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 バレンシア市はスペイン地中海地方の中心に位置し、マドリッドとバルセロナにつぐスペイン第3の都市で人口は75万人。
 
 地中海貿易と北アフリカ貿易の交差点として紀元前から1492年のスペイン王国統一までフェニキア人、ローマ人、アラブ人たちの商業交易の中心地であった。

 日本でもおなじみの「バレンシアオレンジ」とスペインの有名な米料理「パエリア」の本場である。




ラ・ロンハの内部

天井が高く広々としています。 ヴォールド天井、らせん状の模様が
付いた柱が印象的。
束ねて捻った絹糸が先端で広がっていく様をイメージしています。
← ラ・ロンハ

 15世紀に建てられたゴシック様式のまるで城塞のような建物。
  イスラム王宮跡に建てられた当時の交易所で,現在は証券取引所他、エキシビション・ホールとして活用されていると言う。
 


中央市場

面積8000uというヨーロッパでも最大規模の市場。市場の外にはパエリアの屋台も出ている。


バロック様式の正面入り口


 カテドラル

 13世紀中ごろ,かつてイスラム教のモスクがあった場所に建てられた教会

その後,幾度と無く改修され,バロック,ロマネスク,ゴシック様式が混在している

 
カテドラル(大聖堂)の歴史
  • 西ゴート王国時代、この場所にキリスト教の教会が建てられた。

  • 714年にイスラム教徒がヴァレンシアを征服すると、この場所にモスクが建てられた。

  • 1094年、中世スペインの英雄エル・シドがヴァレンシアを征服し、モスクを教会に変えた。

  • 1102年、イスラム教勢力のモラービト朝が征服し、教会を再びモスクに変えた。

  • 1238年、キリスト教勢力がヴァレンシアを奪回。

  • 13世紀半ば、現在のカテドラルの建設が始まった。14世紀末、完成。

  • 18世紀、カテドラルが改装され、バロック調の装飾が施された。



ロマネスク様式の南門
ミゲレテの塔

   14〜15世紀に建てられた石の鐘楼

   カテドラルに付属している
 

ローマ時代の遺跡

カテドラルのすぐ裏で発掘が行われていた。
見事なクリスマスイルミネーション

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