DC11(’09)5月上旬の日記
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2009年05月03日
その歌を聴いたのは、中学生のころ。
どこからか手に入れたのか、4曲入りの「カセットテープ」…ラジカセの販促品かなにかを、誰かからもらったものだったんじゃないかと、うっすらと記憶。
「雨上がりの夜空に」「スローバラード」「トランジスタラジオ」…もう1曲はなんだったかなぁ…。
「歌謡曲」しか知らなかったオレにとって、そのカセットに収められていた「雨上がりの夜空に」は、「日本のロック」の「原体験」になった…と、今にして思います。

そういった意味では、その「カセット」が、その後、聖飢魔IIを受け入れる素地を作ってくれたと言えるのかも。

「雨上がりの夜空に」、「い・け・な・いルージュマジック」、「パパの歌」や「デイドリーム・ビリーバー(THE TIMERS Ver.)」は、大学時代、カラオケのレパートリーにしてました。

その後も「ロック」を体現し続けた人生…太く短い人生だったと思います。
でも、「58歳」という年齢は、やっぱり“早すぎる”と思います。
いつか彼の「愛し合ってま〜す!!」を生で聴きたかったけど、叶わぬ夢になってしまいました。

忌野清志郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2009年05月04日
GWの真っ只中、如何お過ごしでしょうか。

GWで思い出すのが、今からちょうど10年前…1999年、いやさDC1(魔暦元年)の5月3日のこと。

その日は、聖飢魔II最後の「信者の集い」、ところは広島。
昼・夜二部構成なれど、夜しかチケットを取れず、その日は広島で泊まり…ということに。

携帯電話はまだ所持しておらず、受信・発信だけのPHSのみを持っていたころ。
いんたーねっと…なんていう便利なつーるは、まだオレの手元までは届いて来なかった時代。
ホテルを取るのにも、「時刻表」巻末広告から、あたりをつけて片っ端から電話していた、そんな時代。

ところが、何軒電話すれども、全て「申し訳ありません、満室です。」
それもそのはず、広島のGWは「フラワーフェスティバル」という催し物で、内外からのお客さんでいっぱい。
そんなんじゃ、あてずっぽうで宿が取れるはずもない。

当日「ま、なんとかなるだろう♪」とお気楽な気分で広島入り。
「信者の集い」の後、何軒かのホテルへ突撃!
飛び込みで空室あるか否か尋ねてまわるも、あえなく全滅・撃沈…。
おまけにだんだん天気が崩れ…雨まで降ってくる始末。

結局。
自由な方々に混じって、広島駅地下道で一夜を明かしました。(爆)
いやぁ、あれ以来、大概過酷な状況でも
「何とかなる…というか、なるようにしかならん。(爆)」と思えるようになりました。

10年経った今でも、あの日…広島駅地下道で明けた5月4日の朝のことは、忘れられません。
いい想い出、ですね。

2009年05月07日
GWの連休もひと区切りで「平日」なこの日。
映画「超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」を観て参りました…って、また一段と長ぇな、タイトル。(以下「超・電王」)

     

「仮面ライダー電王」を核に劇場映画が公開されるのは、これが4本目。
しかもTVの放映終了後から数えても3本目という、一種「異常事態」。
これもFANからの熱い支持が…といえば聞こえはいいけど、「仮面ライダー」というコンテンツ以上に「電王」というコンテンツが「ビジネス」として成立する…というオトナの事情がもろ見えですわな。

ただし。

「電王」に関していえば、新たに世に出される「電王」が、FANに支持されるだけのものであるからこそ、でしょう。
特撮FANだって、なんでもかんでも「電王」と名前付けりゃ飛びつくってほど、馬鹿じゃないし(たぶん…汗)、逆に、どんどん目が肥えていっているわけだし。

ともあれ、「超・電王」
TVでの放送終了後劇場公開された「クライマックス刑事(デカ)」が「お祭り」、「さらば電王」が、一旦「区切り」となる作品だとしたら、今回の「超・電王」は、その区切りを受けての「新たな始まり」と「原点回帰」

どんどんオトナになり、「電王」ワールドから離れざるをえない佐藤健クンに代わって“ちっちゃくなっちゃった”良太郎を演じるのは、最初の劇場版「俺、誕生」で子供時代の良太郎を演じ、今年のNHK大河ドラマ「天地人」での好演も記憶に新しい溝口琢矢クン。
さらに、TV版後半から、ハナ→コハナを頑張った松元環季ちゃんに、今回の「主役」となる“少年”ユウ役を沢木ルカちゃんが演じる…という、核になる人間(笑)3名が、すべてローティーンという、まさに「NEOジェネレーション」

ユウ少年が出会い、旅をし、別れるまで…そんな物語です。

以下、ネタばれ…ない感想をちょっと。

とにかく、今回主役のユウ少年の「目」がいいのよ。
演じる沢木ルカちゃんは、1997年生まれの「女の子」なわけだが、最近のイケメン俳優さんたちとまったく違った輝きを放った、まぎれもなく「美少年」ですよ。
彼と交流をもつキーパーソン、室町時代の少女・トキを演じるは、アイドル、アッキーナこと南明奈。
台詞回しは、ぶっちゃけ「・・・」だけど、アイドルならではの「華」があり、かつ、その所作になんとも言えない「雰囲気」があって、その演技は決して嫌いではなかったですよ。
ユウとトキのふたりだけのシーンでは、うかつにもちょいとウルルんと来てしまいましたし。

もうひと組のゲスト、「鬼」兄・クチヒコ、弟・ミミヒコをそれぞれ演じるのは個性派俳優・篠井英介&柳沢=あばよっ!=慎吾。
ほかにも強烈な印象を残すひと…ばかりじゃない面々のなか、こんな言い方誠に失礼承知で言いますが、「頑張った」んじゃないかと。

そう人間以上に個性的な面々、レギュラー・イマジンsは、もういっつも通りだし、いつも以上だし。(笑)
なんでかキバに出ていたモンスターズに、昭和10年憑依してるわ、モモは「鬼」だし。(←この当たり前のことが今回、すっげぇ笑える。)
でも今回は、なんっつてもデネブだね。これ以上はネタばれちゃうんで言わんけど。
さらには、現在TV放映中のディケイドの登場人物が客演、その流れで、ほかの「平成ライダー」からもライダー参戦…。
って、こんだけ登場人物が多くてとっちらかりやすいところを、小林靖子女史(“女史”と書いて“にゃん”と読むこと)が見事に御し、裁ききり、エンターテイメント作品として良質の筋立てを見事に成立させています。

