第五回 2008年4月22日
FIREHOUSE vs NIGHT RANGER in 渋谷CCレモンホール

そんなわけで、最近は年に一回ペースになりましたがライブ行ってきやしたー。
80年代から90年代前半にかけて、メタルブームの時代を熱く駆け抜けた二大バンドが今、日本で蘇る!
いやまあ、実際はこーゆージョイントでもやらないと人が集まらないんでしょうけどー
それでもこの二つのバンドが10000円以下で見られるならお得ですよ奥さん見なはれ見なはれー

18:20 

渋谷駅到着

会場は渋谷CCレモンホール。
なんだそりゃ?とお思いの方もおられるかもしれませんが、
旧名は「紅白歌のベストテン」でお馴染みの?渋谷公会堂。
私にとっては7年前にコサキンのイベント見に行った会場です。

渋谷に来るのは5年ぶりくらいでしょうか。
いきなり駅の出口をまちがえたっぽい。
目の前にモヤイ像が・・・アレ、渋公って反対側だよな?
確か7年前にも同じ間違いを犯した気がする。。。
しかし、何べん来ても渋谷の町の都市計画というか、構造はおかしい。
なんでこんなにたくさんの道路が駅前一点に集中する作りなのか。
これじゃ人がウジャウジャするのは必然。坂道もダルいし。

などとウダウダ考えながら会場に辿り着く。
うわぁ・・・会場の正面にでかいレモンが!
何だよレモンのおかげでデカデカと公演の名前が書かれた看板がないよ。
せっかく記念撮影したかったのに。
しゃーない、レモンだけでも撮っとくか・・・と思い携帯のカメラをカシャリ
が・・・新機種815SHの扱いにまだ慣れてないため攻撃的にブレる。
しかも画像の保存方法もよく判らず・・・今回は写真が少ないです。
18:30
ほとんど行列もなく、サクサク入場。
客層は・・・小太りな背広組がこんなに多いライブは初めてだ!
追加公演だけあって、グッズ売り場も売り切れが多い。
相変わらずウドーの発注の読みの甘さが目立つが、
かろうじて両バンドのTシャツだけはゲトした。

会場内はさすが改名しただけあって、かなりキレイにリニューアル。
以前来た時は貧相な売店だったところが、CCレモン一色になってた。
ビールも売ってたけど、食い物が何もない!ツマミなーい!
しゃーないので、CCレモン頼む。
CCレモンホールで飲むCCレモン。300円なり。高ぇー
19:00
第一部 FIREHOUSE

Helpless
Lover's Lane
All She Wrote
Ought Be A Law
Holding On
When I Look Into Your Eyes
Shake & Tumble
Door To Door
Love Of A Lifetime
Reach For The Sky
Don't Treat Me Bad
ほぼ定刻どおりファイアハウス登場
会場の入りは・・・さすがに三日もやるとやや空席が目立ちますが
メンバーが登場するとオヤジたちも盛り上がり総立ちに。
・・・が

内装はリニューアルされたといっても客席の構造は昔の渋公のまま。
前の席との段差が低く距離も狭いため、立ち上がると
前席のオヤジの頭がステージのど真ん中に!

見えない。。。ヴォーカルが見えない!
両脇のギタリストとベーシストは見えるけど・・・
しゃーないので首を左右に振り、かすかに見えるポイントを探す。

Firehouseは四人編成
ヴォーカルのC.Jも左右に動き回ってくれるけど、やはり真ん中は完全な死角。
でも、あのハイトーンボイスはちっとも衰えてない。ちくしょー聞こえりゃいいや!
実はこのバンドのアルバムはベストしか持ってないので、知らない曲も多かったけど
ステージやや左寄りに置いてあるキーボード前にC.Jが立った。
やたーキーボードの位置なら、オヤジの頭の影響を受けずバチシ見える。
そして、おなじみのイントロ・・・
本日のトリハダ第一号、バラードの名曲"When I Look Into Your Eyes"
いや〜、いいわ。ビリビリ来る。

ところでボーカルのC.Jさん、MCではかなり日本語で話してくれました。
「トーキョー、シブーヤゲンキデスカー? ファイアーハウスハゲンキデース!
オカゲサマデー、ジューハチネン!ジューハッチネーン!」
こんだけ日本語達者なロッカーは初めてですよ。勉強したんでしょうねー

