2016年07月17日 天気 曇りのち雨・ガス 左:池田駅前 中:池田町のシンボル 右:姉妹都市?看板:@阿波踊りの池田町 A北アルプス・白樺の森の池田町 写真は翌朝撮影 小雨が降り始めた駅前を宿を探してうろうろ。 やっと到着。溜まった洗濯物は洗えるが乾燥機はないとのことで諦め。 疲れていたのか、ゴロッとすると寝込んでしまう。 1時間後、寒くて目が覚め、ガスストーブを点けると直ぐに暖かに。考えるに部屋干しができたかも。 18時を回っても食事の様子がない。居間らしい部屋の前で呼ぶが応答無し。やむなく電話して「夕食は?」と聞くと、素泊まりと考えていたとのこと。 で、近くの店を探す。宿のかみさんはすっかり寂れてきたというが、4−5件は食事所がある。 目に付いたラーメン屋:熊っこラーメン店に入る。日曜なので、子供連れやカップル多数で8割方満員。 その近くの酒屋で缶ビールを仕入れ、宿で明日からの予定を決める。 天気予報は18・19日とも曇りか雨。 朝一便で釧路経由阿寒へは13時前着。阿寒富士は10Hr、雄阿寒は8Hr要。 雨の中を登る気はなく、この2日は移動日とし、19&20日を岩尾別のYHに予約。18日を知床斜里駅前に予約。 明日は始発でゆっくり、と22:00頃就寝。 ====================== 2016年07月18日 天気 曇り・雨・ガス 7/18 駅から400mほど北のコンビニでおにぎりと缶ビール調達。この時間、まだ駅員は無人。池田6:10発 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:昨夜の宿:こうふく 中:池田駅列車時刻表、特急は停車 右:6:08始発列車 飯を食いながらビールを飲みながら白いモヤの中を眺める。 初めはジャガイモ畑、1時間ほど進むと厚内に7:05着。隣ホームには釧路発の新得行きが停車中。24日の釧路駅始発と同じ列車。7:08頃札幌行き特急が通過。行き違い待ちで9分停車し、7:14発。すぐに海が現れる。 7:32音別駅前で川を渡り、白糠駅手前では7:40大きな沼・川の傍を通過。天気が良ければ良い眺めなのだろうが、モヤっているとモノクロの眺め。 おたのしけ(大楽毛)などという駅があったりして、8:31釧路着 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:6:12畑 中:7:15海 右:8:12おたのしけ駅 池田駅の自販機では今日の終着駅までは買えず、とりあえず買った切符1890円の行き先変更を申請すると、「窓口で購入を」と払い戻しされる。せこい人種はこのまま立ち去るのであろうが・・・。 みどりの窓口で北浜まで5070円(=104.1km+170.2km)切符とビールとかきメシ弁当購入。 青春18切符では明後日から有効なので少々悔しいがやむを得ず。 駅前の「風雪の樹」や駅の写真を撮り、10分前に「快速しれとこ」号に乗り込むが、眺めの良さそうな席(=前向きの左手の席)はほぼ一杯 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:8:40風雪の樹 中:8:44釧路駅 右:8:56快速しれとこ号 9:03釧路発。 9:07東釧路着:レンガでできた昔ながらの駅舎が出迎えてくれる。根室方面への線路(花咲線)を右手前方に分け、列車は左手にカーブして釧網本線に入る。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:8:56釧路駅出発ホーム、進行方向。 中:9:07東釧路駅舎 右:東釧路駅:左方向=釧網本線、右前方=花咲線 9:21着いた釧路湿原駅はログハウス風の駅舎、4−5人が下車。この駅の高見に展望台があるらしい。ここまで、車窓からは樹木が邪魔をしてあまり見晴らしは良くないが、一列車遅らせると訪問可能。ただし、次の列車は5時間後なのが難点。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:9:21釧路湿原駅 中:9:22駅舎ホーム側出入り口 右:駅舎・線路(釧路方面向き・7/21撮影) 根釧原野の東端を列車は走る。ときどき川(=釧路川)の傍を走り、一瞬眺めが良くなる。たまには草原脇を走ってゆき、やがて塘路駅に9:33着。左手に見えた沼が気になりずっと眺めていたが、右手に塘路湖があったのに気づかず。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:9:27の釧路川(細岡駅から2-3km) 中:9:31の釧路川(塘路駅手前1.5-2km) 右:9:34無名の沼(塘路駅から2km先) 湿原脇を抜け、山なりの地域を進む。