'90〜21世紀
最近のお気に入り、おすすめアーティストご紹介
’90年代に入ってTVの洋楽番組は激減し、私はすっかり洋楽にうとくなった。
そのころの洋楽シーンは、マライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストン、ボーイズUメン等のバラード歌い上げ
「あたいって歌うまいでしょ」軍団と、ニルヴァーナ、パール・ジャムといった「やってらんねえぜ」グランジ軍団の
両極端な2大勢力が台頭していたが、私はそのどちらにも乗れなかった。
しかし、’90年代後半になってインターFMという洋楽ばっかかけるラジオ局が誕生
再び昔の洋楽熱が復活しました。ここでは、私が最近気に入っている人たちを紹介します。

★お待たせいたしました!約二年ぶりの大幅更新です。とりあえず10アーティスト追加予定。
今回はやはり今が旬のアヴリル嬢から。過去のアーティスト評も微妙に更新されてるかも?

アヴリル・ラヴィーン ミッシェル・ブランチ リンキン・パーク ディッシュワラ
レッド・ホット・
  チリペッパーズ
エニグマ ダイド ネリー・ファタード
グリーンデイ ガービッジ ←続々追加予定! コレクティブ・ソウル
マッチボックス20 シェリル・クロウ アラニス・モリセット ウィーザー
エヴァクリア オアシス ノーダウト ジュエル
ファストボール セミソニック クランベリーズ ジン・ブラッサムズ
ポーラ・コール・バンド メレディス・ブルックス ファウンテンズ・オブ・ウェイン ザ・ウォールフラワーズ

●アヴリル・ラヴィーン
はい、と言う訳でこの人を語らずに21世紀のロックは語れないかもしれないお嬢さんです。
ってかまあ、何でこの人ばかりがそんなに売れるのか、ちょっと不思議な気もしますが。。
アルバムを聴いた私の最初の印象は「ベリンダ・カーライルみたい」でした。
いわゆる80年代の香り漂う、我々には聴きやすい、どこか懐かしささえ漂うロックアルバム。
"Sk8er Boi"なんかまさに爽快なポップナンバーですよね。
”Complicated"も何のひねりもない正統派ミディアムロック。
これが今の若い女の子にバカ売れなのです。彼女たちには新鮮に映るんでしょかね。
そして、30代以上の人たちはどこか懐かしさを感じてこのアルバムを手にするのでしょうか?
別にCMで使われたとか、ドラマの主題歌でもないのに何故これほど?
やはり彼女のルックスなのかな。所詮は見た目なのか〜〜!?
ちなみに私の携帯の着メロは「こんぷりけいてっど」だよ〜♪
まだアルバム一枚だけなのでシングル曲はもちろんオススメですが、"Let Go"の中では、
私は未だシングルカットされていない"My World"そしてバラードの"Tomorrow"がお気に入りです。

でもまあ、この人のお陰で洋楽業界が活性化してくれて、私は素直に感謝しておりますよ。
しかし、この人が世に出れたのは、ある天才少女アーティストの存在があったからに違いないと思っておりますよ。
その天才少女とは・・↓次回に続く!

●ミッシェル・ブランチ

●リンキン・パーク

●ディッシュワラ

●レッド・ホット・チリペッパーズ

●エニグマ

●ダイド

●ネリー・ファタード

●グリーンデイ

●ガービッジ

コレクティブ・ソウル
私の中では90年代最高のアメリカンロックバンド!一応ジャンルで言うとオルタナになるんでしょうか
ちょっとヘヴィーなギターサウンドのハード・ロックから、非常に美しいバラードまで、色々こなす実力派です。
アメリカじゃコンスタントにヒットを飛ばしてるけど、日本では無名ですな・・来日してほしいんだけど。
最新アルバム”Blender"では、エルトン・ジョンがピアノとヴォーカルで参加しています。
おすすめ曲 ”Perfect Day"”Run"”Precious Declation"
おすすめアルバム ”Diciplined Breakdown"”Blender"”Dosage"

