私の青春’80Sミュージック
私が中学、高校、大学と青春時代を過ごした1980年代、洋楽の一大ムーブメントがありました。
TVで小林克也氏が司会を努める「ベストヒットUSA]が始まり、「プロモーション・ビデオ」というものが紹介され、
その映像と、曲のカッコよさでたちまち若者達の間で話題となり、その後もピーター・バラカン氏の
「ポッパーズMTV](無名時代の森川由加里も出てた)や、セーラ・ロウエルとイロモノ化する前のマイケル富岡
が出ていた「MTV]、UHFでやってた「ソニーMUSICTV]、あと覚えている人いるでしょうか?テレビ東京で、
デンプシーという怪しげな黒人とセーラのやってたやつ(番組名忘れました!)等さまざまな番組が作られました。
その他にも、ラジオでは「アメリカントップ40」が湯川れいこ先生司会で、土曜の深夜ラジオ関東(現ラジオ日本)で
放送されてました。この番組はFENでも土曜の午後、一週遅れて放送されていたので急いで学校から帰って
聴いていたものです。大学生になって一人暮らし始めた頃は、朝から晩までFEN聴いてたなあ。
また、よく秋葉原で輸入盤をあさったり、外タレのライブにも行ってました。
そんな洋楽どっぷりな青春を送った私の、お気に入りのアーティスト30組を一挙に紹介します。
ほとんど私の記憶だけで作っているので細かい情報などは適当です!違う所があったら教えてチョ。

INXS リック・
スプリングフィールド
シンプルマインズ ザ・カーズ ヒューイ・ルイス
&ザ・ニュース
ブライアン・アダムス ブルース・
スプリングスティーン
トム・ペティ&
ハートブレイカーズ
REOスピードワゴン ジョン・クーガー・
メレンキャンプ
ユーリズミックス ザ・ポリス(スティング) パット・ベネター ダリル・ホール&
ジョン・オーツ
ジャーニー
デュラン・デュラン カルチャー・クラブ メン・アット・ワーク ジョーン・ジェット&
ザ・ブラックハーツ
エディ・マネー
J・ガイルズバンド
(ピーター・ウルフ)
ドン・ヘンリー グレン・フライ ジェネシス
(フィル・コリンズ
マイク&メカニックス)
シンディ・ローパー
ロバート・パーマー
(ザ・パワーステーション)
ハート リチャード・マークス フリートウッド・マック エア・サプライ

ちなみに、マイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンスこの3人はすご過ぎるので別格!

MUSICへ

 


●INXS     
大ヒットアルバム”KICK"により、世界的成功を収めたオーストラリア出身の6人組。
独特の「うねり」を持ったサウンドとヴォーカルがイカス!
彼らを初めて知ったのは、”What You Need”のプロモビデオで。
あまりのカッチョ良い映像と、ボーカリストのすけべったらしそうな顔で一発で好きになりやした。
全米NO・1にもなった”Need You Tonight”なんか、スケベっぽいでしょ?
”COMIC"コーナーでもちょこっと触れてるけど、私、昔ちょっと重い病気になって
もう、生きる気力失いかけてた時があったんだけど、そんな時たまたま見てた
深夜のTV番組で彼らの”The Gift"のビデオが流れてきて、もうガツーンとやられました。
上手く言えないけど、音と映像でものすごいパワーを与えてくれたのよ。
私の人生に最も影響を与えたバンド。私の魂の師であり、
兄貴であったヴォーカル:マイケル・ハッチエンスは、1997年11月22日永眠。

個人的趣味によるINXS名曲ベスト10

The Gift 私の人生においてもっとも重要な意味を持つ曲。
サウンドもカッコいいけど、ビデオは血が燃えます。
アルバム”Full Moon Dirty Hearts”収録。
Taste It マイケルのヴォーカルの真骨頂、タメとうねりが見事!
サビの「ねヴぁ・ねヴぁ・ねヴぁ〜!」って所がいいんですよ。
アルバム”Welcome To Wherever You Are”収録。
Beautiful Girl INXSには珍しい、素朴で切ないメロディーとサウンド、
マイケルのはかなげなヴォーカルが胸にジンときます。
これも”Welcome To Wherever You Are”収録。
Guns In The Sky 大ヒットアルバム”Kick”のオープニングを飾る名曲!
これも音もビデオもブルブル来るほどカッコいいですゼ!
ライブアルバム”Live Baby Live”収録のライブバージョンも必聴。
Suicide Blonde ハーモニカから始まる痛烈なイントロ、そしてマイケルの
攻撃的ヴォーカル!曲の構成も画期的です。
アルバム”X”収録。
What You Need おなじみ彼らの世界制覇への第一歩になった曲。
当時、斬新かつアーティスティックなビデオでも話題になりました。
アルバム”Listen Like Thieves”収録。
Original Sin ナイル・ロジャースの影響がまだ強く残ってはいるが、彼らがのしあがる
きっかけとなった初期の名曲。ビデオのダサさは今や芸術的!
アルバム”The Swing”収録。
Listen Like Thieves 何と言うか、これも独特の彼らならではの構成の曲。
サビでの一瞬の間とその後にたたみ掛けるギターとサックスがイカス。
アルバム”Listen Like Thieves”収録。
Elegantry Wasted 色気バクバクのマイケルのヴォーカルがグッド!
前半のスケベ声からサビのパワフル声への変化も上手いなあ。
最後のアルバム、”Elegantry Wasted”のタイトル曲。
10 Devil Inside 全米NO.1ヒット”Need You Tonight”の後を受け、ビルボード2位まで行った
彼らにとって2番目の大ヒット曲。ギターの音がカッコいい!
この曲の12インチは傑作です。アルバム”Kick”収録。

