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エフェクトの巻
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2005年03月18日
タッチ・ワウ壊れる。


 久々にワウ3種類を引っ張り出してたのですが、タッチワウ、故障。
 ダイレクト音は出ますが、エフェクト音が出ません。LEDが点灯せず。

 分解して、スイッチの端子部分をショートすると、LED点灯、エフェクト音出ます。
 スイッチだけが故障。つまり交換すれば大丈夫です。

 そこで修理。
 アンラッチ・タイプのフット・スイッチを発見しました。 
 これを使えば、使い勝手の悪いペダル・ワウのスイッチを外しても問題ありません。

 このペダルワウ、全体重載せてON/OFFしていました。
 その位の重さが必要なのに・・・チャタリングも出ますので、非常に使い難いです。
 とゆーわけで、このペダル・ワウのスイッチを流用する事にします。

 何といっても、ボスのエフェクター、色々と共通設計ですので部品がピッタリです。


ペダル・ワウを分解してスイッチを抜きました。
外した配線は、そのままで問題なしです。

 
無事、動作しました。


比較のため、直列につないでますが、同時使用は変化大きく、厳しいです。

 オートワウと音色は似ていても、掛かり具合が違うT-Wah、ピッキングを起点にワウっと鳴りますので、リードトーン向き?癖は強いです。
ワウは使い過ぎに注意、ですね。
2003年08月09日
エフェクトあれこれ。その4。

 アコースティック・ギター編です。
 以前と内容が重なりますが最近分かった事も併せて書きます。

 私のアコギのハウリングポイントを調べたいと思います。

 弦を張った状態では、弦が共鳴して、全ての開放弦でハウる事が判明しました。
 ある意味、正しくフィードバックしていますが、これでは意味がありません。

ブリッジ部分に見えるのがピエゾタイプのピックアップです。

 弦を外した状態で、プリアンプを接続、マスターボリュームを絞り、他を全開。過激に歪ませたセッティングでマスターを「じわー」っと上げていきます。
 歪ませない状態では、急激にハウって、近所迷惑です。(私的にも気持ち悪い)

 ハウった音は高い"B"の音です。弦外してるのでストラトで確認、2弦のフレットの無い部分でのハーモニクス音で一致します。相当高いとこでした。

 プリアンプのトーンで確認すると、プレゼンスの可変で反応する音です。
 超高音域は絞り込む事で対処します。


 続いてセッティング編。


 ピエゾピックアップの微弱な出力を効率よく加工するには、できるだけハイインピーダンスのエフェクターを最初に接続します。
 となるとディジタルディメンションかディジタルディレイなのですが、ディレイは最後にしたいので、ディメンジョンです。どちらも薄くかけます。また、トーン調整可能ですので、どちらも4位として高音域を絞ります。
 この二つの詳細設定は省略しますが、隠し味的設定です。

 下記@Aはステージでの演奏を想定して考えてみました。
 ライン録り等の場合は、歪み防止でリミッターを使うと良さそうです。

@フィンガーピッキング系

ダイナ・コンプ
右側のツマミの感度を上げると結構コモります。鼻詰り音。音質が気にならないとこまで絞ります。
 指弾きの強弱でのアタック音を安定させる目的ですので、この位で良さそうです。
 深く掛けるとハウリング対策にもなりそうですが、繊細な指弾音には向かないですね。

アコースティックギターペダル:
 Topはフィンガリングノイズ対策で絞り込みます。
 Bodyを上げすぎると、「ゴーン」とした音になりますので、多少絞りました。


Aストローク系
ダイナコンプは掛けないほうがいい感じです。あまり気にしなくてもいいと思います。


 こちらは、Bodyを少し持ち上げました。ギター全体の響きを上げる感じです。
 ストローク弾きでは音量が上がりますので、Gainを絞っています。ボリュームを絞ってもいいのですが、エフェクターはあくまでも隠し味、浅く掛けるのがいいですね。
2003年08月04日
エフェクトあれこれ。その3。