ほかにも前回「さら電」からの成長著しい良太郎の孫・幸太郎、TV版の冒頭から出ていた「生身の人間」としては、とうとうふたりだけになっちゃいました…のナオミ&オーナー(てか彼ら、生身の人間なん?)とか、ちゃんなか・侑斗とか、電王&NEW電王の「無理やり」加減が素敵過ぎる新フォームとか…書きたいことは山ほどあれど、長くなっちゃううえ、わからんひとにはさっぱりわからぬでしょうから(苦笑)、まぁこのあたりで。

さて、線路はどこまで続いていくのでしょうか、ね。

2009年05月06日
「こどもの日」・祝日で、大橋隆志さんのお誕生日。
んでもって、極私的には「革婚式」
そんな5月5日。
前日、5月4日に大阪公演の始まった、音楽劇「三文オペラ」に行って参りました。
4月中に、渋谷Bunkamuraシアターコクーンでこの舞台を観たのですが…。
大阪公演での、この「熱」はなんなんだろう!?
渋谷では感じなかった「熱」を客席から感じ、それが舞台上に相乗効果を起こし…自分のなかで、この日の公演が「ベスト!」になりました。
このお芝居って、もしかしたら「大阪」という土地柄と親和性高いのも。
大阪公演の会場、厚生年金会館・芸術ホールは、シアターコクーンと比べて、高さと奥行きを稼げない分、仕掛けはシンプルなんだけど、これはこれでいいかもしれないなぁ・・なんて思ってもみたり。

しかし、Bunkamuraシアターコクーンで初日を観たときには、こんなに自分自身が「ハマる」とは思いませんでしたよ・・。

でも、ここに来てこんなにハマったのに、手元に残るチケットは、9日の千秋楽のもののみ。
5日の公演の、客席と舞台の「熱」にあてられて…もう1回くらいチケット取っておけば良かった!!…と思っていたところが。
ななななんと、御仲魔のマイミクさんが、6日の舞台、やむにやまれず行けなくなってしまい、宙に浮きたるS席のチケット1枚。
ほかにチケットの引き受ける方がいなければ…という「保険」で立候補させて頂いたところ(初見のひとがあれば機会をお譲りしたいし)、結局ほかに現れず、もう喜び勇んでチケットを譲って頂いくことに!

というわけで、明けて6日。
心斎橋駅でチケットを受け取り、丁重に御礼申し上げつつも、足取り軽く向かいまするは大阪厚生年金会館・芸術ホール。
席は1階席後方なれどセンター…つまり、見切れることなく舞台全体を真ん中から観られるベストポジションのひとつ。
美味しいよー…ウメーウメー。(誤)

本当は観たくて、でも観られなくってというチケットをお譲り頂いての観劇。
ちょっぴり心が痛かったですが、その分もめいっぱい拍手して参りました。

舞台の「熱」そのものは、前日のそれが上回っていたように(私見)思いましたが、イロイロと美味しいことがありまして。

もうご覧になられた方はご存知と思いますが、休憩明けの二幕・三幕冒頭、ドリブまじえて登場するモリタート歌手こと米良美一さん。
前日は「こどもの日」にかこつけて、自虐・自爆ネタに走った米良さんですが、今夜は、ななななんと、「LOVEマシーン/モー娘。」のサビを歌いながら登場、会場拍手&手拍子。(笑)
(5月5日、6日と、厚生年金会館・芸術ホールの階下にある大ホールでは、本家?モー娘。がコンサートを開催。)
でも、そこから「日本の未来は…」というMCにつなげるあたりは…まるで、この日を見越したかのような流れでした。

さらに、カーテンコール。
最後の最後の最後…で、前日は三上博史さんが挨拶をされたのですが、この日はデーモン小暮閣下の手にマイクが回ってきて。
「えっ!?吾輩?」という表情でマイクを受取った閣下。
…スミマセン、こらえきれず、「閣下ーー!!」コールをしてしまいました。

そして…
閣下「大阪ーーーーー!!!」
会場「イエーーーー!」
閣下「楽しかったかーーー!!!」
会場「イエーーーー!」
閣下「明日も来るかーーーー!?」
会場「…イエーーーー!」
閣下「待ってるぜ!w」
大拍手、大拍手、大拍手…のなか、幕が降りつつ、最後に閣下…
閣下「うそつけぇ・・!」
大爆笑。
いやもう、この煽りと「うそつけぇ!」を聞けただけでも、この日観劇した甲斐があったというもの。

で、そんな「うそつき」のひとりのオレ。
そりゃまぁ、行けるものなら、7日、8日の公演も行きたかったのですが…そこはいろいろな事情もございますれば(主に¥)…9日、大千秋楽の観劇に、残りのすべて(何のだ?)をぶつけることに致しました。

ところで…。
そんな大阪厚生年金会館・芸術ホールのロビーに、こんなものが…。

        

んっ?なんじゃらほい??

    

・・・って、これ効果あるのか…どーよ?
(ってお前が聞くなって。)
それよりも、結構咳していたひと多かったし、本気でやるなら、マスクの無料配布だよね、コストかけても。
まぁ、新インフルエンザに対して、「対策をした。」という事実のみが重要なのかもしんないけど、ね。

2009年05月09日
先月5日、渋谷のBunkamura・シアターコクーンで開幕した音楽劇「三文オペラ」
5月4日より、舞台を大阪厚生年金会館・芸術ホールに移し、いよいよこの日、大千秋楽を迎えました。

最初は、この舞台を、どう捉えていいか…正直なところ、まったくわからなかったでした。
これは名作なのか、駄作なのか? 古典的なのか?前衛的なのか?
あまりにも頭のうえに「?」が浮かんでは消え…ず(苦笑)、「?」ばかり。

しかし、東京で2回目、3回目の観劇をし。
5月に入り、2度、大阪で観劇をして…言葉ではうまく言い表せないのですが、この舞台の楽しみ方と、「そういうことなのね!」というのが理解出来てきた…ような気が致します。

特に、大阪で最初に観劇した、5月5日。
先に日記でも書きましたが、この日の客席の「熱」というのは、尋常ならざるものを感じました。
その「熱」に乗っかることが出来て…初めて音楽劇「三文オペラ」の真髄を知った気がします。

そうして迎えた大千秋楽。
この日の座席は・・・最前列・センターブロック、上手側通路横・・・!!