マッチボックス20
2000年のグラミー賞を総なめしたサンタナの”Smooth"で、ヴォーカルを担当していたロブ・トーマスが率いる
正統派アメリカン・ロックバンド。トム・ペティやジョン・クーガーの流れを汲む、’80年代好きにはたまらないバンドです。
まだ、アルバムは3枚しかでてませんが、いずれも傑作で、シングルヒットもバンバン出しています。
おすすめ曲 ”Push"”Bent"”Real World""Desease"
おすすめアルバム ”Yourself Or Someone Like You””Mad Season""More Than You Think You Are"

シェリル・クロウ
今や、女性アメリカンロックアーティストの最高峰といって間違いないでしょう。
毎年グラミー賞になんかでノミネートされて、確実に賞を取ってます。
デビューは30代半ばと遅く、その前は小学校の音楽教師だったそうです。
ギターサウンドを前面に押し出したストレートなロックは、最近では貴重な存在。
どうでもいいけど、デビュー当時はGジャン着ていかにも
「あたい、都会で一山当ててやるわ!」的ファッションだったのが、
最近ではタンクトップに革パンという、すっかりロック姐さん然としてますな。
また、フリートウッド・マック、クラプトンからディキシー・チックスまで交友範囲の幅広さも有名。
セントラルパークでのライブアルバムでは、その豪華なゲスト陣にも圧倒されます。
最近ではコアーズ、カウンティング・クロウズ、キッドロックらとも共演しています。
おすすめ曲 ”Strong Enough"”My Favorite Mistake"”If It Makes You Happy"
おすすめアルバム "C'mon C'mon"”Tuesday Night Music Club"”Sheryl Crow"

アラニス・モリセット
いいねえ、アラニス。それまで、ミスチルとかマイラバとか聴いてて
「邦楽も結構いいじゃん」とふぬけてた私の魂にドカン!と一撃を喰らわしてくれました。
FENで”You Oughta Know"を最初に聴いた時は、もうトリハダ立ちましたな、久々に。
忘れかけてた熱い魂が甦りました。「うおお!なんじゃこの曲?カッチョええ〜」
さっそくアルバム”Jagged Little Pill"を購入、CDプレイヤーが火吹くほど聴きました。
衝撃を受けたのは私だけじゃなく、グラミーでも主要部門総なめでしたね。
最近出した彼女のアンプラグド・ライブのCDでは、なんと私の大好きなポリスの
”King Of Pain"のカバーをやってますが、これも絶品です。
そして、2002年遂に彼女の3rdアルバム"Under Rug Swept"発売されました。
2枚目ではプレッシャーでガチガチで、聴いてるこっちが息苦しくなるようなカンジでしたが
この3枚目では、スコーンといい感じに力が抜けていいアルバムに仕上がってます。
でも、この人顔はチョット恐いね。
おすすめ曲 ”You Oughta Know"”Ironic"”You Learn""Hands Clean"
おすすめアルバム ”Jagged Little Pill"”Under Rug Swept"”MTV Unplugged Live"

ウィーザー
元カーズのリック・オケイセックのプロデュースにより世に出た、いわばカーズの正党後継者。
おすすめはズバリ黄緑色のジャケットの、通称「グリーンアルバム」
まさに一子相伝とも言うべき、リック・オケイセック魂が感じられる、なんとも軽快爽快曲が並んでます。
最新作では、ちょっとパンク寄り方向に行ってしまい、やかましめなのが残念。
おすすめ曲 ”Buddy Holly"”Photograph"”O,Girlfriend"
おすすめアルバム "Green Album"”Weezer"
  

エヴァクリア
ジャンルでいうとパンクかな。
ギターをギュインギュインいわせるやかましめのサウンドで、メンバーの写真見ると
もう、タトゥーバリバリですごいんだけど、外見に似合わずそのメロディーラインの美しさには驚き!
最近のパンク系の特徴として、アコギを上手く使ってるバンドが多いけど、
彼らはその代表格でしょうね。最新作”Slow Motion Daydream"がこの春発売されました。
おすすめ曲 ”I Will Buy You A New Life””Wonderfull"”Father Of Mine"
おすすめアルバム ”So Much For The Afterglow""Slow Motion Daydream"
”The Songs For The American Movie 1&2” 

