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  価格 1,500円(税込み)
  単行本 283ページ
  出版社 ブックマン社
  発売日 2010年2月16日

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借入申込書の書き方
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  トップページ>確認しておきたい、借入申込時のチェックポイント>借入申込書
 借入申込書の書き方

 通常、銀行へ借入依頼する時、口頭で伝える場合がほとんどですよね。
 ですから、わざわざ借入申込書を書く必要はあまりないかと思います。
 一部のコンサルタントは、借入申込書の必要性を説いている方もいらっしゃいます。

 ただ、あまりに詳細にしてしまうと、銀行員って逆に警戒するところがあるんですよ。
 私としては、借入申込書を作ってみて、いざ銀行と交渉する時のカンニングペーパー
のような感覚で作っておけばいいと考えています。整理事項と言えばいいですかね。

 借入申込書事例

平成○○年○○月○○日
○○銀行 御中
申込人名  ○○商会 株式会社

借入申込の件


借入希望金額   ○○○○千円
自己資金     +○○○○千円
必要資金総額    ○○○○千円

 ※この時、必要資金総額<借入希望金額とならないこと。あたりまえですが・・・。


資金使途  経常運転資金、設備資金など

 ※資金使途は、借入申込時最も重要です。例として経常運転資金、設備資金と書き
ましたが、これは悪い例です。もっと具体的に書きましょう。

 良い例→一番の得意先であるA社の売掛代金回収条件が、1か月ほど今月に限り
ズレたため、今月末の仕入代金支払いに不足を生じるため、その立替資金として申
込みするもの。

また、A社の1か月のズレは、単発の新規外資系会社との外為取引によるもので、懸
念なし。この単発取引の契約書は別途添付します。

 ※資金使途というと、お金の使い道=出金と思いがちですが違います。入金が出
金に対して少ないから、資金不足になるわけです。ですから、本来入るはずのお金
が入ってこない理由が資金使途なんです。ここは、非常に重要です!


借入希望日  ○月○日  実際の資金必要日よりやや前に設定しましょう。

借入期間   ○年または○か月  実際に完済できる日より余裕をもった日を!

希望金利   ○%

 過去の借入金利、今の自社の業況、金利情勢(特に、短期プライムレート)を参考に
しましょう。一方的に、金利引下げを根拠もなく言うのは、やめましょう。



希望金利体系  固定金利、変動金利、その併用型

 短期であれば固定金利で実行されるかもしれませんが、ほぼ変動金利で実行する
ことが多いですね。金利リスクを銀行は減らしたいからです。


提供可能担保  不動産、有価証券、定期預金、信保、無担保

 短期で返済財源が明確なものは、財務状況だけで通常判断します。
 長期の場合、不動産担保あるいは信保付での対応となるケースがほとんどです。


返済原資、返済方法
 A社からの売上代金回収による期日一括返済。
 売上代金回収による毎月83千円、60回元金均等分割返済。ただし、最終回103千
円とする。(500万、5年の元金均等で借りる場合)

 短期借入であれば、期日一括か元金分割返済。長期であれば、元金均等です。銀
行のプロパー融資の場合、元利均等はほとんどやりません。

 短期であれば、どの売上代金を引当にしての返済になるのか明確にすること。
 長期の場合、長期借入金で調達した機械などから得られる利益と減価償却費で返
済していくことができるかどうかをはっきりさせます。


業況、今後の見込み

 前期決算時の売上、当期利益(前々期との比較も)
 例→売上高対前期比20%増の120百万円、当期利益対前期比5%減の5百万円と増
収減益。

 今期に入っての試算表(月次損益計算書)段階での実績
 例→平成15年3月(6か月実績)
   売上高60百万円、償却前経常利益4百万円


今期の見込み
 例→売上高対前期比10%増の132百万円、当期利益7百万円を見込む。

 これから借入しようとするわけですから、過去の実績は動かしようがありません。今
後の見込みは最低限こうなる!というものを、具体的な数字をあげてアピールしましょ
う。


  簡単に「借入申込書」の例を書いてみました。
 この中でも、特に大事なのは、資金使途、返済原資、今後の見込みです。これら3点
は十分説明、アピールできるようにしておきましょう。




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