この舞台を観劇された方のために、もっとわかりやすく説明すれば、第7場・「ピーチャム社長(閣下)御輿」の起点です!!
最後の最後でこの席ってぇのは、ほんっと、美味しすぎる、ウメーウメー!(違)
とりあえず、この日のアレコレを、ふたつほど御報告。

その壱 【第一場】にて
フィルチにいろいろ語りながら、「乞食マニュアル」ファイルになにやら書き込んでは、ほいほいと、前方・・・演出の都合上、暗幕をかぶせられ未使用のA列あたりに放り投げる閣下 as ピーチャム社長。
最前列におりましたこともあり、後ほど、1枚回収させて頂きましたが・・・。

     
        「地獄の沙汰も金」

なんで、「金次第」はなくって「金」…「体言止め」の言い切り???
ちなみにほかには、『有馬兵衛の紅葉閣へ』、『通天閣を屁でとばせ』、『あたいらあそこのものでんねん(与えよ、さらば与えられん・・・のパロ?)』なんていう、有り難ーーい文言が書かれておりました。(爆)

その弐 【カーテンコール】にて
ひな壇上のなっち・ポリーを、閣下・パパ、松田美由紀・ママが、左右手を添えて下ろしてあげる…というのが毎度なのですが、この日は大千秋楽・・ということで、感極まったせいか手を添え忘れていた美由紀・ママ。
結果、閣下だけがなっちに手を貸し、ストン!となっち、壇上から舞台上に。
そのとき、閣下が、なっちの耳元になにやらこそこそ、コクン!と小さく、可愛くうなずくなっち。
恐らく、閣下は「大丈夫?」みたいなひと言をささやいて、なっちがうなずいた…のだと推測するのだけれども…。

そのシーンを思い出すだけで、
どんぶり飯三杯は行けます!!!
(爆)

大千秋楽を迎え、ネタばれたうえ、改めてイロイロ書き綴りたいのですが、ちょっとまだ頭のなかでとっちらかったまんまなんで(苦笑)いずれこちら↓の「酒場」に出向いたうえで、書きたい…と考えております。

BAD(バケツのアゴ同盟)
 http://homepage2.nifty.com/you-guy/bad/
 →「音楽劇『三文オペラ』専用 三文酒場」
   http://hpcgi2.nifty.com/you-guy/sanmon/sm.cgi

かくして。
音楽劇「三文オペラ」が終幕し、世知辛い世の中に戻って参りました。

「じゃあ、何を生きる糧にすればいいの?」

…うーーーん、結局、「萌え」かな?

2009年05月10日「前編」
ダンディータイムコンサート LIVE!Do You KYOTO?2009
京都から世界に〜母なる地球を守りたい。@円山公園音楽堂


    

京都議定書採択の地・京都から、アーティストが環境問題に対してどう向き合い、どう取り組んでいくか・・・というような、そんな趣旨のイベントライブ。
ちなみに「Do You KYOTO?」の「KYOTO」は「環境によいことをする」という、「動詞」として用いるのだそうで。

…と、ここまで、昨年の同イベントの日記から、ほぼコピペ。(ぉぃ)

昨年は7月5日、最高気温が33度を越えたなか行われましたこのイベント。
思えば、昨年、このイベントが「face to ace・夏の強化合宿、ばっち来ーい!」の始まりになったんでしたっけ…。
というわけでイベントの概略を…。

開場午後2時…。
炎天下の野外音楽堂、まずは前方、そして日陰から席が埋まります。
開演は3時〜ですが、それに先立ち、本日のMCを担当するKBS京都などでパーソナリティーをしている対馬京子さんが前説開始。
そして彼女の呼び込みで、京都タワーの“ゆるキャラ”たわわちゃん、協賛のコカコーラからはQooちゃん、そして星のお兄さん・・と、『3体のキャラ(笑)』がステージ上に。

参考:たわわちゃん
 http://www.kyoto-tower.co.jp/kyototower/tawawa/Profile_tawawa.html

豪華ゆるキャラを従え、大爆笑の前説後、午後3時、イベントSTART。
以下、御出演アーティストについて、出演順に少しずつ…。(以下適宜敬称略)

北野淳
 http://kitanojun.syncl.jp/
主催・秋人さんの盟友・北野淳さん。
ピアノ(キーボード)の弾き語りを1曲と、ピアニカの方をゲストに迎えて1曲。
優しい感じの曲…歌詞はきょうのイベントのテーマに合ってるかな。
時折、「ホーホケキョ」とか「ピーピー・・」とか、鳥たちが生鳴きでコーラス…野音の醍醐味です。

poecolo(ポエコロ)
 http://poecolo.jugem.jp/
「木屋町情熱劇場」から誕生した、秋人さんプロデュースのふたり組アイドル。
きょうが、人前で初のステージ・・初々しい!
バックダンサーに、たわわちゃん&Qooちゃんって、超豪華。
Qooちゃんのダンスが、フリーダムすぎ。

わたなべ ゆう
 http://ukiwaboy.petit.cc/
昨年の「Do You KYOTO?」ではオープニングアクトで登場のわたなべさん、今回は本編で。
アコギのインスト・指弾き、オリジナル&カヴァー(カーペンターズ、ルパン3世)。
オリジナル曲は軽やか、さわやか、しっとり。
ルパン3世ではトリッキーなテクも披露。
会場脇からはACEさんも熱い視線、拍手。
LIVE後、物販までCDを購入しに行って、スタッフのひとに「きょう演奏したのは、どれに入ってますか…?」なんて尋ねとったら、「有難うございます!」なーんて、御本人が目のまん前にいらっしゃって、めっさビックリ!
気さくなお人柄の様子…機会あれば、またライブを観てみたいな。

MAKOTO
 http://www.fan-g.co.jp/makoto/
芸妓「真筝(まこと)」にして、シンガーとしては「MAKOTO」…という異色の経歴なお姐さん。
発起人のひとりで、昨年に続いて今年も登場。
アコギの伴奏で、ボサノバぽいオリジナルと、「ハナミズキ」をカヴァーで。