 個人的趣味によるINXSアルバムベスト5

Welcome To Wherever You Are ジャケット写真だけ見ると、どこかの少年聖歌隊のアルバム?かと思いますが、
内容はもうスゴイスゴイ!彼らの最高傑作といわれれば私は迷わずこれを挙げます。
Kick 言わずと知れた彼らの世界的大ヒットアルバム。全米NO.1ヒット曲”Need You Tonight”
トップ3ヒット曲”Devil Inside””New Sensation”他おなじみの曲を多数収録。
Listen Like Thieves シングル”What You Need”の大ヒットにより、世界的規模のセールスを記録した傑作。
このアルバムから急激に音が研ぎ澄まされてキレが良くなってます。
Full Moon Dirty Hearts レコード会社とのゴタゴタを乗り越えて発表された意欲作。かなりロック色が強くなってます。
レイ・チャールズ、クリッシー・ハインドといった豪華なゲスト陣との共演も聴けます。
X 大ヒットアルバム”Kick”後のプレッシャーをはね返し、さらなる進化を遂げたアルバム。
一曲目から”Suicide Blonde”ですっ飛ばしてくれます!

                                                   ●リック・スプリングフィールド
高校時代の私のアイドル!ヒザまでダラッと下げたギターをストロークする姿が
メチャかっちょよかった。10年ぐらい前、交通事故で一時音楽活動を中断していたが、
’98年に10年ぶりのアルバム”KARMA"を発表し復活。現在52歳!
この10年の間に、ジャケットで有名だった愛犬の「ロン」くんに変わり、
チョットいかつい顔の犬がジャケットに写っています。
どうでもいいけど、彼が主演した「ハード・トゥ・ホールド」って映画
オレわざわざ劇場に観に行ったんだよな。まわり女の子ばっかでなんか恥ずかしかった。
数年前、神保町の中古ビデオ屋でこの映画のビデオを発見!即買いました。¥1000だったよ・・
余談だけど、私はリックの幻のデビューアルバム”Beginnings"を持ってます.
もちろんアナログ盤で、15年ぐらい前アキハバラで偶然みつけたのだ!

個人的趣味によるリック名曲ベスト10

Love Somebody リックの主演映画『ハード・トゥ・ホールド』のオープニングで演奏される曲。
同名のサントラ盤のトップにも収められている爽快なロックナンバー。
私のカラオケの18番ともいえるぞよ。
What Kind Of Fool Am I 切なげなリックのささやくようなヴォーカルから始まるバラードナンバー。
徐々に盛り上がっていって後半ではギターの印象的なフレーズが決まる!
アルバム”Success Hasn’t Spoiled Me Yet”収録。
Don't Talk To Strangers おなじみの大ヒット曲。ビルボードでは四週連続二位ながら、ラジオ&レコーズの
チャートでは五週連続の一位に輝いた。ビデオではリックは単なるストーカー!
アルバム”Success Hasn’t Spoiled Me Yet”収録。
Affair Of The Heart アルバム”Living In OZ”のトップを飾る名曲。シンセを大々的にフィーチャーした
壮大なイントロと印象的なギターのリフにもうドキドキ。
Living In OZ 83年の大ヒットアルバムのタイトル曲。壮絶なギターのイントロに血が騒ぐ!
”OZ”とはリックの出身地オーストラリアのこと。
Jessie's Girl リックがシンガーとして世界的に認められるきっかけとなったおなじみの大ヒット曲。
彼にとって初の全米NO.1に輝いた爽快なロック・ナンバー。
アルバム”Working Class Dog”収録。
Dance This World Away アルバム”TAO”のオープニングを飾る景気いい曲。シンセバリバリながらも、
ノイジーなギターの音にロック魂を感じます!
Honey Moon In Beirut アルバム”Rock Of Life”からのセカンドシングル。一般的知名度は低いが
切なげなヴォーカルと重いテーマの歌詞が心に響きます。
Beautiful Prize 98年、10年ぶりに音楽シーンに復活したアルバム”KARMA”の隠れた名曲。
幼児虐待という重いテーマに正面から向き合うリックの姿に感動です。
10 Human Touch ”Living In OZ”からのセカンドシングル。このアルバムから彼はシンセを多用
し始めるのですが、ここでも非常に効果的に使われています。

個人的趣味によるリックアルバムベスト5

Living In OZ それまでの爽快ロック路線から進化し、シンセを大々的に使用することで新たな時代への
変化を試みた意欲的アルバム。楽曲もハードなナンバーが多く、カッコいい!
Success Hasn't Spoiled Me Yet 世界的アイドルとなったリックが、音楽性のさらなる発展を目指した傑作。
タイトルの意味は「俺はまだ成功に甘えちゃいないぜ!」
Working Class Dog おなじみ大ヒット曲”Jessie’s Girl”収録の世界的成功を収めたアルバム。
他にも”I’ve Done Everything For You”等のヒット曲満載。
TAO 前作”Living In OZ”のハード路線をさらに強めたある意味荘厳とも言えるアルバム。
”TAO”とは中国の「道教」のこと。かなり精神性にも力を入れている。
Rock Of Life ”TAO”のハード路線から抜け出し、本来のポップな方向への回帰がうかがえるアルバム。
タイトル曲”Rock Of Life”ではレゲエの要素も取り入れている。

