ホテルに戻るため、中央駅前から６番のトラム乗ったところ、なんと、昨日ハメーンリンナの観光案内所で出会ったおじさんがいるではないか。離れていた所に乗っていたので言葉は交わさなかったが、お互いに気が付いたので会釈をした。 12時頃ホテルをチェックアウトし、中央駅までトラムで行って、そこからフィンランド航空のシャトルバスで空港まで向かった。いよいよ北欧旅行も今日で最後だ。ストックホルム経由でパリへと向かうのだが、ストックホルムでの乗り継ぎ時間はわずか45分。この乗り継ぎが今回の旅行の最後の難関だ。しかし今度はヘルシンキ空港でパリまでの搭乗券をもらうことができ、飛行機も遅れることなく定刻にストックホルム空港に到着したので余裕をもって乗り継ぎすることができた。 ストックホルムに到着してからパリ行きの搭乗ゲートをチェックしようと、近くのモニターを見てみたが、まだ表示されていない。今降りてきたゲートのモニターを何気なく見ると、「SK571、Paris」と表示されている。そう、これが我々の乗る飛行機である。偶然にもヘルシンキ→ストックホルムとストックホルム→パリは同じ飛行機だったのだ。 パリに着くと、不思議なものでちょっとほっとした気分になった。今日からパリに2泊するのだが、楽しかった北欧旅行もとうとう終わってしまった。そういえば、ヴァイキング料理を食べ忘れたような気がする。そうだ、今度はヴァイキング料理を食べにもう一度北欧に行くことにしよう！ いつになるか分からないけれど。 おしまい。 |
