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釧路→支笏湖 18切符の旅 2日目

2016年07月24日 天気 狩勝トンネルまでガス&曇り トンネルから先は快晴
7/24 移動日 青春18切符の旅 2日目
 釧路−帯広−新得−新夕張−南千歳=支笏湖 運賃:JR=2300+バス=930 釧路朝5:42の始発757列車にて新得に向かう。雨が少々パラパラする中をコンビニに立ち寄り、食糧確保。

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可

左:5:35釧路発757列車  中:5:36 35発根室行きはなさき号  右:5:43 出発1分後進行方向  

今日は移動のみだが、途中の新夕張で夕張メロンを買う予定。駅近くの土産物屋に有ると考えて、2時間半の買い物時間を取る計画。車窓は曇り空のためずっと薄暗い。

途中駅:音別6:32着、厚内始発の1776列車と交換、7分停車。39発。

約30分後、厚内駅に6:59着。跨線橋の上に陣取り眺める。
7:04頃池田発釧路行きの1775列車着。18日に乗ったのと同時刻の列車。この駅で交換。
7:08、特急(釧路6:26発スーパー大空2号)が後ろから通過。 特急は、海岸沿いを走り、90度右に曲がってこちらに来る。天気が良ければ良い眺めなんだろうけど・・・。
下り列車が13分に出発した後、新得行き上り列車(乗ってきた)が14分に出発。

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:6:27白糠-音別間、線路傍で釣り 中:6:33音別駅  右:7:04厚内駅   


池田を過ぎ、見覚えのある札内川を渡ると帯広駅に8:39着。
帯広8:47発特急があるが、新夕張までの運賃2490円+特急料金1800円が必要。
9:04発までの間、コンビニでコーヒーとべーぐるをGETし、車内で楽しむ。

駅間の記録をとると、西帯広駅9:14着、7分停車 9:20発−4.8km−大成駅:通過−4.8km−芽室駅
芽室駅9:29発−5.9km−上芽室信号所:普通列車と交換?−4.7km−御影駅:対面2ホームの駅9:43発( 実時間9:44)
御影駅:−3.0km−羽帯:片側ホームの駅=通過駅−(実時間9:48通過)−1.3km−平野川信号所
平野川信号所−6.2km−十勝清水9:56着特急列車と交換 10:03発−9.1km−新得10:12着

新得10:12着。駅前に温泉施設が有る。
改札口には10名前後の登山者がたむろ。東大雪かトムラウシ狙いかな
今宵の宿を確保。一件目の民宿は「今日は休みたい」とのことでX。2件目のYHはOK。5500円/1泊2食

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:10:32新得駅  中:10:32駅前温泉  右:11:39ホーム看板


ここから新夕張の間は、特急券無しで青春18切符でも乗車できが、次の10:27の特急は、新夕張を通過してしまう。11:41発までの1時間半、新得町内散策。

まずは近くのスーパーでビールを物色するも、新しいのは無し。足のまめ治療用にバンドエイドを買う。
新得名産の蕎麦を使った乾麺があったが、かさばるし・・・。
今度は駅から西北方向に線路沿いを進む。パンケ新得川を渡り、佐幌川を渡る。
一つ目の路地を右折し、地元の方に駅までの道を尋ねると親切に教えてくれる。路地を真っ直ぐ進み、右に折れて佐幌川を渡りかえす。

右に行ったり左に行ったりとふらふら進むと新得温泉の看板。駅前通りに出た。
駅前には旧狩勝峠に登る機関車の火夫(機関助手)の投炭作業に精を出す像が有ったりする。雨はないが曇り空のまま。昨日の雄阿寒岳山頂で逢った方言っていた「道東はずっと曇り空」を実感。

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:10:33火夫の像  中:10:33その解説  右:10:36西(狩勝トンネル)方向の雲の列

新得からトマムまでは北→南→北→西→3つの出入り口のあるトンネル→南→南西→西向きに進む北海道一珍しい路線。旧路線が傾斜角25パーミルと大きく、ここを抜ける40のに石炭を1トン消費&機関室55℃は大変。

新得駅11:42発の特急に乗り込む。実時間11:42発の2分遅れ。
乗り込んだ特急は結構混雑。やむなくデッキに出て進行方向右手の窓にへばりつき、外を眺める。
列車は新得駅を出て北北西〜北に進み、そこから180度回って南方向に進む。

車窓には高見を登る線路道が見える。11:47線路が分かれ、西新得信号所を通過すると再び180度回って今度は北〜北北西に進む。その途中に2つ目の広内信号所を11:51通過する。
かなりの高見に着くころ、カーブが始まり、3つ目の新狩勝信号所を11:55通過すると直ぐに新狩勝トンネル5810mに入る。9割5分以上が直線で、トンネルの出入り口が3つ有り、トンネルの内にも信号所がある珍しいトンネル。


                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:11:47西新得信号所 中:11:51広内信号所 右:11:55新狩勝信号所

4−5分真っ暗闇の中を進むと、レールが見え始め、トンネル内の上落合信号所を11:59通過し、直ぐに右手に線路が分かれたかと思うと一瞬真っ暗闇(=トンネルの壁で)になり、ぱっと青空が目に入る。西北海道に入ったのを実感する。やがてやや長めのトンネルに入り、スピードが緩まってからトンネルを出て、青空の下のトマム駅に着く。