●シンプル・マインズ
スコットランド出身の渋めのバンド。大ヒットアルバム”Once Upon A Time"は私のお気に入りNo.1
ちなみに、このHPのタイトルはこのアルバムの5曲目”OH!JUNGLELAND"から取りました。
このヴォーカルのジム・カーってのが、オレに似てんだよね・・特に鼻から口にかけてが。
新作”Glitter Ball"のプロモビデオ観た時、鏡見てるのかと思いましたよ。そのわりに、この男
なんかもてるんだよなあ・・プリテンダーズのクリッシー・ハインドと昔結婚してて、その後
パッツィ・ケンジットとの間にも子供作ったりして・・オレにも分けてくれ!

個人的趣味によるシンプルマインズ名曲ベスト10

Oh,Jungleland もちろん、このHPのタイトルにも使わせてもらったこの曲。
なんたってカッコいい曲なんですよ。彼らにしては熱くロックしてて!
傑作アルバム”Once Upon A Time”のアナログで言うとB面の一曲目収録。
Don't You
(Forget About Me?)
おなじみ、彼らの唯一の全米NO.1ヒット曲。幻想的かつ、パワフルな名曲!
映画『ブレックファスト・クラブ』主題歌で、オリジナルアルバムには未収録。
Someone, Somewhere In Summertime 日本でもTVCMに使われた(らしい・・・おぼえてない・・)初期の名曲。
美しく、哀愁のあるミディアムテンポのメロディーが心にしみる。
アルバム”New Gold Dream”収録。
Sanctify Yourself 大ヒットアルバム”Once Upon A Time”からの第二弾シングル。
これも、彼らの曲としては実にストレートにロックしています。
Alive And Kicking ”Don’t You”の大ヒットの後を受け発表された傑作アルバム
”Once Upon A Time”の第一弾シングル。全米、全英共にトップ10ヒットに。
She's The River 95年、低迷期が続き二人きりになってしまった彼らが、まさに起死回生に
放った大傑作アルバム”Good News From The Next World”からの
先行シングル。久々にヒットチャートの上位に返り咲きました。
Up On The Catwalk アルバム”Sparkle In The Rain”のトップを飾るノリのいい曲。
スケールのでかい、かつ繊細なサウンドがイカシてます。
Come A Long Way アルバム”Once Upon A Time”のラストを飾る壮大な曲。
イントロのジム・カーのうなりがもうステキです。
Speed Your Love To Me スリリングな展開の、聴いていて思わずワクワクしてくる曲。
アルバム”Sparkle In The Rain”からのセカンドシングル。
10 7 Deadly Sins アルバム”Good News From The Next World”収録。
キリスト教の「7つの大罪」をテーマにした、重厚な曲。
映画『セブン』はここからアイデアを得たのでは・・・という噂もチラホラ?

個人的趣味によるシンプルマインズアルバムベスト3

Once Upon A Time 私が、今まで聴いてきた中で最高のアルバムを挙げろと言われたら、
絶対にこれを選びます!収録曲はわずか8曲ながら、すべてが傑作!
Good News From The Next World 90年代に入って低迷を続けてきた彼らが95年、それまでのシンセ中心路線から
ギターを前面に押し出したロック要素を強調し、見事復活を遂げた傑作。
Sparkle In The Rain ”Don’t You”での大ブレイク前に出されたアルバム。そのクオリティの高い楽曲と
鋭いセンスが後の全米制覇に繋がるのである・・・と思いながら聴きなはれ。

●ザ・カーズ
シンセサイザーばりばりに使っているにもかかわらず、テクノとはチョットちがう、メロディーラインはロックンロール・・
この人たちだけにしかできない、独特のクールなサウンド。一度聴いたら絶対はまりますぜ!
”You Might Think"をはじめとする、魅力的なプロモビデオでも有名ですね。
彼らのほとんどの曲は、ヒョロ長グラサンのリック・オケイセックがリード・ヴォーカルですが、最大のヒットである
名曲”Drive"でリードボーカルを担当していたベンジャミン・オール氏は、2000年に病死されたらしいです。合掌。

個人的趣味によるカーズ名曲ベスト10

You Might Think 第一回MTV大賞にも輝いたあの名作プロモビデオでおなじみの曲。
とにかく、軽快なメロディーラインとリックのすっとぼけたボーカルが最高!
大ヒットアルバム”Heartbeat City”からの第一弾シングル。
Just What I Needed ファーストアルバム”The Cars”(邦題『錯乱のドライブ』)からのヒット曲。
70年代後半発売と言うことでリアルタイムでは聴いたことなかったけど、
ベストアルバムで初めて聴いて一発で気に入りました。
Tonight She Comes ベストアルバム”Greatest Hits”発売時に新曲として収録された曲。
シンセとギターが織り成す独特のカーズワールド炸裂の名曲です。
Drive カーズ最大のヒット曲で、今は亡きベンジャミン・オールがボーカルを担当。
爽快ないつものアップテンポ路線とは一味違う、切なげな名曲。
アルバム”Heartbeat City”収録。
Shake It Up アルバム”Shake It Up”のタイトルチューン。
私が初めてカーズを知ったのはこの曲でした。
実に脳天気かつスコーンと気持ちのいい曲です。
Magic アルバム”Heartbeat City”からの第二弾シングル。
プロモビデオでは、リック・オケイセックがプールの上を歩きながら歌ってました。
Good Times Roll ファーストアルバム”The Cars”からのストレートなロックナンバー。
この頃は、ギターが中心の構成になってますね。カッコいい!
Hello Again アルバム”Heartbeat City”のトップを飾る痛快ロックナンバー。
アンディ・ウォーホルが監督したプロモビデオでもおなじみです。
Strap Me In カーズ最後のアルバム”Door To Door”からのセカンドシングル。
ちょっと哀愁漂う、ミディアムテンポの隠れた名曲。
10 I Refuse ヒット曲バンバン連発アルバム”Heartbeat City”の中で、
シングルカットされなかったもののひっそりと隠れた名曲。