昨年に続いて、門川大作京都市長舞台上に…。
市長の取り組む京都市としてのエコなあれこれを話したり・・。

Baby Boo
 http://www.boobooboo.net/
アカペラのコーラス・イケメン5人組。
「ありがとう」をコンセプトに作ったカヴァーアルバムからの曲とオリジナルの曲。
最後の曲は、マイク・スピーカーを使わない、完全アンプラグドでの生声・生歌…うーーーん、究極のエコですねw
声量を張り上げて届かせる…のではなく、丁寧に音と言葉を伝える感じ。

LIVEとLIVEの合間の転換のときに、LIVE終わったアーティスト、MCのふたりに、秋人さんやらMAKOTOさんやらをまじえての「ECOトーク」なんかもあり。
で、Baby BooのLIVEの後、ECOトークに続いて…プレゼント抽選会!
賞品は、MAKOTOさんがCMに出た象印のマイカップ「ステンレスマグ」に、今回出演のアーティストのサインを添えて、10名様に。
ふーーん…と思っていたら…。

あ、あ、あ、あ…

当たっちゃった!!

   

1ヶ月前の「東京Party」でも、抽選会で「3,000円キャッシュバック」が当たっちゃったし…なんなんだろう、この引きの強さは…。
もう、来年分くらいまでの運を使い果たしちゃったんじゃないだろうか…逆に怖いッす。

ちょいと長くなって来ましたので、「後編」に続く…。

2009年05月10日「後編」
(「前編」から先にお読みください。)

さて、LIVEに戻りまして…。
この頃には、だいぶ陽も傾いて、涼しくなって参りました。。。

岩男潤子
 http://www.junkoiwao.jp/
ミュージシャンとしてはもちろん、声優としてのほうが有名…かな?
オレ的には「EVANGELION」の洞木ヒカリですが、名刺代わりに「シンジ君!女の子を泣かせるなんて!」のくだりをやってくれて…ちょっと感動。
「天使の歌声」なんて紹介されていたけど、それもうなずける清涼感あるシルキー&ウィスパーボイス。
アコギの弾き語りで、オリジナル&内外のカヴァー…家族・母を思う歌に、ほろり。
MCは…かなり天然な、ほんわかした感じでしたw

秋人
 http://www.akihitomusic.com/
今回のイベントの発起人・主宰。
まずは「秋人」として2曲。
それから、TOPバッターも務めた北野淳と一緒の「秋淳」としても、2曲。
おふたりの息の合ったハーモニーに酔い、そのかけあいに大爆笑。(笑)

三浦和人
 http://regm.jp/
「愛はかげろう」で有名な元「雅夢」の方。
その「愛はかげろう」は29年前…大学生のころで、現在51歳!と。
おひとりで活動されているの、今回初めて知りましたが、当時と変わらぬままに円熟味を増した歌声…素敵でした。
しかし、口を開けば、自虐・自爆をものともせぬ大爆笑トークww
「愛をかげろう」を含めて3曲と少な目でしたが…ご本人曰く「なぜならば話が長いから。(爆)」

そして、大トリに、2年連続で、face to ace 登場。

1曲目、「風と貝がら」の後のMC…。
ACE「昨年に続いてトリで恐縮です。来年は、トリじゃなくって真ん中とか最初でもいいですよ。そうしたら、出番が終わったら、裏でプシュっ!と(笑) 我慢するの大変でした。」
昨年の「LIVE!Do You KYOTO?」での映像が、今やった「風と貝がら」のPVでもふんだんに使われていて…
ACE「どこかで見かけたら、「ああ、ここや!」って思ってください。(笑)」
そして、M2.〜M4.
M2.「ノスタルジア」のころ、ちょうど日が入り始め、M4.「ヒグラシ」のころ、まさに文字通り“日が暮れる”という、絶妙のタイミング…。
ゆっくりと空が、周りが、色と明るさを劇的に変えていくなかで、face to aceの曲が…。
これはもう、言葉ではとても表現出来ません…。
全4曲…ときわめて短めの登場でしたが、この空間・瞬間にface to aceの生の音を聴けて、本当に感動致しました。

f.t.a.のステージ終了後、全出演者+Qooちゃんがステージ上に。
このQooちゃんに、海月さんが大喜びで、まぁ、食いつくこと、食いつくこと。(爆)
スライディングキック!をしていじめたかと思えば、ポーズを取らせてはカメラで激写!(笑)
最後に、秋人さんの「一番星」を、ステージと客席で歌い、今年も長く暑いイベントが終了・・。

退場時、よちよち歩きでステージから去るQooちゃんの後ろから、よちよち歩きでついていく海月さん…それを真似してBaby Booやpoecoloまで、よちよち…。(爆笑)
Qooちゃんの何が、そんなに海月さんの心の琴線に触れたんでしょうか…御本人にお伺いしたいところですww
      

2009年05月14日
木曜日。
前の職場での午前診が順調に終わったので、予定よりはやく新幹線に乗車。

まず向かいまするは上野の森・東京国立博物館。
こちらでは、特別展「国宝 阿修羅展」が、絶賛開催中。

     

ものすごく混雑している…とは聞いていたけど、平日の夕方にはそれほど待たずに入場出来る…とも聞いておりました。

駄菓子菓子(だがしかし)。
午後4時過ぎに到着した時点で、入場50分待ち…。
これが「それほど」レベルだとしたら、土日などはいったいどんなことになりますやら…。

ともあれ、50分ほどは待たずに入場。
国宝・阿修羅像はじめ、八部衆像と十大弟子像の興福寺に遺存する脱活乾漆像14体すべてが一堂に展示。
興福寺境内の外で14体がそろって展示されるのは初めてのことですが…。

逆に言うと、興福寺ではその宝物館で、そろって…ではないものの、常時展示されてるんですよねぇ。
もちろん、オレも、興福寺のほうでここ数年でも2回ほど拝ませて頂いています。