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:11:59上落合信号所  中:12:00西北海道の空  右:12:09トマムの空 

新得−トマム間の記録。
1992年3月に新得→落合を家族旅行したときは、列車最後方のデッキで見物。雄大な白の大地を眺めながら。広内信号所は線路3本、その他の3つの信号所は線路2本であった。
その広内信号所で貨物列車とすれ違い、その後、車掌が車掌席(=運転席)に子供共々入れてくれて、後方の眺め抜群。
新狩勝トンネル内の上落合信号所では臨時ながら、特急トマムサホロエクスプレスが停車していて、我々の乗った各駅停車が通過していった記憶と記録(道内時刻表’92年2月号)がある。

駅・信号所名 発時刻 標高 進行方向
の方位
前駅間
距離
前駅間
標高差
前駅間
平均勾配
前駅間
平均速度
トピックス
新得 11:42 187m 北北西 駅名
西新得 11:47:42 255m 6.8km 68m 約10‰ 80km/h 信号所名
広内 11:51:28 320m 5.5km 65m 約12‰ 88km/h 信号所名
新狩勝 11:55:47 390m 北西 6.2km 68m 約11‰ 91km/h 信号所名
上落合 11:59:24 450m 西 5.6km 60m 約10‰ 103km/h トンネル内 信号所名
串内 12:03 490m 南西 4.1km 40m 約9‰ 68km/h 信号所名
トマム/font> 12:09 535m 北北西 5.6km 45m 約9‰ 56km/h 駅名


ちなみに、平均勾配(パーミル)=距離を鉄道旅行地図帳から、高さを国土地理院地図から読み取り算出。

ここからはトマム545mを最高点にここからは占冠355m、新夕張140mと下ってゆく。
新夕張には定刻の3分遅れの12:50で到着。 ホーム風景を撮り、駅前に出てメロン探し。すると歩1分で道の駅。その前のテント場で売っている。今日の分はあらかた売れたらしく、残り物を選んで、配送手続きをする。 時計を看ると、13:02そういえば13:06普通列車が有るはずと痛む足を引きずりながら階段を登る。列車はメロン農家のハウスを眺めつつ進む。
                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:12:50新夕張駅  中:12:50新夕張駅  右:13:13メロン栽培ハウス

やがて列車は13:33追分駅に着く。ここで24分停車。駅前に出てD51465SLの動輪モニュメント。駅から500m先に鉄道博物館が有るらしい。
13:57発 すぐに室蘭本線の上を横切り、北海道らしい広い畑の中を千歳に向かう。
                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:13:49追分駅前  中:13:50追分駅1788列車  右:13:59右前方の跨線橋を通り室蘭本線を渡る

千歳駅14:18着。バス停を探すが、南口で降りたので、北口までぐるっと一回りする羽目に。
しかし、新夕張を早くでれたので、一本早い14:35のバスに乗れる。
結構たくさんのバス停が有る割には55分930円と安い。

15:30支笏湖バス定着。宿に連絡した時刻より早いので、周辺散策。軽食用にフライを買い食い。ビジターセンターで暇つぶし。職員に聞けばいろいろ話してくれる。
ウバユリの球根の大きさ・・地上部の大きさと違い一般食用ユリの1回り小さめ。繁殖力は強く、球根を植えると勝手に増えまくるとのこと。
北海道にまむしはいるか?・・・いる。札幌当たりにいるらしいが職員は見たいことはない。ブラキストン線以北には以内と認識していたが、現実はちがうらしい。
ザリガニ:日本ザリガニと内田ザリガニの関係は? 支笏湖では生息域が違う。内田ザリガニは5−6mぐらいの水深、日本ザリガニはもっと浅瀬。調査したことがないので増減の実態は判らないとのこと。
天皇の地方巡幸の際、軍隊2000人を動員して日本ザリガニを採取。採取場所はこの支笏湖に流れ込む沢。宴に供したとの話も併せて聞く。1匹当たり可食部分は直径1cm長さ2cm。熱をかければ半分程度になるから何匹使ったのだろうか。
ネットで調べると秋山徳蔵(宮内省の主厨長)のwikiに、大正天皇の御大礼での饗宴メニューに(ザリガニのクリーム仕立てのポタージュ)があり、2000食分のザリガニ3000匹を調達したとあるのでこのことかも。

一度YHに入り、宿泊手続きを行う。再び支笏湖を散策すると、雲一色だった視界が少し晴れ、風不死岳が見えたり隠れたり。ただ、風が強く、波が高く観光船は休みだそう。
早々に宿に帰り、明日の予定を確認。山は5-6時間かかりそう。明日中に函館に着くには12:50発のバス。なので、出発5:30とし、タクシー予約。荷物は宿に預ける事にして、風呂でのんびり。

                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:17:13風不死岳がちらっと  中:17:16荒れる支笏湖  右:18:38今宵の夕食

食卓を囲むは若い子連れの夫婦のみ。話し相手にはならないなとあきらめて少々休んでいると、2人ずれの外人カップルがやって来るが、すぐに部屋に引きこもる。玄関前にあった自転車2台・・・翌朝昼にはなかったので、この宿に泊まっていたと思うのだが・・・。

知床斜里−釧路間が2810円の所2300円で。 釧路−南千歳間が5720円の所2300円(特急利用だと+2590円で3H54M、今普通利用で7H36M))

H


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