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ゼロテック2本体基板との接続用コネクター基板を製作する

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■ 表面

これを作った理由は、たとえば操作パネルは操作パネル背面にコネクターが集約しています。それと同じように、コントローラー表ケースに取り付けたスイッチ類のコネクターも一箇所にまとめた方が、ゼロテック2本体基板との接続時に楽ですし、また、他のコントローラーを内臓する事になった時も配線を集約しておく事で作業が楽になります。作業ついでにと言ってはなんですが、ゼロテック2はメイン基板と振動モーターの間にコネクターがないので、これも同箇所に集約します。

悩んだのは取り付け場所です。ゼテック2のメイン基板はコントローラー底に設置する予定なので、なるべくメイン基板の近くに取り付けたほうが、メイン基板からの配線が短くて済みます。他のコントローラーを内臓することになった時も配線はここまで持ってくるだけでいいので、やはりコントローラー底近くが理想です。悩んだ結果、コントローラー底と振動モーターの間に少しスペースがあるのでここに設置することにしました。

次はコネクターです。一つのコネクターにまとめて、(EHコネクターを探したら15極位まで販売されているようなので)これを横向きで設置してもいいのですが、ここで一つ、

R2・L2 用コネクター ×1  R1・L1 用コネクター ×1  △・○ 用コネクター ×1

と分けておけば、ここでもR2/L2⇔R1/L1の入れ替えが可能です。なので各コネクターに分けて配線することにします。

振動モーターも含めて計5個の[ EHコネクター:2.5mmピッチ ]をこの場所に並べてみましたが、スペースが狭くて収まりませんでした。結果、[ PHコネクター:2.0mmピッチ ]を使用することにしました。ギリギリですがこれなら収まります。ゼロテック2メイン基板にもPHコネクター:2.0mmピッチが使用されているので丁度いいかもしれません。

○ 使用したパーツ

  • 型番:ICB-013 片面ガラスエポキシ 特殊IC用基板 ピッチ:2mm 寸法:120×45mm 板厚:1.2t (サンハヤト)
  • 型番:ZL2001-3PS コネクター3ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (リンクマン) 【R2・L2/R1・L1/△・○/用 各1】
  • 型番:PH2.02PSET コネクター2ピンストレート型 端子ピッチ:2mm (リンクマン) 【振動モーター用 ×2】
  • 型番:70.08SHW2X10 耐熱電線 より芯 導体:0.08mm×7本 外形:φ0.65 2m×10色 (メーカー不明)
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■ 裏面

スペースが狭いので、基板の外周をコントローラーケースに合わせてヤスリで削りました。同じくケースに合わせて一箇所穴あけ加工。

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■ 配線

これは、難しい〜〜〜。2mmピッチの配線は初体験なのですが、ちょっと手がぶれると隣の端子に半田が流れてしまいます。逆作用ピンセットで基板を保持していますが、これはミニバイスなどを使ったほうがいいですね。ケーブル9本半田付けするので作業が進むにつれて難しくなります。

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■ 設置

配線が終わったので、基板設置。スペースは余裕ないですが、設置完了。ただ、振動モーターに近いのが難点と言えば難点です・・・

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■ 配線 完了

コントローラーケースに取り付けた全てのスイッチの配線を一箇所に集約できました。

これで、コントローラーのケース部分は完成です!!!!!
コントローラーケースに取り付けたのは、走行時に使用頻度が高いスイッチ類ですが、ここにステアリング・アクセル・ブレーキなどアナログ操作に必要な可変抵抗などは無いので、他のコントローラーの基板を内臓したくなった時も、このケース部分はそのまま使用できます。

将来、ゲームソフトがサイドブレーキもアナログ対応になったら、その時はまた、無い知恵を絞って対応したいと思います。

『グランツーリスモ5プロローグ』では、視点によってはサイドビューがアナログ対応みたいですね〜。走行時の操作ボタン関係は、また改良する日が近いかもしれません。

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