たつきのお話   

はじめに・・・(2005年2月 改定)

たつきは、出生前の36週の時に、18トリソミーであることがわかりました。
自然分娩を選択し、38週で誘発したところ陣痛に耐えられずに死産になりました。

18トリソミーのことをもっと知りたいと思う中で、いつか自分の体験も書いて
公開したいと思ったのですが、これからお産を迎える方(特に18トリソミーの
お子様をご出産予定の方)や、現在18トリソミーのお子様をお育てになっている
方々等に対して悪影響があるのではないかと悩みました。

でも、出生前に診断された当時に、「他の方はお産までどのように過ごしたん
だろう?死産ってどういうことなんだろう?その後どんなことがあるんだろう?」と、
どんな情報でも欲しいと思ったことを、再度思いおこして
やはり、自分の体験をまとめ、公開することにしました。

一口に「18トリソミー」と言っても、お一人お一人の持つ合併症等は
それぞれとても個性的で、経過も随分違いますし、全国には、お家や病院で
頑張っていらっしゃるお子様がたくさんいらっしゃいます。

また、たつきの話については、2000年のことであり、情報交換が進んだ
現在は、いろいろと状況が変ってきているように思います。
それらのことについては、下記「後から思うこといろいろ」で補っていきたいと
思っています。

出生前に確定診断されても、無事に生まれてくるお子様はたくさん
いらっしゃいます。むしろ私の知る限り、自然分娩でも無事にお生まれに
なった方のお話を多くお聞きしています。
また、親の気持ちも様々だと思いますので、これらの点について
誤解の無いようによろしくお願いいたします。


自分の正直な気持ちを書く上で、病院のスタッフの方々からの言葉や説明を
省くことが難しかったので、それらを交えて綴ってみたら、随分長い文章に
なってしまいました。
マークのついているページは、それぞれ長文になっています。
また、臍帯穿刺やたつきが亡くなる時のこと等、刺激が強い部分があります。
それでもご興味のある方は、お時間のある時に、ごゆっくりどうそ。


★概略のみをお知りになりたい方は、(1)の初めに書いてあります。

たつきが天使になるまで(1) 概略と、妊娠〜検査入院
    (羊水検査・臍帯穿刺)・一時退院まで
たつきが天使になるまで(2) 告知〜出産前夜
たつきが天使になるまで(3) 出産〜退院
その後のお話 火葬・納骨・沖縄旅行
あれから2年他
後から思うこといろいろ 後から知ったこと、思ったこと、祈り等・・・
(2005.2 改定)
18トリソミーについて 18トリソミーについての、簡単な説明と
染色体異常についての理解のために・・・。
(2005.2 一部追加)
たつきのお友達 (2005.1) 18トリソミーのお友達をご紹介させていただ
きます。
関連ニュース記事(2005.2) 18トリソミーに関連しそうなニュースなど

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