なので…。
地元のスターが、実は全国的にもスターで、東京ドームクラスをいっぱいに出来るほどの人気と実力だった!…ってそんな気分?(うーーん伝わりにくい・苦笑)
いつもはガラスケースのなかで、細心の注意は払われているだろうけど、割と無造作な印象で展示されている彼らが、それはもうすんばらしい照明とディスプレイでもって並べられているのを観て、「キレイに飾ってもらって、たくさんのひとに観てもらえてよかったねぇ。」と…たくさんのひとに揉まれながら、そう思いました次第。
いずれ興福寺に「凱旋」するだろうから、またそのときに拝みに行こうかな。

夕刻、上野を後にして渋谷へ移動。

face to ace 3ヶ月連続企画
『MONTHLY COLLABO SPECIAL-真っ向勝負!!-』
ゲスト : 池田聡

    

face to aceが他のミュージシャンと、ただ単にセッションするだけでなく、お互いの曲に参加しあう…という『MONTHLY COLLABO SPECIAL-真っ向勝負!!-』
この企画のその第1弾は、昨年〜のyairi'sで、すっかりf.t.a.ファンの間でもお馴染みとなった池田聡さん、です。

最初は、face to ace、いわゆる2TOPでのライブからスタート。
どこかいつものライブと違い、ちょっと緊張の色が濃いACEさんは、のっけから歌詞を飛ばし気味…。
4曲ほど、f.t.a.の曲があったあと、いよいよ本日の『真っ向勝負!!』の相手、池田聡さん登場。
まずは池田さんの紹介。
A「勝負といっても彼はサブミッション(関節技)の使い手だから勝てませんね。飲んでるとき、かけられましたけど、動けませんでしたから。」
※注:池田さんはブラジリアン柔術・紫帯(道場を持つことが許される)の腕前。
海「ひとがどうすれば壊れるか、知っているタイプですね。」
A「道場に来てた東大の柔道部全員、コテンパンにしたそうですから。」
そして、呼び込まれる池田さん。拍手。
池田さん、挨拶されてから…。
池「東大柔道部、全員じゃないですから。ふたりくらい・・。」
A「ボコボコにしたんですか?」
池「優しくですよ。Killing me soft・・ですよ。(笑)」
…なんかそっちのほうが、怖いんすけどw

池田さんのソロステージ、アコギの弾き語り。
この日まで、自分のソロパートがあるのを忘れていて、つい先ほどまで選曲していたとかww
挨拶替わりの「月の舟」、「届かなかったラブレター」という企画とのコラボ曲「約束」、バイオリニストとのコラボ曲で、ベートーヴェンの「悲愴」をモチーフにした「僕を呼ぶ声」の3曲を熱唱。
アクマで私見ですが、この類の音楽をしているボーカリストとしては、日本でも5指に入るほど、上手くてキレイな歌声なのではないでしょうか…。
しかしMC…口を開けば…池田さんワールド全開ww
たとえば「約束」のあと…
池「「生まれ変わっても同じひとと…」なんて、たいていの女のひとは思ってないんだぜ。(笑) アンケート取ると、男のひとは「生まれ変わっても同じひとと」って言うけど、女のひとは「違うひとがいいわ。」って…くそぉ。」(爆)
その独特の口調、言い回し、そして何よりも「間」で、アウェイであるはずの客席を、すっかり池田さんワールドに巻き込んでおりました。

池田さんのソロパートが終わって、いよいよ池田さんの曲に、f.t.a.が加わる…というパートへ。
海月さんが、寝ずにアレンジした…とのこと。
コラボ1曲目は、池田さんが昨年10月にリリースしたシングル曲「雪〜あなたがいてくれたら」
「雪化粧」を彷彿とさせるような、でも、もっとキラキラと雪の結晶きらめくような、そんな感じのアレンジ。
2曲目はyairi'sのツアーでもACEさんとコラボした、ちょっとハードな曲調の、「サクリファイス-Sacrifice-」
もともと、舞台の劇中歌だけあってドラマティックな曲なんだけど、それが海月さんのアレンジでさらに際立って。。。思わず鳥肌。
演奏の終わったあとの、「どうだ!」と言わんばかりの誇らしげな海月さんの笑みが、印象的でした。
海月さん、池田さんに対して「好きなコード、似てますよね?」とか…ミュージシャン同士、通じ合うものがあったんでしょうね。

再びface to ace のステージに戻り、池田さんの再登場は、アンコールで。
今度は、face to aceの曲に、池田さんが加わる形。
池田さんのギターについて、ACEさん曰く「Hなアルペジオ」
池田さんは、「そうですか?」と言いつつ、何フレーズか弾かれると、f.t.a.のふたりして「うあっ!」「うぁっ!」「いやらしい!(笑)」と身もだえ、悶絶。
「これを、本田にも聴かせたかった。」と語るACEさん。
池田さん参加のf.t.a.の曲は「MISSING WORD」と「ノスタルジア」の2曲。
face to aceワールドに、自然に溶け込み、広がりと深みの「アクセント」を加えた池田さんの演奏とコーラス…素敵でした。

最後の最後は、いつものように「so sad-so what?」でライブ終了。
再々度池田さんをステージに呼び込み、ガッチリおふたりと握手。
ACE「機会があったら、池田さんのライブにも足を運んでください。きょうは有難うございました!」

・・・・

というわけで。
今月末の池田聡さんのアコースティックソロライブ、急遽行くことに致しました!(爆)
いやぁ、またあの「池田さんワールド」を味わせてもらいますですよ♪♪

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2009年05月17日
木曜日に東京行って…中2日で、また上京。

まずは、有楽町からテクテクと日比谷へ。
シアタークリエにて「ミュージカル この森で、天使はバスを降りた」を観劇。

     

大塚ちひろちゃん主演のミュージカル。
恒例(?)の『ちひろちゃん定点観測』です。

今公演、ちひろちゃん、堂々の「主演女優」
刑務所を仮釈放となったパーシー(演・大塚ちひろ)が向かったのは、採石場があり栄えていたのも今は昔…な田舎街・ギリアド。
彼女は刑務所で見たガイドブックにあったこの街の自然に惹かれてやって来た・・・とのこと。
「よそもの」の彼女が働き始めた「GRILL SPITFIRE」の老主人・ハンナ(演・剣幸)、そこを手伝うことになったシェルビー(演・土居裕子)と、3世代の女性を軸に、それぞれに心にキズやわだかまり、コンプレックス、そして『秘密』を抱える登場人物、そして『街』が、パーシーの行動・言動によって「癒し」と「再生」を得ていく…そんな物語。