 リズムギター、カッティング系にしてみました。前述の"寿"仕様に近いです。



 ディジタル・ディメンジョンで音に厚みを持たせて、アコースティック・ギター・ペダルで音の輪郭をシャキっとさせて、コンプレッサーでは無くて、リミッター。
 ロングトーンを意識するとコンプレッサーですが、ピッキング重視とします。

 コンプレッサーでも同様なのですが、リミッターが反応する直前のピッキング音を生かすためには・・・より強くピッキング、です。

 ギターはボディ鳴り重視でアルダーボディの57年ストラトです。ブリッジは数ミリ、フローティング。これでチャカチャカ弾くといい感じです。このセッティングだと左手ミュート(空ピッキング)が効きます。
 ライト・アッシュ・ボディだと更に良さそうですね。


 ・・・疲れます。体力不足です。
 指・肩もそうなのですが・・・腹筋の力も弱ってます。鍛えないと。
 体育会系セッティングかも?
2003年08月03日
エフェクトあれこれ。その2。


 1970年代、クイーンのブライアン・メイは、テープ・エコーを駆使して幻想的な音を奏で、残響音を利用したエフェクトが広まりました。「ディレイ」です。

 今思えば、1980年代の典型的な音って、適当に弾いても、それなりにカッコいい音だった気がします。エディ・ヴァン・ヘイレンや、凄まじいハイテク奏法の方々の出現もこの時代ですね。
 ちなみにエディは、ディレイのエフェクト/ダイレクト音を分けて、エフェクト音側にフェイザーを掛けてたようです。重厚ですね。



 ディレイ2段にしてみました。最初にディジタルディレイのショートディレイでダブリング、歪ませて、アナログディレイでロングエコー、で雰囲気が出ました。
 歪み系は、SD-1では今ひとつでしたので、V-TWINで中音抜き低域/高域ブーストの「ドンシャリ系」(普段ミッドブーストの私には逆です)。
 敢えてコーラス無し。
 これだとギターはハムバッカーですね。
 ザ・ストラトの直列接続モードで弾いてみました。

 ヘビメタ系でもあり、(当時の)歌謡曲系だったりもします。
 久々にこんなセッティングだと、右手の腹を使ったミュートが気持ちいい。
 ブルースとは縁遠い音ですが、ブルージーに弾いても、結構イケます。
 フレーズを選ばないセッティングかも?


※誰かにくれたと思ってたアナログディレイ、現在プレミア付いてるようです。
 ディジタルのシャキーンとしたわざとらしい残響が無いのですが、高域はつぶれます。原音に忠実では無いのですが、使い勝手はいいかも。
 複数のエフェクト使う場合は他でカバーできますし。
2003年08月03日
エフェクトあれこれ。その1。


 ちょっと引っ張り出してみました。ボーディドリー風。1960〜70年代って感じです。


中央のエフェクターにピンときた人は・・・ギター歴長いですね!

 オートワウもあるのですが、タッチワウが強烈です。頭がヘンになります。MP3を使って、このページで鳴らしてもいいのですが・・・やめときます。

 トレモロのタイミング次第でカッティングすると変幻自在な音です。
 ふっ、っとピッキング弱めた感じも印象深い音です。
 くどい音で弾いて、エフェクトOFFして、すっきり!って感じです。

 ちなみにオーバードライブは改造してますので、全開で半分のドライブです。
 微妙なクランチサウンド設定仕様です。
2003年08月04日
[アコースティックギターの”寿”仕様セッティング]


使用時の接続を音源から順に説明します。

@チューナ
時計とテスターとチューナはアナログ派の私。
隣にある缶は、弦に塗りこむタイプのクリーナーです。(ghs製)