個人的趣味によるカーズアルバムベスト3

Heartbeat City 言わずと知れた、カーズ最大のヒットアルバム。彼らの場合、どうしてもプロモビデオが
話題に上りますが、楽曲もすばらしいです!80年代の傑作アルバム3本の指に入ります。
Shake It Up シンセを中心に構成された軽快な曲が並ぶノリのいいアルバム。
ドライブ時のBGMには最適ですぜ。
Door To Door カーズ最後のアルバム。もはや円熟味を感じさせるカーズ節はここでも健在!
・・・すいません、カーズのオリジナルアルバムはこの3枚しか持ってないのです。
70年代の作品仕入れたらまた構成しなおします。

●ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
アゴロックおやじヒューイ率いる、西海岸さわやかロックの王道バンド。
かつてレイ・パーカーJrが、彼らの”I Want A New Drug"をパクッて
「ゴーストバスターズ」の主題歌をヒットさせたのは有名な話。
その後、批判されたレイがヒューイに謝罪に行ったら、
「映画がおもしろかったから、ゆるしてやるよ。それより、
サンフランシスコ・ジャイアンツの試合の券余ってない?」
・・・と言ったとか、言わなかったとか。
でも、この人たちよく日本来てたね〜。
私は武道館と、ドームになる前の後楽園球場、
そしてできたばっかの東京ドームと3回見ました!
後楽園じゃブルース・ホーンズビーが前座で、豪華だったね〜。
リードヴォーカル:ヒューイは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に
チョイ役で出て以来,最近は本格的に役者業も行ってるようですが、
2001年、実に7年ぶりのアルバム”Plan B”を発表。
いまだロックし続けております!メンバーは現在9人に増えた模様。
いつもグラサンかけてタバコ吸ってたベースの人は脱退したみたいです。

個人的趣味によるヒューイ・ルイス&ザ・ニュース名曲ベスト10

Do You Believe In Love 彼らにとって初めての大ヒット曲。爽やかなコーラスとメロディーラインの名曲!
その割れたアゴから繰り出される渋い声にシビれます。
アルバム”Picture This”(邦題『ベイ・エリアの風』)収録。
I Want A New Drug レイ・パーカーJrも思わずパクッてしまったノリノリのナンバー。
イントロの♪ギューンギューンというギターのフレーズが痛快です。
アルバム”SPORTS”からの第二弾シングル。
Jacob's Ladder アルバム”FORE!”のトップを飾るにふさわしい、パワフルかつ爽快な曲。
作詞,作曲は弟子であるブルース・ホーンズビーが担当。
Stuck With You おなじみの大ヒット曲。アルバム”FORE!”からの第一弾シングル。
ミディアムテンポの軽快なメロディーとひょうきんなビデオが楽しい。
The Power Of Love 言わずと知れた、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主題歌。
彼らにとっての初の全米NO.1ヒット曲に。
Heart And Soul 大ヒットアルバム”SPORTS”からのファーストシングル。
この曲のビデオもなかなか凝っていて面白かったです。
Hip To Be Square ヒューイ節全開のノリノリロック・ナンバー!
アルバム”FORE!”からの第三弾シングルでこれもNO.1に。
If This Is It それまでのアップテンポなナンバーとは一味違う、哀愁漂う名曲。
バックのコーラスも見事に曲を盛り上げています。
アルバム”SPORTS”収録。
Walking On The Thin Line ヒット曲連発のアルバム”SPORTS”からなんと五曲目のシングルカット。
それまでのご陽気路線とは違う、ベトナム戦争を扱ったちょっと硬派なナンバー。
10 Doin' It (All For My Baby) アルバム”FORE!”からシングルカット。この曲のビデオの初公開は当時の
後楽園球場でのライブの時にバックスクリーンで上映されたのを今でも覚えてます。

個人的趣味によるヒューイ・ルイス&ザ・ニュースアルバムベスト3

SPORTS トップ10ヒット4曲収録のバカ売れアルバムです。よく考えるとすごいタイトルだねえ・・・
まあ、それまでのロック・スターとは違う健康的なバンドのイメージを
実にストレートに表した名タイトルだとは思いますが。
FORE! ”The Power Of Love”の大ヒットの勢いに乗って出されたアルバム。
ここからはNO.1ヒットが3曲と、いわゆる80年代のモンスターアルバムと言っていいでしょう。
Picture This 邦題は『ベイ・エリアの風』・・・名タイトルですね。彼らの爽快な曲調を見事に表しています。
まだすこし泥臭さは感じるもののアメリカン・ロックの熱い鼓動が伝わってきます。