開けた地域に着くと一面の畑が現れる。牛の餌の草団子?がゴロゴロと。 9:42頃、標津着。その昔羅臼岳に登るためにここから標津線(=今は廃線)に乗り、中標津からバスで羅臼に移動&泊した。その廃線跡を探すが・・・・判らず。 10:09−20かきメシ食 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:9:44草団子?がゴロゴロ 中:釧路駅のかき弁表 右:同中身 車窓には消毒作業中のトラクターや、ジャガの白花、黄褐色の麦が見える。遠望はかすんで見えず。山々もガスの中。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:9:40トラクター(茅沼駅) 中:11:03清里町 右:11:07清里町 知床斜里駅から海岸線近くの花園地帯を進み、11:45北浜駅着。 駅は半分が喫茶店、駅員も居ず、待合室は名刺で溢れている。 駅西側に展望台が有り、西方向から北、東方向が眺められる(はず)。「知床の山並みが見えるよ」看板に従ってながめるが、今日は白一色の体。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:11:48北浜駅、左手半分は喫茶店 中:12:04待合室壁と天井 右:同左と時刻表 12:14北浜駅出発 雨が降りだしそうな国道を東進する。 濤沸湖からの放水路上を12:17通過、アオサギがいたりする。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:12:17放水路上からオホーツク海方向 中:同濤沸湖方向 右:鳥 12:24、道路脇に高山植物がチラほら見え始める。 海岸砂丘の中を歩ける道はないかと物色中に浜にでられそうな道があり、入り込むと漁師用の通路。 ここからは砂浜沿いには進めそうだが、目的とする砂丘の中には道は無し。 小雨が降り出し、合羽に身を固め、やむなく車道脇の歩道を進む。鮮やかな花々が結構咲いている。 砂丘花園の中へは踏み跡がみえるが、立ち入り禁止の看板が通せんぼ。遠目には、黄色のキスゲ、濃ピンクのはまなすの群落が目立つ程度だが、足元はいろいろある。 新しいのが出てくるたびに撮るので、約5kmを1.5Hrかけて歩く。 13:53原生花園のインフォメーションセンターHanaにつく。館内に展示してある写真で、撮った花を同定する。 ======================================== 北浜からの道中〜花園の中で28種類の花を見る(うち26種を確認) 詳細は、右記をクリック →原生花園の花々 ======================================== ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:13:49花園駐車場入口 中:14:07案内看板 右:原生花園駅から見た天覧ケ丘展望台 ついでに天覧ケ丘展望台と言う花園を散策。種類は少ないが小ぎれいな花が咲く。手入れしているのがわかる。近望は良いが、オホーツクの数Km先はモノクロの世界になるのが残念。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:14:12花園高見から東方向 中:14:16花園高見から西方向 右:足下風景 濤沸湖側の遠望も同じモノクロ。国道の向こう(南方向)には、濤沸湖に向けて伸びる木製の歩道工事が行われている。新しい観光ルートかな。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 14:08インフォメーションセンター方向 左:東(知床斜里)方向 右:西(北浜)方向 インフォメーションセンター併設の売店で、ビールとつまみで一息ついて案内所内の展示を見ると「鳴き砂」があるらしい。 確認のため、再度浜に出る。花園の途中で出会った老夫婦にも声をかけて浜に出ると先人が一人。 「波の音が大きくて、あんまりわからない」・・・。実際にそう。老夫婦もいぶかしげに歩く。 それでも普通の砂よりはしゃりしゃり感があるような気がしないでもない。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:館内の案内パネル 中〜右:西から東の砂浜とオホーツク海 原生花園15:34発、15:55知床斜里駅着。 駅で18切符確保。明後日のタクシー確保のため問い合わせると、ウトロにはタクシーは常駐しておらず、ここから通っているので、予約は早めにとのこと。明日の自然センターで熊の状況確認して電話することに。 