ちひろちゃんは、「ハウ・トゥー・サクシード」のとき以来の「等身大」に近い女の子の役柄。
主役、ということで、ほぼ出ずっぱりの、歌いっぱなし。
ソロで歌うシーン多かったけど、そのときには、ちょっと抑え気味に感じました。
むしろ、ハンナ&シェルビーと一緒に歌うところで、彼女の歌が際立っていたような、そんな感じかなぁ。
主演、ということで、カーテンコール時も真ん中で、ほかの出演者を仕切るような形…堂々の「座長」ぶりに、成長が感じられます。

出演者は上記の3名含めて、全部で7名とこじんまり。
アイリッシュ系の音楽と合わせて、ほんとに「癒しの空間」…。
なんというか、つい先日まで観ていた舞台とは、本当になにもかも対照的でしたね。

後半、クライマックス〜ラストにかけては、もっともっと盛り上がるような演出でも良かったかな…と思いつつも、まぁこれはこれで良かったのかな。
大傑作!というわけではないけど、もっと評価をされても良い「佳作」だと思いました。

さて。
日比谷で観劇後は、渋谷に移動。
ちなみに江戸っ子は「日比谷」も「渋谷」も、どちらも「しびや」とか。(某悪魔なドラマー談。)

ACE “アコースティック・ライブ 〜 the 単独犯”
@SHIBUYA KABUTO


     

ACE兄さんのアコースティックソロライブ「単独犯」
ここのところ、名古屋、大阪の「単独犯〜the 高飛び」には行ってましたが、渋谷KABUTOでの「the 単独犯」は、ちょっと久々になります。

先日の「COLLABO SPECIAL -真っ向勝負!!-」でのホスト役、さらにその後携帯電話を機種変したばかり…ということで、「頭をフル回転」させていたとのこと。
で、きょうはプライベートライブだから「ゆるゆると、マイペースで行きます。」と前置きw

それでも、そうは言いつつもお話は、渋谷でやっていたお祭りの話から、従兄が仕切り役のひとりという浅草三社祭の話、京都でのライブ後に遭遇した高速道路の工事、ちょこっと政治の話、FM軽井沢や、ライブのメニュー作りの苦労、今後のライブの予定、そして今一番HOT!な携帯電話など、多岐にわたっておりました。

ギターのコードに合わせてボーカルのハーモニーをつけてくれるという「VOICE BOX(エレクトロハーモニクス社)」を使っての演奏、今回初めて聴きました。
曲は「I just called to say I love you / Stevie Wonder」と「Ebony & Ivory / Paul McCartney & Stevie Wonder」の2曲。(ほかにもちょっと使ったかも?)
自分の声で、ギターに合わせてコーラスがつく…って聴いていたけど、「嗚呼、成るほど、こういうことか!」と。
ちょっと文字では説明し難いので、興味のございます方は、ぜひ機会を得て御覧くださいませ。

終演後、ちょっとだけご挨拶。
先日の「LIVE!Do You KYOTO?」でのお話や、7月に予定されている「単独犯〜the 高飛び」の京都での舞台となりますライブハウス都雅都雅の話などを少し。
ついでにACEさんに「月末、都雅都雅での池田聡さんのLIVE行って来ます。」と報告したらば、「しっかり偵察してきて。(笑)」という、有難いお言葉を頂戴しましたv

2009年05月23日
この週末で終了…ということで、奈良国立博物館、特別展「国宝 鑑真和上展」を観に行って参りました。

        

10日前に行きました、東京国立博物館の「国宝 阿修羅展」にはもちろん及びませんが、そこそこの混雑でした。
しかし、鑑真和上…唐よりの訪日を企てること5回。
何度も挫折・失敗を繰り返し、失明しながらも日本に渡ってきたその生き様というのは、知れば知るほど今でいうところの「ロック」で「ファンキー」な魂(ソウル)を感じます。

さてさて。
奈良を訪れたからには、今回も戦うぜ。。。鹿と!!

       
              指をかじるなぁ!!!

       
             んでもって、しゃぶるなぁぁ!!!

挙句に、ケツを、思い切り「ガブリッ!」とかじられるし…。
今回も、前回に引き続き、鹿に完敗・惨敗したのでありました…。 _| ̄|○

2009年05月24日
ゲキ×シネ「SHINKANSEN★RX 五右衛門ロック」を観に行って参りました。

   

「ゲキ×シネ」とは「演劇×シネマ」
ひと言でいやぁ、映画館のスクリーン上に、舞台演劇をハイクオリティで撮影したものが流れるって趣向なわけ。

んでもって、「五右衛門ロック」ですが。
いやぁ…
めちゃくちゃ
面白かった!!!
もう、過去最大級のフォントサイズで叫んじゃうくらい。(笑)

『エンターテイメント』の教科書にしたいくらいですよ、ほんまに。
出演者とキャラ、ストーリー、美術、音楽および演奏陣…すべてにおいてほぼ完璧。
今年観た映画…だけでなく、ここ何年かで体感したすべてのエンターテイメントのなかで、ベストだと、個人的に思いました。
あ、でもアレもコレもあるし、ベストはちょっと言いすぎかも。。。

ストーリーは、ひと言で言えば『お宝探し』
まぁ、エンターテイメントの王道ですわなww
でも、冒頭から息を突かせぬ展開…笑って、泣いて、ちょぴっと考えさせられての3時間とちょっとでした。

思えば昨年夏、新宿コマ劇場&大阪厚生年金会館で上演されていたとき「行きたいなぁ〜・・」と思いつつもタイミングが合わず行けなかった舞台。
こうして、「ゲキ×シネ」という形で観られて、「やっぱり生で観たかった!」、「でも「ゲキ×シネ」で観られて良かった!」、「「ゲキ×シネ」だからこそ良かったかも!」とまぁ、いろいろな感想を瞬時に思った次第。

前売り2000円・当日2500円の料金も、この内容、上演時間を考えれば、安いもんよね。
舞台のS席であったとしても観られない役者さんの表情や、滴る汗までも目の当たりに出来るだし…。
もちろん、舞台に行ったら行ったで、そのLIVE感ってのはプライスレスなんですけどね。