ABOSS:ディジタルディメンジョン
ハイインピーダンスなので、ノイズ対策も兼ねて、これを初段におきます。
プロはレコーディングでこれを使ってステレオに振って使ってますが、人の結婚式なんかで、そんな手間と時間かけれないのでモノラルですが、気持ちいい音色に化けます。
深くかけるとコーラス同様音程とれなくなるので、浅ーくかけます。

Bロックマン:アコースティック・ギターペダル
パラメトリック・イコライザ的な感じですが、アバウトな設定でも不要な倍音成分を抑えれます。
指弾きのフィンガリングの感触がはっきり表現されていいです。
Top(共鳴板の鳴り)・・・3
Body(ボディの胴鳴り)・・・7
位のセッティングが丁度良かったです。
問題なのが電源。他はDC9vアダプターでOKですが、DC18vを必要とします。
今回は9v電池2個入れますが、アダプターが入手困難です。これは自分で作るしか無さそうですね。(その後、入手できました。)

CBOSS:ディジタルディレイ/リバーブ
こちらも薄くリバーブで使ってます。カラオケでエコーかけてごまかす感じと変わらないです。

DBOSS:ダイレクト・ボックス
他が壊れても、これさえ動けば披露宴会場のPAから出力可能です。バランス・アウト(キャノンプラグ)変換です。これを使わないとハウるかノイズまみれかのどちらかですので、とても重要。

あとは気分で、MXR:ダイナ・コンプ
「好きなアルバム」で紹介した、ボニー・レイト がこれを使っています。
試しに購入しましたが、あまり使ってません。音の粒が揃って気持ちいいんですけど。
音的には、微妙な代物ですので今回は使わない方向で考えてます。
2003年08月04日
マニアック過ぎる。との声がありましたので、私なりに解説します。
(掘り下げたら、やっぱりマニア?)

ディメンジョン:
2系統のコーラスが入っています。「奥行きのある音」って事らしいです。
私の所有している物は、DEPTH/RATEのコントロールが1つずつなので、まとめて行うタイプです。プロは独立したタイプで巧みに操ると思いますが、追求するとキリが無さそう。

コーラス(コーラス・アンサンブル):
救急車が通過時のサイレンの音程が変化するのは、ご存知「ドップラー効果」ですが、それの逆です。微妙に音程の違う音(モジュレーション)を重ねる事で、音に広がりを持たせる効果。
下記パラメータの調整がエフェクターでは一般的。
DEPTH:モジュレーションの深さ
RATE:モジュレーションの速さ
30年位前に某メーカが発表して、世界中を驚かせたそうです。

類似したもので

フランジャー:(語源はフランジ/縁)
ジェット機の「ゴォー」が「シュワォーン」と聞えますが、あれは、直接地上に届いている音と、山などにぶつかって反射して届いている音が合成されるからです。この音を再現するために、オープンリールテープの縁を擦って微妙な遅れを作ったのが語源らしいです。パラメータは、コーラスにRESONANCEが追加(だったはず)。音的にはギター弾いてるのにジェット機が飛び、音程が無くなるので、歌う人には評判悪いらしいです。(私は持ってません)

と、ここまでは電気的に作り出しているものです。言ってしまえば、擬似的なニセモノの音ですが・・・それ以前に実際の空間を利用した、物理的に作り出してたのがあるのです。

レズリー(回転)スピーカ:
私も実際に見てはいないのですが、知ってる範囲で書きます。(他に色々秘密があるかもしれませんが、現在は製造されてないので・・・謎です。)某社のオルガン用として有名ですが、スピーカに被せた筒状の板が回転するらしいです。その筒に穴(隙間)があり、音に変化を与えてるようです。そして回転速度をコントロール可能なようです。(Slow/Fast)この回転の速さが変化してる時の音が、とても好きなんです。(うねりが止まるか止まらないかの境目)そーいえば、「太陽にほえろ」(古い?)のオープニングで聴けましたね。

この音の凄さを確認できるアルバムが・・・「好きなアルバム」のとこで紹介する事にします。


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"Blues Boy" http://www5e.biglobe.ne.jp/~blues/