BHに早々と入り、念願の洗濯。洗剤100円洗濯機200円、乾燥機60分200円。洗濯中に入浴。 夕刻は駅前の居酒屋でビールとつまみで夕食。地元お勧めの真ホッケに舌鼓。やや油が少なく、ぱさつき気味だが、地元の方に言わせると縞ホッケの油ギタギタは耐えられないらしい。「都会の人はよく食べることができるもんだ」とか。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:14:24原生花園駅 左中:15:32 右中:15:33 右:19:42居酒屋の焼き魚(まほっけ)定食 ======================================= 北浜からの道中〜花園の中で28種類の花を見る(うち26種を確認) 詳細は、右記をクリック → 原生花園の花々 ======================================= ====================== 2016年07月19日 天気 曇り・雨・ガス BHから見える山々はガスの下。今日も期待できそうにない。 知床斜里 8:10発のバスにてウトロ温泉に向かう。途中、鹿牧場なるものがあり、エゾ鹿を放牧中。ジビエ料理用?ウトロに着く少し前にオシンコシンの滝をチラ見。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:7:15朝の海別岳 中:7:17斜里岳 右:8:46チラ見の滝 ウトロ温泉バスセンター8:56着で休憩の後、9:10発、知床自然センターに向かう。 9:20自然センター着。熊除けスプレーをレンタルするため、10分ほどのVTR、模擬スプレーでの取扱い訓練・誓約書チェック等で、20〜25分ほど。1日1000円*3日分。 熊避け笛500円、携帯トイレ500円なりを追加購入。笛は翌日帰路、ひもがほどけて落してしまう羽目に。 岩尾別YH前5:30とタクシーを予約し、暇つぶしに付近散策。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:10:45センター裏手の建物前 中:滝見台に続く道 右:滝見台前の看板 10:45発−20分弱で滝見台着11:04−07 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左〜右:11:04滝見台からの眺め 11:15雨がぱらついてきたので、ワラビの園をいそいそと戻る。聞けば、鹿や熊はワラビを食べない。生のワラビに含まれる有毒物質のためか? ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:ワラビ畑の中にへたり込む2頭 右:一面のワラビ畑 暇つぶしに30分500円の知床紹介VTRをみて、食堂でハンバーガーを食し、13:45発のバスで5湖に14:00着 暇つぶしに木橋でできた観光コースをピストン。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:14:18散策路入口 中:14:26霧しか見えない 右:14:39散策路例 5湖のうち1湖をみて引き返す。14:47売店に帰着。そうして約1時間、手持ち無沙汰にぼけーとガスを眺め時間つぶしする。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:14:31一湖 中:同左 右:14:30案内看板 15:45バスにて今宵の宿:岩尾別YH着15:49。 連泊11600円。 薄くドブ臭が香る(発生元はボイラー室。配水管からの逆流?)一番風呂に入り、同室の2人と少々話す。バイクでの旅行とのことで、2人は昨日も別のYHで一緒だったらしい。 夕食は普通の金額で。でも真ホッケ(昨日よりこっちがうまい)ほか食べきるのに苦労するほどボリュウム有り。 食事中、日の入りとの声で、食事中にカメラをぶら下げて外に出る。 18:57頃日没。 明日は晴れると思うのだが、近くの山は厚めのガスが晴れない。同泊のドイツからの客と少々散策。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:18:02夕食 中:18:56夕焼 右:18:58夕景・散策するドイツからの客 食器だけは一つ所に片づけて、あとはダベリングタイム。缶ビール300円は売っているし、無料の果実酒はあるし。コーヒー・紅茶は飲み放題だし。ひとしきり話して、消灯前に自室に引き込む。時々雨音がして明日が危ぶまれるが、晴を念じて・・・・。
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