「舞台を生でも観る。」…それがベストなんだろうけど、なかなかそういう機会を得られるひとも多くはないし、こういう「ゲキ×シネ」のような形態…「映画館での上演」がそれを補う形でもっと広まればいいのにね。
それが入り口になり、「じゃあ、舞台に足を運ぼうか。」ということにもつながるだろうし…。

2009年05月28日
毎度、是方博邦さん、石川俊介さんがらみのライブを観に行っております、京都木屋町のLive Spot RAG。
こちらで「落語とふどんぶりのコラボ」…という「なんやねんそれ?」という企画がありまして。
ちょいとどんなもんだろうかと、覗いて参りました次第。

『月亭遊方・林家染弥 in RAG 〜らくごと丼の笑味祭〜 』
〜RAG名物どんぶり生誕20周年企画〜

     

もともとロック大好きな月亭遊方さん、RAGでも何回か落語やら、ブルース奏者とのコラボ(コント付)でやったことあり。
そこでまた、RAGで落語を…ということになったけど、RAGは“LIVE BAR”…LIVEと飲食を『同時』に楽しむ場所。
ところが、落語は、演っている間に食べる…という習慣のない演芸。
これはどちらも譲れない…というところで『どんぶり』
『どんぶり』なら、すぐに提供出来るし、開演前や中入りにかきこむことも可能、折りしも、RAGでメニューとしてどんぶりを提供し始めてから20年…ということで、こういう企画になっちゃったとのこと。
しかしまぁ、上↑のチラシの写真なんか見てみると、どんぶりと落語…どちらが主役かわかりませんな。(笑)

最初に月亭遊方さん、林家染弥さんに、お店のどんぶり担当『キャサリン』(RAGには結構行ってるけど、そんなふたつ名初めて聞いた!・爆)の三人…主に、遊方さんとキャサリンによる、まったく噛み合わない(爆)どんぶりトーク。

前半は、まず遊方さんの新作落語「酔いどれ交番所」、染弥さんの「時うどん」
…そう、上方落語だから、「時そば」じゃなくって、「時うどん」なんですよねぇ〜!
中入り後の後半は、まずは染弥さんの「癪の合薬(あいぐすり)」、最後に遊方さんの新作「わすれうた」

生で落語を見るのは、2006年11月、閣下がゲストとして出演された「第18回YEBISU亭」i以来、「上方落語」を見るのは今回初めて。

もうね…
めっちゃ大笑いしましたよ!!!

身ひとつ、小道具は扇子のみ、後は身振り手振りと、文字通り「話術」のみで勝負する落語というのは、ある意味、ピン芸の究極形ですねぇ…。
なかなか寄席に行って…というのは難しいけど、こういう機会があれば、また足を運んでみたいものです。

  というわけでこの日の「主役」豚キムチ丼(左)とツナおろし丼(右)
RAGにいらっしゃるミュージシャンもお好きな方という逸品です。

2009年05月29日
観に行った方の感想に曰く、「ゲームの「戦国BASARA」みたいだった。」とか、「新感線好きなら面白いかも」とか。
そして「それなりに面白かったよ。」というビミョウななぞの評価。
むしろ気になっちゃうじゃないか…映画「GOEMON」

     

ビジュアルやCGに興味はあったものの、紀里谷和明監督・・・前作「CASSHERN」が、イロイロとアレだったのでどうしようかなぁと迷っていたところ上述のような評、ならば観てみてもよいかと思い、行って参りましたです。

戦国の乱世もおさまり、ひとびとは平和を謳歌しつつも、格差が広がるばかり…という豊臣秀吉の治世下。
天下の大泥棒・石川五右衛門(演・江口洋介)が、紀伊国屋文左衛門邸から盗み出した「箱」
そこには、織田信長が明智光秀に謀殺された「本能寺の変」をめぐる、ある秘密が隠されており…というようなところからお話は始まり。
信長、秀吉のほか、石田三成、茶々、徳川家康、霧隠才蔵、猿飛佐助、服部半蔵といった、この時代の歴史上の、あるいは架空の人物(大胆に脚色・アレンジされています。)との人間模様、愛憎劇、そしてCG・特殊効果をこれでもか!とばかりにふんだんに取り入れた戦い…。

前作は多分に紀里谷監督の思想がストーリーに色濃く反映されていて、哲学的・観念的でありましたが、今作はそれを極力抑えて、エンターテイメントに比重を置いた感がありますね。
バトルシーンだけでなく、全編これCG&特殊効果バリバリで、紀里谷監督独特の映像美を作り出しており、それあはそれで圧巻でございました。

でも、全編これクライマックス!!の連続だもんで…少々疲れました。
あれもこれもと、欲張って詰め込みすぎたんじゃないかなぁ…。
まだ続くの?まだ続くの?・・・まだぁ〜!?って感じで。

先に観たゲキ×シネ「五右衛門ロック」でも客演した江口洋介が石川五右衛門を演じたわけですが、なかなかこの作品のなかでの石川五右衛門像に合っていたと思います。
茶々を演じる広末涼子も、オレ的には結構好きかも。
ライバルにあたる霧隠才蔵を演じた大沢たかおは…いい役者さんなんだけど、もう少し華があればなぁ…なんて勝手に思ったりして。
信長、家康の中村橋之助、伊武雅刀、そして実質、敵ボスキャラ・豊臣秀吉の奥田瑛二は、さすがに貫禄ですね。
なにげに、へタレ全開の三成・要潤と、秀吉護衛の我王・チェホンマンは“美味しい”役回りかも。(笑) 

とまぁ、イロイロ思うところありましたが、正直感想は…
「それなりに面白かった。」

…はっ!皆がそう言っていた理由が、なんとなくわかった気がする!(笑)

観るんだったら、「GOEMON」→「五右衛門ロック」の順番だったね。
壮大華麗・独特の世界観なビジュアルにおまけして、☆☆☆+☆0.5…という個人評価ってところで。

2009年05月30日
FC限定の宿泊付懇親会が「緩」、きっちりとしたLIVEを「急」…
そのふたつを併せた企画、face to ace LIVE & RESORT 「緩急自在」が始まりました。
初日は、福岡から…オレはイロイロ考えまして、ライブのみ参加。

face to ace LIVE & RESORT2009
「緩急自在」@福岡ROOMS


     

face to ace で、福岡で…っていうと、個人的には、昨年のMaster Plan MAESTRO II @住吉神社能楽堂以来2回目。
ちゃんとしたライブスペースでのライブ…となると、初めて、といういことにあいなります。