そしておなじみのナンバーが続いた後、"Don't Treat Me Bad"
コブシ振り上げ大合唱!
しかし、この曲をやるということは出番はここまでか〜
もう少し、じっくりと聴きたかったです。
20:20
第二部 NIGHT RANGER
Seven Wishes
Touch Of Madness
Sing Me Away
Call My Name
You're Gonna Hear From Me
Night Ranger
Let Him Run
Goodbye
Pasion Play
Coming Of Age
When You Close Your Eyes
Sister Christian
(You Can Still) Rock In America
ファイアーハウス終了後、20分ほどのセットチェンジ。
あれれ?ドラムが舞台の右端に置かれた。
その対極の左端にはキーボードが置かれている。
大抵ドラムはど真ん中に置くもんだけど、こうゆう設置は初めてだ。

そして会場が暗くなり、ナイトレンジャー登場!
ヴォーカルのジャックは80年代そのままのメタル長髪、
そして銀ピカの怪しげなグラサンに首の周りにマフラーともタオルとも言いがたい
なんかヘンな細長い白い布を巻いている。ネッカチーフとも違うし、なんだありゃ?
とにかく、全盛期のサミー・ヘイガーやダイヤモンド・デイブばりの胡散臭さ。

そして始まったドラムソロ。
ちょ・・おま・・え・・?このリズムパターンは・・・・・

本日のトリハダというか、毛細血管ドバーポイントはここでした。
一曲目に"Seven Wishes"!ズキュゥウウウン
あのーシングルカットされてない曲なので、知名度は低いかと思いますが、
アルバム"7WISHES"の頭を飾るカッチョいい曲なのです。

実はナイトレンジャーもCDで持ってるのはベスト盤だけ。
このライブの前に予習として、高校時代にレコードからカセットに落とした
過去のアルバムを押入れのダンボールから引っ張り出し聴いていて
「あ〜Seven Wishesやってくれないかなー」と思いながらビール飲んでたんですが

本当に、しかもアタマからやってくれたー!

さらにマッドネスだのシンミーアウェーだの、あの頃の名曲が続く。
もうなんか、後のことはよく覚えてません。

そういえば、この人たち"Night Ranger"ってライブで必ずやる曲があるんですよ。
ナイトレンジャーの「ナイトレンジャー」
ジンギスカンの「ジンギスカン」みたいなもんですな。

しかし、やはり4人編成のファイアーハウスに比べ、ツインギターに
常設のキーボーディストがいると、音の厚みが違いますね。すごい迫力。
でも、こちらもちょっと短かったなーという印象。
何といっても"Sentimental Street"聴きたかった、いや歌いたかったのだー!
21:40
アンコール
Don't Tell Me You Love Me
Crazy Train
ナイトレンジャーのアンコールは当然シブがき隊もパクッた「ドンテル」
ひと盛り上がりした後、ファイアーハウスのメンバーも登場。
そして全員集合で始まったのは・・・

御大オジー・オズボーンの"Crazy Train"!!

何たる選曲か!
本日最大の盛り上がりです。さすが背広組中心のお客様方だぜ!
一番をファイアーのC.Jが歌い、二番はジャックが歌う段取りだったようですが、
「歌詞わかんねー!」とばかりにほとんどC.Jさんに歌わせていましたな。
C.Jさんは間奏の間の「あいあいあ〜い」のパートまでセルフエコーやってくれました。

いやー楽しかった。
メタルのライブでこんなに笑顔になったのは初めてでした。
22:00
会場を出て時計を見ると、もう22時を過ぎていた。
どうやらCCレモンホールは22時までに終わらせなきゃいけなかったみたいですね。
チッ渋公のくせに!
両バンドとももう少し長く見たかったなー。
今度、単独で演る時にはゼヒ行こうと思いますた。

今回の戦利品
ファイアーハウスのTシャツは・・・
もうチョイおしゃれなロゴのみのもあったんですが、すでに売り切れてました。

てなわけで、一年ぶりのライブ楽しんで参りましたー
それではまたー

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