●ブライアン・アダムス
永遠のロック少年といえばこの人。”18 Till I Die”(死ぬまで18歳のままさ)という無茶なタイトルのアルバムも出してましたね。
カッチョよかったねえ、”Cut’s Like A Knife”のジャケット。高校時代、掃除の時間によくホウキもって真似しましたよ。
この人はいまだ第一線でがんばってんね、さすがにバラード調の曲が増えたけどね。
大抵の人は”Reckless”をこの人のベストに挙げると思うけど、オレが一番好きなのは’90年代に入って出された
”Waking Up The Neighbors”だな。プロデューサーが、デフ・レパード等でおなじみのジョン・マット・ランジで、
かなりヘヴィーなサウンドになってて、バラード色が強くなってたブライアンにとって起死回生のロック炸裂!ってカンジで。

個人的趣味によるブライアン・アダムス名曲ベスト10

Heat Of The Night 世間的評価はイマイチのアルバム”Into The Fire”の中で
唯一光っているのがこの曲。
ヘビーなサウンドに激しいブライアンのヴォーカルがハートにズキュンと来ます!
Summer Of '69 まさに夏にピッタリの爽快なロックナンバー。
ギターのカッティングが気持ちいいです。
アルバム”Reckless”からの第四弾シングル。
This Time アルバム”Straight From The Heart”からの第三弾シングル。
素朴さを感じる軽快なロックナンバー。
Don't Drop That Bomb On Me アルバム”Waking Up The Neighbours”の
ラストに収められた隠れた名曲。プロデューサー:マット・ランジらしい
豪快なアレンジと痛烈な歌詞が胸に突き刺さります。
Straight From The Heart ブライアンの出世作とも言える、心に響くバラードナンバー。
音楽に対する誠実さが伝わってくる名曲です。
同名アルバムからカットされ、初のトップ10入り。
Run To You 彼の世界的成功への第一歩となった激しいロックナンバー。
グラサンかけて雪の中で歌うビデオがメチャカッチョ良かった!
アルバム”Reckless”からの第一弾シングル。
Can't Stop This Thing We Started アルバム”Waking Up The Neighbours”からのセカンドシングル。
90年代に入ってバラード付いていた彼にとってはひさびさの軽快なロックナンバー。
One Night Love Affair モンスターアルバムとなった”Reckless”のトップを飾るのがこの曲。
爽快なイントロから始まるロックナンバーでまさにトップにふさわしい名曲。
Christmas Time オリジナルアルバムには収録されていない、85年にシングルとして発表された
クリスマスソング。思わず口ずさみたくなる心温まるバラードナンバー。
10 It's Only Love アルバム”Reckless”からの、ホットなロックナンバー。
デュエットはなんとあの大御所ティナ・ターナー!

個人的趣味によるブライアン・アダムスアルバムベスト3

Waking Up The Neighbours バカ売れした”I Do It For You”も収録されていますが、私的にはプロデューサー:
マット・ランジによる、デフレパ的大仰ハードロック路線が実に気持ちいいです。
この中の”There Will Never Be Another Tonight”も名曲!
Reckless これも’80年代のモンスターアルバムベスト10に入るでしょうね。
とにかく、ジャケットからなにからカッコいいアルバムです。
初のNO.1ヒット”Heaven”や”Somebody”等の大ヒット曲も満載です。
Cut's Like A Knife ジャケットのカッコよさならこちらも負けていません!
サウンド的にはまだいい意味で荒削りというか、
野生の素朴さが滲み出てる感じでしょうか。

●ブルース・スプリングスティーン
おなじみボスです。熱いねえこの人は。
どうでもいいけど、オレ大学で英米文科だったんだけど、卒論のテーマが
「ブルース・スプリングスティーンの歌詞にみる、現代アメリカの社会問題」だったんだよね・・
よく卒業できたなあ・・ありがとう三上先生!
アーティスト解説は、別にいらないよね・・要するにGジャン着て、
テレキャス持って、「オレはクールなロッキン・ダディ!」とまあ、そうゆう人ですよ。
おすすめ曲 ”Bad Land””Born To Run””Thunderroad”
おすすめアルバム ”Born In The U・S・A””Born To Run”
”In The Darkness On The Edge Of Town”

●トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
ちょっとみうらじゅん似のヴォーカル、トム・ペティ率いるバリバリのアメリカン・ロックバンド。
南部なまりのくせのあるヴォーカルは、好き嫌いが別れるとこだけど、ハマるとくせになる。
日本じゃ全然売れてないけど、アメリカじゃかなりの大御所らしく、よく映画の中で彼等の曲が使われてます。
「羊たちの沈黙」の中で、バッファロー・ビルに襲われる女の子が車の中で聴いていたのが”American Girl"
「ザ・エージェント」では、会社を辞めたトム・クルーズが、カーラジオから流れてくる”Free Fallin'"にあわせて歌ってました。
おすすめ曲 ”Refuge"”Rebels"”Don't Do Me Like That"
おすすめアルバム ”Into The Great Wide Open"”Southern Accents"”Damn The Torpedors"

●REOスピードワゴン
ギターサウンドを前面に押し出した、典型的’80年代アメリカン・ロックバンド。
また、数々の美しいバラード・ナンバーでも有名。
たしか、リードヴォーカルの名前が、ケヴィン・クローニンっていうんだよね。
その名の通り苦労人で、バンド結成11年目にして、「禁じられた夜」によってようやくブレイクした。なんのこっちゃ。
おすすめ曲 ”Take It On The Run"”Can't Fight This Feeling"”I Don't Wanna Know"
おすすめアルバム ”Hi Infiderity””Wheels Are Turnin'"”Good Trouble"

