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コントローラー本体の基板を内蔵する

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■ 配線取り 表面

ゼロテック2本体メイン基板からの配線取りをします。この作業は、前作でも行っていますが前回は写真を撮るのを忘れました。ここは前回の作業とあまり変わりません。

変わったところといえば、前作は操作パネルをそのまま使用していたので、方向キーとR2/L2⇔R1/L1切り替えスイッチの配線取りはしませんでしたが、今回は操作パネルを自作したのでその分も配線取りしました。

ステアリングの[ 左アナログスティック←→ と 左アナログスティック↑↓ の切り替えスイッチ ]もありますが、この機能は個人的には必要ないので 左アナログスティック←→ の設定に固定ということで、基板上で半田付けしてしまいました。

あと、おまけ機能 +で方向キーのセンタプッシュに○ボタンを割り当てるので、操作パネルとサイドブレーキに○ボタンの配線を持って行かなければなりません。方向キーの配線とサイドブレーキの配線はまったく場所が違うので、ここで○ボタンから2本配線を取ってしまいました。(1本取ってその先で二股に分けてもいいのですが・・・)

□ 配線取りしたボタン・スイッチ・その他

  • 方向キー
  • △
  • ○
  • R1
  • L1
  • R3
  • L3
  • R2/L2⇔R1/L1切り替えスイッチ
  • GND共通

○ 使用したパーツ

  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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photo 138

■ 配線取り 裏面

裏面で直接半田付けするのは振動モーター部分のみで、あとは全てコネクターからの配線なので、ここではコネクター配線の詳細を書きます。

□ コネクター ピン単位の詳細と可変抵抗への配線

本体基板:コネクターのピン配置可変抵抗:アクセル・ブレーキのピン配置可変抵抗:ステアリングのピン配置

□ 配線図

本体基板と可変抵抗の配線:ノーマル本体基板と可変抵抗の配線:アクセルのフルストローク化

△ ステアリング・アクセル・ブレーキの配線について

一見難しそうに見えますが、そうでもありません。極端な話このような基板が無くても、ケーブルで本体基板と可変抵抗を接続すれば動作します。上写真一枚目:下のコネクターから3V・GNDを三つ又にして、写真二・三枚目:可変抵抗の3V・GNDにそれぞれ接続、あとは写真一枚目→写真二・三枚目へステアリング・アクセル・ブレーキを接続すれば動作します。配線図は[ 左画像:ノーマル ]と[ 右画像:アクセルのフルストローク化(骨の髄までゼロテック2!)を適用する場合 ]です。 (※本体基板:左上・右上のコネクターについては、GNDと接触させれば動作します)

□ ゼロテック2本体基板のコネクター

  • 左上 コネクター 5ピン (ゼロテック2:ステアリング根元の基板へ接続される)
  • 右上 コネクター 3ピン (ゼロテック2:シフトレバーの基板へ接続される)
  • 中下 コネクター 5ピン (ゼロテック2:アクセル・ブレーキ用可変抵抗の基板へ接続される。この基板にはステアリングVRへの回路も含まれる)

□ 使用されているコネクター (詳細はマルツパーツ館で型番検索)

  • 型番:PH5PS コネクター5ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×2) (リンクマン)
  • 型番:ZL2001-3PS コネクター3ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×1) (リンクマン)

■ 配線取り(半田付け:ケーブル赤・黒)

  • 振動モーター

○ 使用したパーツ

  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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photo 139

■ とりあえずコネクターの配線

本体基板からの配線取りを終わらせたかったので、とりあえず本体基板に接続するコネクターのみ配線しました。

○ 使用したパーツ

  • 型番:PH5PS コネクター5ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×2) (リンクマン)
  • 型番:ZL2001-3PS コネクター3ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×1) (リンクマン)
  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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photo 140

■ 本体基板 設置確認

本体基板がケース内に収まるかどうかの確認です。少しケース内の突起をヤスリで削りましたが、上下左右収まります。前後は余裕です。

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photo 141

■ 全てのコネクターを配線する

いよいよ作業も最終段階です。全ての基板(ステアリング・アクセル・ブレーキ用 ・ 操作パネル用 ・ コントローラーケースに取り付けたスイッチ用)との接続用にコネクターを配線します。基板によって2mmピッチと2.5mmピッチが共存するので少々面倒ですが、一番注意する事はコントローラーを長期使用しても断線しないよう確実に配線する事です。コントローラーの不具合で断線が予想される場合、ケーブル数が多いと断線箇所を特定するのが困難です。(振動機能も断線を誘発する要素ではありますが・・・) ということで、想像以上に時間がかかってしまいました。

時間がかかった原因といえば、ケーブルの外径が0.65mmなので手持ちのワイヤーストリッパーは使えないし、コネクターも小型なので圧着ペンチを使っても端子の圧着が上手くいきませんでした。仕方なく、普通のペンチで圧着部分を曲げていきました。ここは配線だけ間違えなければいいと気楽に考えていましたが、四苦八苦してしまいました。後で数えたら端子数が全部で62もありました・・・・・。 エンジニアで精密圧着ペンチ:PA-09というのを発見しましたが、なんと5,000円 (*_*;  高っ!! これは断念。

○ 使用したパーツ

  • 型番:EH5PS コネクター5ピンストレート型 端子ピッチ:2.5mm (×4) (リンクマン)
  • 型番:PH5PS コネクター5ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×2) (リンクマン)
  • 型番:ZL2001-3PS コネクター3ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×4) (リンクマン)
  • 型番:PH2.02PSET コネクター2ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (×3) (リンクマン)
  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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photo 142

■ 最後の配線

これで全ての配線が終わります。ステアリング可変抵抗への配線です。ステアリング・アクセル・ブレーキ用基板に接続するコネクターを取り付けます。初代ゼロテックでは可変抵抗が基板に半田付けされていますが、これと同じように自作基板を取り付けるとコントローラーのケース内に収まらなくなってしまいます。この写真で解ると思いますが、基板の位置がこれ以上高くなるとアクセル・ブレーキ用可変抵抗が裏ケースに干渉してしまいます。取り付けるコネクターもストレートだと裏ケースに干渉するのでL型を使いました。

○ 使用したパーツ

  • 型番:EH3PL コネクター3ピンL型 端子ピッチ:2.5mm (リンクマン)
  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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photo 143

■ 気になったこと・・・・・

前作はこんな感じで全く問題なかったのですが、今回はケーブル多数なので、振動モーターの重りにケーブルが接触して断線しそうな気がします。なので、重りの横にケーブルをガードする板を取り付けました。よく製品のパッケージなどに使われている物をカットして両面テープで固定。

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