ミディアム・ストラトを更に改造。
セレクタースイッチ、やはり通常の配線にして、リヤ側もシングルコイルで出力したいと思いました。
セレクタースイッチはテレキャス的な配線にするとして、ハムバッキングをシングルコイル化するだけなら単純ですが・・・
その記事のコピーを発見。(非常〜に古いですが、不変的内容)
2回路2接点のスイッチを使って、コイル接続のシリーズ・パラレル切り替えを行えるのです。
シリーズ側で通常のハムバッキング、パラレル側でハーフトーン風のシングル、となります。
(この接続は以前、象さんギターで確認済みなので実績ありです。)
3シングルで使っていた際に写真右上のプルアップスイッチ付きトーンノブを使用していたので流用。
なお、トーンの配線は使いません。トーン無しです。プルアップスイッチ専用として使う事にします。
ここにボリュームの配線を組んでもいいのですが、狭い箇所に配線するのが難しいのと、操作性を優先する事にします。
表:ミディアム・ストラト、PUセレクト一覧、Version2
SW-Position | Normal | Pull-Up | Front | Single | Center | Single+Hum | Single+Singlex2 | Rear | Hum | Singlex2 | SingleCoil(Fender,Lace-Sensor) Humbucking(BillLowrence,L500)
L500のパラレル接続は便宜上Singlex2と記しています。限りなく普通のシングルに近いハーフトーンですので。
合計5種類のバリエーションとなります。
配線変更中の写真は省略しますが、最初、失敗しました。ハムバッキング時、「キョーン」とした音、イン・フェイズ音。
この音は、1960年代のブリティッシュ系なのですが、扱いが難しいので使わない事にします。
片方のコイルの線2本を入れ替えて通常のハムバッキング音に戻りました。
元々付いていたトーンノブは、17年間で、こんな色になってました。これを引っ張ればリヤはシングル。 配置の関係でボリュームポッドが傾いてます。
・・・音について・・・
フロントPUを付けた直後からハムバッキングの音に違和感を感じていたのですが、リヤもフロントのシングル音同様、ストラトな音に戻りました。
違う構造のピックアップですので厳密に比較すれば違いはあると思いますが、部屋で弾く音量では、正統派ストラト音です。
ボリュームバランスは簡単に調整できますが、基本的にシングルの状態で合わせる事にします。 |