●ジョン・クーガー・メレンキャンプ
この人もバリバリの、泥臭アメリカン・ロック野郎。
デビュー当時はジョニー・クーガー、その後ジョン・クーガーとなり、
アルバム「アメリカン・フール」の大ブレイクにより、発言権を持ったのか、
「オレの本名はメレンキャンプだ!」と主張しこの長い名前に。
現在は、本名のジョン・メレンキャンプになってます。
でも、個人的にはこの名の頃が一番好き。
おすすめ曲 ”Crumblin' Down"”Small Town"”Pink Houses"
おすすめアルバム ”Scarecrow"”American Fool"”Uh-huh"

●ユーリズミックス
「スイートドリームス」で出てきた時は、なんじゃこいつら?と思いましたな。赤い髪の角刈り姉ちゃんとヒゲオヤジ、
曲はなんとも暗めのテクノ調、なんでこんなのがビルボード1位に・・と思ったのですが、その後”Here Comes The Rain Again"
のビデオを見て、あっさりはまってしまいました。
’86年、代々木体育館で観た彼等のライヴは、私の今まで見た全アーティスト中NO.1!
おすすめ曲 ”1984(Sex Crime)"”Sisters Are Do'in It For Themselves"”There Must Be An Angel"
おすすめアルバム ”Be Yourself Tonight"”Touch"”Revenge"

●ザ・ポリス(スティング)
まあ、あえて私が解説することもないでしょう。おなじみ3人組の、イギリスが産んだスーパーグループ。
私が中学生の頃、来日した彼らが「夜のヒットスタジオ」に出てたんだけど、その時歌ったのが”De DoDoDo De DaDaDa”
の日本語版。「ドゥドゥドゥデダダダハ、オレノコトバッサ〜」・・・「なんなんだ?こいつらは!」と驚いた経験があります。
あれは、誰が日本語に訳したの?っていうか、そもそも日本語で歌おうと言い出したのは誰だ?
バンド解散後、スティングは次々とヒット飛ばしてるけど、他の2人はなにやってんだろ?
そういえば、スティングってソロになってからも「夜ヒット」出てたけど、思い切り口パクだったね。どうでもいいけど。
おすすめ曲”King Of Pain””Don’t Stand So Close To Me””Every Little Thing When She Does Is Magic”
おすすめアルバム ”Syncronicity””Ghost In The Machine””The Dream Of The Blue Turtle”(スティング)

●パット・ベネター
ロック姐さんです。
最初に聴いたのが”Fire And Ice"だったかな、すごいパワーに圧倒されましたね。
アルバム”Get Nervous"”Tropico"あたりから、ちょっと路線が変わって
さわやか系に行きかけたけど、その後”Seven The Hard Way"でバリバリのロックに戻りましたね。
どうでもいいけど、アメリカ映画でツッパリ姉ちゃんが出る場面には大抵この人か、ジョーン・ジェットの曲かかるね。
おすすめ曲 ”Heartbreaker"”Shadows Of The Night"”Invincible"
おすすめアルバム ”Precious Time"”Seven The Hard Way"”Live From Earth"

●ホール&オーツ
’80年代といえば、この人たち抜きには語れないスーパーヒットメーカー。金髪リーゼントのダリル・ホールと
チョビヒゲもじゃ頭のジョン・オーツの、よく見るとちょっとヘンな2人組。でも、カッチョイイ曲聴かせるんですよこの人達。
”Private Eyes"のビデオなんか、今見るとそうとう貧相なんだろうけど、あの頃はすげーカッチョよく見えたもんです。
彼らの来日公演、武道館の2階の最前列で見ました。ちょうど”Big Bam Boom”が出た頃の絶頂期で、
お客さんみんな総立ちだったけど、あの席は座ってても良く見えるのでラクチンでしたな。
おすすめ曲 ”Maneater"”Out Of Touch””Wait For Me"
おすすめアルバム ”Private Eyes"”Big Bam Boom"”H2O"

●ジャーニー
初期はプログレっぽい曲やってたらしいけど、私が彼らを知ったのはあの大ヒットアルバム”Escape"の”Who's Crying Now"で。
ヴォーカル:スティーブ・ペリーの声がいいんですな、実に。彼らがメチャ売れしてる頃、アルフィーがよく彼らの曲パクッてて、
音楽雑誌で読者からメタメタにこき下ろされてたね,どうでもいいけど。数年前、オリジナルメンバーで復活したけど、
こないだ来日した時には、いつのまにかヴォーカリストが変わってた。またケンカしたのか、スティーヴ?
おすすめ曲 ”Separate Ways"”Open Arms"”Anyway You Want It"

おすすめアルバム ”Escape"”Fronteers"”Raised On Radio"

●デュラン・デュラン
イギリスが産んだ美形男5人組。
当時は女の子がキャーキャー言ってるのを見て、「なんでえ、ナンパバンドが!」
と思ってたけど、アルバム聴いたらやっぱかっちよよかった。
今考えると、音楽的にも相当すごいことやってましたねこのバンド。
絶頂期に「パワーステーション」と「アーケイディア」という別プロジェクトもやってたんだから。
ビデオも色々凝ってるの作ってましたね。
私が好きだったのは”Wild Boys"のサイモン・ル・ボン水車ハリツケの刑!
たけし軍団じゃないんだから・・・
おすすめ曲 ”Union Of The Snake"”Hungry Like The Wolf"”Ordinary World"
おすすめアルバム ”Rio"” Seven And The Ragged Tiger"”Arena"

