして、金属化合物を医薬として用いた。「医化学の祖」と言われる。晩年放浪生活の後ザルツブルクで没。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
(以上、出典は主に広辞苑です)
【参考文献】
△1:『ペスト大流行』(村上陽一郎著、岩波新書)。
△2:『アジモフ博士のハレー彗星ガイド』(アイザック・アジモフ著、酒井昭伸訳、現代教養文庫)。
△3:『革命的半ズボン主義宣言』(橋本治著、河出文庫)。著者は1968年の東大駒場祭で、当時東大闘争の最中に「とめてくれるな おっかさん 背中のいちょうが 泣いている 男東大どこへ行く」というポスターで話題を攫(さら)った人です。
●関連リンク
@参照ページ(Reference-Page):彗星について▼
資料−天文用語集(Glossary of Astronomy)
超派手な真っ赤なクルマとは▼
日本、珍にして奇なる光景(The RARE and STRANGE scene, Japan)
インキン論議▼
エロレタリアート白色革命(White revolution by the eroletariat)
私がパラケルススの感化を受けたこと▼
エルニーニョ深沢とは何者か?!(Who am I ?)