今回は、2TOPでのライブ。
この後、BBQ付、アルコール付の懇親会あるけれど、そちらのほうに気が行かないように…と言いつつ、きっちり2時間のフルサイズライブ。
あれ、この曲、バンドでは定番だけど、2TOPでは珍しい?なんて選曲もあったりして。

そして…いやぁ、九州・福岡地元のFANは熱かね〜〜!
なかなか盛り上がったいいライブだったと思いますv

終演後、懇親会には行かないものの、特に予定もなく…
「中洲のキラキラネオン街で、あげまき貝ならぬ、上げたり巻いたり髪のお姉ちゃん相手に、『夜の単独犯』と決め込むか♪(うそ)と意気込んでいたところ、10年来の御仲魔…間違いなく一番古いf.t.a.仲間に声かけて頂いて、一緒に晩飯でも…ということに。

んで、案内されて行ったお店が…鮮魚店に併設の居酒屋さん!
そりゃ…美味しいに決まってるわな♪

ACEさんが各種メディアで語り、つい最近も「食べたい、食べたい、食べたい!」と、電話生出演@某放送で3連呼した「あげまき貝」
 
その名は以前から知っていたけど、今回、初体験。
実食…この今まで食べたどの貝とも違う、コリュコリュした弾力と歯ごたえの食感、口のなかにあふれる、強い磯の風味…うまかーーー!!!

今が旬の玄界灘のヤリイカも、姿造りと、ひれ、ゲソを後付けで塩焼きに・・・
 
新鮮なイカの甘み・・・うまかーーー!!!

さらに、玄界灘の海の幸、薩摩の紫芋焼酎などを頂きながら…6時30分に入店したのに、気づけば、0時の閉店時間。
いやぁ、博多の食、めいっぱい堪能致しました。

玄界灘よ、有明海よ、有り難う〜〜!!
face to ace よ、Rさんよ、、有り難う〜〜!!

またぜひ、福岡・博多には「食」込みで訪れたいですね。
出来れば、あげまき貝、ヤリイカ旬の、このシーズンにね♪

2009年05月31日
博多で一泊、お昼に長浜ラーメンを食べたらば、新幹線に乗り込み、一路京都へ。
その足で向かいましたのは…

池田 聡 ぶらりツアー2009 東海〜近畿
@Live House・都雅都雅


思えば、face to aceも出演した昨年の京都・円山野音「LIVE!Do You KYOTO?」で、THE APOLLOBOYZのメンバーのひとりとして池田さんを観たのが運のつき、もとい、そもそもの始まり。
アポロの卓越したエンターテイメントっぷりと合わせて、「池田聡さんって…あの「モノクローム・ヴィーナス」とか、ICE BOXの池田聡さん…だよね!?」と、オレのハートにその名が深く刻み込まれたのでした。

その後、YAIRI'Sのツアーで、ACE兄さん、成田昭次さんと、池田さん共演。
そこでまた「生池田さん」に遭遇し…その「池田聡ワールド」にすっかり魅了されてしまいまして。
吉祥寺シアターであった「THE APOLLOBOYZ」の公演も観に行っちゃったし。

そして、先日の「MONTHLY COLLABO SPRCIL-真っ向勝負!!-」でのface to aceとのコラボで、完全に“ハマる”
海月さんのお言葉を借りるならば、「オレのハートにサブミッション」ってヤツでして・・。
というわけで、前置き長くなりましたが…、ライブ本編。

舞台となりますのは、来月頭に、ACEさんが「単独犯〜the 高飛び」をするところでもあります、名物店長の居てる店・都雅都雅。
当たり前のことですが、お客さんはほとんど池田さんのFAN。
f.t.a.以上に、「単独犯」以上に女性率高し!
でも皆さん、非常におとなしくって、落ち着いた感じ…で、自分としてはアウェィ感は全然感じませんでした。

「ぶらりツアー」は、BANDで回らない、回れないようなところで、池田さんおひとりのアコギ弾き語りでLIVEをするスタイル。
長らく廃盤になっていた1stアルバム「MISSING」が再発売されたこともあり、そこからの曲を中心に。
YAIRI'Sや「真っ向勝負!!」でも演った耳馴染みのある曲も、何曲もありましたね。
先に観たアポロの舞台「Bye Bye Superstars」の同名テーマ曲も演ってくれたのは、すっごく嬉しかったな・・・。

面白かったのは、「心残りのないようにするコーナー」
これは、会場からリクエストを募り、それを演るという、お客さんにとって心残りがないようにしてもらおう…というコーナー。
その場で、「この曲難しいんだよなー。」なんてぼやきつつ、3曲ほどリクエストに応えてました。
さすがにプロです…!

で、トーク。
YAIRI'Sや、「真っ向勝負!!」に行かれた方は、あの独特の「間」をご存知だと思うのですが…もう、そのまんまです。(爆)
あのたゆたうような空気感は…なんとも表現のしようがないですねぇ…。

そんななか…

「最短距離に見えて、意外と高低差があることあるんですよ。
回り道でもいいじゃないですか。ゆっくり行きましょうよ。」


…なぁんて、いかにも池田さんらしいお言葉は、非常に深いなぁ…と。
でも、そう言った直後に…

「僕はもうすぐ死んじゃうけど。もう、初老だから。」(爆)

って落とすあたり、やっぱり池田さんだなぁ…と。(笑)

甘い歌声とギターの音色で紡がれる切ない男心・女心、優しい気持ちや、強い心…そんな歌にも魅了され…約3時間にも及ぶLIVE、しっかり堪能して参りました。

終演後、CD購入者にサイン・握手してくれたりの場があったのでオレもベスト盤を購入。
んで、サインを頂きながら、face to aceのFANだけど、YAIRI'Sや「真っ向勝負!!」以来ずっと気になっていて、ソロライブに行きたいと思ってました…的な話をしたらば「へぇ〜!」なんて言いつつも、嬉しそうな表情をされてました。
そういうFANのつながりが、ミュージシャンのつながりを補強するものであってくれれば…と思いつつも、これ以上にのめり込んでいきそうなのが怖い自分でもありました。

でも、またタイミングが合いさえすれば、池田さんのLIVEは行っちゃうよ♪

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