●カルチャー・クラブ
デュランx2が出たら、当然彼らも出さなきゃね。
まあ、何と言ってもヴォーカルのボーイ・ジョージですが・・・
最初見たとき、中国のお祭りでよくかぶってるお面を思い出しました。ファンの方、失礼。
サウンド的には、デュランx2の方がギター中心のロックっぽい曲が多いのに対し、
彼らは割とポップというか、ソフトなカンジの音作りでしたね。
彼らのビデオも凝ってたけど、”Miss Me Blind"のビデオでの日本描写は、
あれはシャレなのか・・それとも、彼らの眼には日本はああいう国と映ってたのか?・・「メラメラと燃えている!」
おすすめ曲 ”Time"”Do You Really Want To Hurt Me"”Miss Me Blind"
おすすめアルバム ”Color By Numbers"”Kissing To Be Clever"

●メン・アット・ワーク
オーストラリア出身のおとぼけロックバンド。印象に残ってるのが、昔ベストヒットU・S・Aに出た時、工事現場で
作業員のカッコして、ほか弁喰いながら「仕事はキツイぜ!」と言ってた事。要するに、バンド名の「工事中」にひっかけた
シャレだったんですけど、全米No・1バンドが、よくまあそんなこと・・
どうでもいいけど、”Over Kill"のビデオでのヴォーカル:コリン・ヘイのロンパリ具合は圧巻!
おすすめ曲 ”Down Under"”Who Can't It Be Now?"”It's A Mistake"
おすすめアルバム ”Business As Usual””Cargo"

●ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
パット・ベネターと並んで私が度肝を抜かれたロック姐さん!
カッチョよかったね〜”I Love Rock'nRoll"のビデオ。
昔、”Light Of Day"という映画で、マイケル・J・フォックスの姉ちゃん役やってたね。
もう、地のまんまのツッパリ姉ちゃんてカンジで。けっこう楽しい映画だったな、
マイケルとデュエットしたりしてて。
おすすめ曲 ”I Love Rock'nRoll"”I Hate Myself For Loving You"
”Do You Wanna Touch Me?{Oh Yeah)"
おすすめアルバム ”I Love Rock'nRoll"”Up Your Alley"”Bad Reputation"

●エディ・マネー
彼の曲を初めて聴いたのは、’81年の”Think I'm In Love"。メチャかっこいいアメリカン・ロックで一発で気に入った。
しかし、その後彼はアルコール中毒に苦しみ、音楽活動は中断。数年間の闘病生活を経て、’86年アルバム
”Can't Hold Back"の先行シングル”Take Me Home Tonight"が全米4位の大ヒットとなり、見事復活!
その後もヒット曲を連発しました。日本ではあまり知られてないけど、私的にはもっともツボにくるサウンドです。
おすすめ曲 ”Think I'm In Love"”Walk On Water"”Take Me Home Tonight"
おすすめアルバム ”Can't Hold Back"”No Control"”Nothing To Lose"

●J.ガイルズバンド(ピーター・ウルフ)
「な〜ななな〜な〜な〜♪」と能天気なメロディーで全米チャートを席巻したアメリカン・ロックバンド。
この”Centerfold"ですが、歌詞の内容がスゴイ!「ある日エロ本読んでたら、高校時代の憧れのあの娘が、グラビアに載ってた!
オレの血は凍りついちまったよ、憧れの天使がエログラビアに〜!」おそらく、ビルボード史上No・1になった曲の中で
もっともお馬鹿な歌詞でしょうね。でも、実際私も似たような経験があります・・
おすすめ曲 ”Centerfold"”Freeze Flame"”Come Back"
おすすめアルバム ”Freeze Flame"”Lights Out"(ピーター)

●ドン・ヘンリー
元イーグルスのドラマー兼ボーカリスト。イーグルスが活躍してた頃は、私はまだ小学生だったので”Hotel Carifornia"ぐらいしか
知らず、彼がそのメンバーだったと知ったのも、彼のソロアルバム”I Can't Stand Still"を買った後だった。
この人の曲はなんと言うか、深いねえ、歌詞もサウンドも。最近出た”Inside Job"まで、彼のソロアルバムは全部持ってるけど
すべてが傑作です。なんつーか、聴いてるとちょっと疲れるけどね。軽く聞き流せなくてのめりこんじゃうんだよね。
おすすめ曲 ”Dirty Laundry"”The Boys Of Summer"”The End Of The Innosense"
おすすめアルバム ”The End Of The Innosense"”Building The Perfect Beast"”I Can't Stand Still"

●グレン・フライ
ドン・ヘンリーが出たら、やっぱこの人も出さなきゃね。元イーグルスのギタリスト(だっけ?)
ドンが重めの曲なのに比べ、この人はポップ路線ですね。特に「ビバリーヒルズ・コップ」の主題歌”Heat Is On"や、
「マイアミ・ヴァイス」の主題歌”You Belong To The City"なんかはその代表作でしょう。
この人もアゴ割れだよね、どうでもいいけど・・
おすすめ曲 ”You Belong To The City"”The One You Love"”Heat Is On"
おすすめアルバム ”Soul Searchin'""No Fun Aloud"

