ＭＵＳIC

音楽コーナーりにゅあーる　ここのトップでは私が最近、自腹で購入したCDをグダグダ批評するの。
第二回目 Minutes To Midnight / LINKIN PARK

はい、私の中では21世紀最強のロックバンドである処のリンキンパークの新作なんですが・・・
発売早々否定派と擁護派がファンサイトのＢＢＳで大喧嘩する事態に発展しつつある問題作。
何が問題かっつーと・・・要するにおとなしすぎると。
私も最初聞いたときは驚きました。次の曲は弾けるだろう・・次こそは・・・
そう思いながら気がついたらアルバム終了〜・・・エエーッ!?　てな感じで。
でも、歌モノのロックアルバムとしてはいい曲が並んでいます。

では、カンタンに各曲を

1.Wake　・・・歌なしのインスト。ちょいプログレ風味？
2.Given Up　・・・いきなり手拍子にギターギャンギャンで何というか・・・フーファイターズ？
3.Leave Out All The Best　・・・アレンジ次第ではIn The EndやNumbに匹敵するいいメロディだと思うけど・・・
4.Bleed It Out　・・・やっとシノダの仕事キターけど・・バックが薄っぺらいなぁ。これもギターと手拍子
5.Shadow Of The Day　・・・こ、これは・・あまりにU2・・いい曲だけど、何もかもWith Or Without Youに似すぎ！
6.What I've Done　・・・先行シングル。これを聴いてホッとした。いつものリンキン節。やっと導火線に火がついた気分。
7.Hands Held High　・・・マーチ調のドラムにシノダのラップを被せる新しい試み。結構好き。
8.No More Sorrow　・・・あーちょっと乗ってきたカナ・・・カナ。でもアレンジしだいでもっとカッコよくなるよなあ。
9.Varentine's Day　・・・グーグードールズかライフハウスかといったミディアムロック。いい曲だけど後半の盛り上がりをもうチョい・・
10.In Between　・・・もはやサイモン&ガーファンクルの領域。これ・・・若い子は退屈だろうなぁ
11.In Pieces　・・・うーん・・平凡。特に可もなく不可もなく、普通のロックナンバー。
12.The Little Things Give You Away　・・・今度はレディオヘッドか!?　だ･･だるい。最後の最後にこれは・・・
輸入版購入の為ボーナストラックはなし。日本盤はFaintのライブあり。

以上ですが・・・アルバム通して聞いた感想は「中堅アメリカンロックバンドの手堅い一枚」といった感じ。
これが普通のバンドならともかく、リンキン･パークの4年ぶりの新作としては・・・
ファンの人には悪いけど、まあ私も一応武道館に観に行ったファンの一人として言わせてもらうと

花火大会見に行ったら、線香花火ばかりでした

火力不足。アレンジやラップをもっと加えればもっともっとカッコよくなると思うけど、あえてこういう風にしたんでしょう。
うむ、個人的には前作METEORAはちょっとやかましすぎかなーと思っていたので、これはこれでアリかなと。
でも、このアルバムでツアーに出るとどうなんでしょうねー。前二作とのギャップがかなり大きいのでその辺は不安。

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