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スペインの写真 B

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 トレドからぶどう畑の道をひたすら南下すると、道路沿いにやせ馬ロシナンテにまたがったドン・キホーテの標識が見えて来る。マドリッドの南に広がる大平原カスティーリャ・ラ・マンチャ地方である。
 遠くの丘の上に風車と古城が望まれる。褐色の丘の上に点々と並ぶ風車は全部で9基、古城は12世紀のもの。
 

 コルドバはマドリッドの南407Km、この町は他に類を見ないほど多くの遺跡がある。
 その代表格がアラブ時代に建てられた回教寺院メスキータ(モスク)。 キリスト教徒がこの街を奪回後、その中に教会をつくり,2つの宗教が一つの建物の中に合わさった独特な様式となっている。
 756年に回教徒に侵略された後、首都として栄え、1031年にキリスト教徒によって奪回されるまで大いに栄えた。 


コンスエグラの風車

アラブ人が建てた砦と9基の風車

 丘の上は思いのほか風が強い。
 広々としたラ・マンチャの平原を見渡すことが出来る。
     風車の持ち主の名物おじさんが出てきて中に入
    れ!入れといって口銭を稼いでいる。
   昼食を摂ったレストランの庭に立つ鉄製の
   ドン・キホーテ像

   このレストランは作者セルバンテスが何度も泊まったという宿,
ドン・キホーテやサンチョスのグッズや
ラ・マンチャワインを売っている。 

メスキータ
     かなり厚くて頑丈な感じの外壁

  回教徒のアブデルラマンT世によって、758年から工事が始められ、987年まで代々の王によって増築された。

  最初の部分は788年に完成し、奥行き180m、巾130mと言う壮大な寺院で,一度に2万5千人が礼拝できたと言う。 
              内部

 850本の大理石の柱に支えられたアラブ建築。独特の赤白彩に塗られた、2重のアーチに支えられた建築が見られる。 昔は1400本あったと言われているが、この寺院の中央にキリスト教徒がこの都市を奪回後建てられた大聖堂があり、その時に取り壊されたと言う。
ローマ橋とカラオラの塔

ローマ橋とはローマ時代からある橋という意。
カラオラ塔はイスラム時代の要塞。
ライトアップされたメスキータ

ローマ橋を渡ったグアダルキビール川左岸から

ユダヤ人街
 花の小道
 
  花の小道はメスキータから歩いてて5分の所にあり、細い通りの
 漆喰の壁に多くの鉢花が飾られている、この先にメスキータの許しの
 門が見られる、とても奇麗な小道。 
 

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