●ジェネシス
(フィル・コリンズ、マイク&メカニックス)
前のイーグルス同様、私が彼らを知ったのは、フィル・コリンズがソロで”You Can't Hurry Love"を
ヒットさせた時。プログレ時代のことは、まったく知りません。アルバムで言うと”Genesis"以降から聴きだしたワケ。
このアルバムのオープニングの”MAMA"ってのがすごい曲で、いきなり圧倒されましたね。
武道館に観に行った時も、この曲がオープニングで、真っ暗な中フィルが、懐中電灯の明かりを下から照らしながら
おどろおどろしく歌ってたのが、印象に残ってます。フィル・コリンズは、’80年代後半は絶好調だったね。
ソロも売れたし、フィリップ・ベイリーとの”Easy Lover"もバカ売れして。また、ギターのマイク・ラザフォードの
作ったバンド:マイク&メカニックスもキャッチーな曲でヒット連発で、なんでこの人たちがプログレやってたのか謎ですな。
おすすめ曲 ”That's All"”Take A Look At Me Now"(フィル)”Silent Running"(マイク)
おすすめアルバム ”Invisible Touch"”Bad Seriously"(フィル)”Mike+Mechanics"(マイク)

●シンディ・ローパー
独特の声と、個性的なファッションで昔はマドンナのライバル的存在だった女性シンガー。
「ベストヒットUSA」出た時、「ハリウッド・スマイル」とかいって歯剥き出しで笑ってたね。よくわかんないけど・・
パワーありましたな、この人の歌も。”She's So Unusual"でブレイクした頃、すでに30越えてたらしいから、
現在はもう50近いのか・・今何してんだろ?
おすすめ曲 ”Girls Just Wanna Have Fun"”True Colors"”She Bop"
おすすめアルバム ”She's So Unusual””True Colors"

●ロバート・パーマー(パワー・ステーション)
出ましたロックおじさま!渋さ爆発!
デルモ軍団引き連れての一連のプロモビデオは、有名ですよね。
しかし、スケベったらしい歌い方なんですよこの人。
15年ぐらい前、ロッド・スチュアートが”Some Guys Have All The Luck"
と言う曲をヒットさせたんですが、実はこの曲、ロバートがパワー・ステーションでブレイクする
ずっと前に出した曲のカバーなんです。んで、そのオリジナル版とロッド版を
ラジオで両方かけてるのを聴いたことがあるんですが、ロバートおじさまの方が
もうスケベな歌いかたで、とても同じ歌とは思えませんでしたな。どうでもいいすな、こんな話・・・
おすすめ曲 ”Addicted To Love"”Simply Iresisteble"”Some Like It Hot"(パワー)
おすすめアルバム ”Riptide"”Heavy Nova"”The Power Station"(パワー)

●ハート
私がまだ子供だった頃の’70年代から活躍してたらしいけど、彼女達を初めて知ったのは’85年の”What About Love"で。
それまでは、結構低迷してたらしいけどアルバム”Heart"からはバンバンヒット曲出しましたね。
ハードなロックナンバーと、美しいバラードのバランスが絶妙なバンドでした。
彼女達が’80年代終了間際に出したアルバム”Brigade”は、私の中ではロック史上5本の指に入る傑作!
おすすめ曲 ”Alone"”These Dreams""All I Wanna Do Is Make Love To You"
おすすめアルバム ”Brigade"”Heart"”Bad Animals"

●リチャード・マークス
最近じゃプロデュース系の仕事ばっかしてるけど、’80年代終盤に現れた最後の大物。
曲作りの上手さは、かなりのものだと思いますよこの人は。
いかにも西海岸出身てカンジのさわやかロックから、涙モノのバラードまで、実にいい曲書く人です。
おすすめ曲 ”Don't Mean Nothing"”Now And Forever"”Satisfied"
おすすめアルバム ”Richard Marx"”Repeat Offender"”Paid Vacation"

●フリート・ウッド・マック
(スティーヴィー・ニックス、クリスティン・マクヴィー)
この人たちも、最初に知ったのはスティーヴィー・ニックスのソロから。あの、ジュディ・オングみたいなヒラヒラ付けて
歌ってるビデオ見て惹かれましたな。マック自体を聴くようになったのは、もう晩年てカンジの”Mirage"から。
でも、豪勢なバンドだよねえ。リンジー・バッキンガムにクリスティン・マクヴィーにスティーヴィー・ニックスと
メインヴォーカル張れる人が3人もいるんだから、巨人打線みたいなもんだね。あ、あれは金でムリヤリ集めたのか。
おすすめ曲 ”Gypsi"”Edge Of Seventeen"(スティーヴィー)”Gotta Hold On Me"(クリスティン)
おすすめアルバム ”Rumors””Tango In The Night””Bella Donna”(スティーヴィー)

●エア・サプライ
私が初めて買った洋楽アルバムが、この人たちの「ロスト・イン・ラヴ」でした。
当時まだ中学生だったね。その頃は、小遣いも少ないし、アルバムって高価なものだったから
アナログレコードが擦り切れるほど聴いてたもんです。
今やCDの時代になり、私も大人になったけど、この頃の純粋な音楽への気持ちを忘れずにいたいものです。
おすすめ曲 ”Lost In Love””All Out Of Love””The One That You Love”
おすすめアルバム 「ロスト・イン・ラブ」「シーサイド・ラブ」・・ごめん、古くて邦題しか判んなかった。