オアシス
私の中では90年代最高のロックバンド!あくまで90年代ね。
とにかく、1stと2ndアルバムに関しては、ロック史上に残る名盤です。
90年代、すっかりライブから遠ざかっていた私を、10年ぶりにライブ会場まで足を運ばせたバンドですから!
しかし、4作目「ショルダー・オブ・ジャイアンツ」がどうにもスカ。5枚目「ヒーザン・ケミストリー」で少し持ち直したものの、
やはりアルバムで言うと3枚目「ビィ・ヒア・ナウ」までがオススメ。あとB面だけ集めたベストもなかなかよいですよ。
ちなみに主要メンバー、ノエルとリアムのギャラガー兄弟はガラの悪さも超一流です。曲は綺麗なのにね。
おすすめ曲 ”Supersonic"”Stand By Me"”Some Might Say"
おすすめアルバム ”(What's The Story)Morning Groly"”Defenitely Maybe"”Be Here Now"

ノー・ダウト
ゼブラ・ヘッドやオフスプリングといった、活きのいいバンドを輩出している、アナハイムのオレンジ・カウンティ出身の
女性ボーカルと男4人のバンド。ロックというひとつのジャンルでは絞りきれない、多彩なタイプの曲を持ってます。
何といっても見どころ聴きどころは、リードヴォーカル:グェン・ステファニ。カッコいいです!
アラニスと共に、私の洋楽熱を呼び覚ましてくれたオネエチャンですね〜。
最近、ニューアルバムが出ましたけど・・・う〜ん・・・ブリトニー・スピアーズみたいな曲に手を出して、チョット。。
おすすめ曲 ”Spiderwebs"”Don't Speak""EX-Girl friend""Hera Good"
おすすめアルバム ”Tragic Kingdom""Return Of Saturn""Rock Steady"

ジュエル
アコースティック・ギターの弾き語りで、ちょっと斜に構えて、
でも心温まる曲を聴かせる、どことなくスザンヌ・ヴェガを
彷彿とさせる女性シンガーソングライター。なんと彼女は、アラスカ州の出身。
アメリカというより、どことなく北欧の雰囲気がするのは、そのせいでしょうか。
最新作"This Way"では、よりロック色を強め骨太のサウンドを聴かせてくれます。
おすすめ曲 ”You Were Meant For Me””Who Will Save Your Life?"”Hands""Standing Still"
おすすめアルバム ”Pieces Of You""Spirit""This Way"

ファスト・ボール
正統派アメリカン・ロックからラテン系の曲までこなす、器用なバンド。彼らも’98年デビューしたばかりで、
これからが期待されるバンドですね。デビュー曲”The Way"での、ちょっとノスタルジックな曲調は
’80年代好きの人にはまさにツボ!といったカンジでしょうか。
おすすめ曲 ”You’re An Ocean””The Way"”Out Of My Head"
おすすめアルバム ”All The Pain Money Can Buy"”The Harsh Light Of Day"

セミソニック  
3年ぐらい前、仕事しながらラジオでFMの洋楽番組を聴いていたら、突然流れてきた曲に耳を奪われました。
「をっ!何じゃこの曲は?近来稀に見る名曲じゃあ!!」と思い、仕事突如やめ!
その番組はFAXでリクエストとか受け付けてる番組だったので、さっそくFAXに「今の曲のタイトルとバンド名を
教えてください。タカシ 19歳 学生」となぜか身分を偽り送って教えてもらったのがこの『セミソニック』の
メジャーデビュー曲”Closing Time"でした。イイです!なんつーか聴いててほっとするバンドです。
80年代でいえば、『クラウデッド・ハウス』にちょっと近いカンジ。
私はエンヤとか最近のヒーリング系音楽より、こーゆー音に癒されますね。
彼らも最近ニューアルバムが発売されました。前作よりはちょっと音作りに凝ったできになってます。
私的にはファーストの素朴なテイストの方が好みですが、こちらもいいアルバムです。
おすすめ曲 ”Closing Time"”Singing In My Sleep"”Chemistry"
おすすめアルバム ”Feeling Strangely Fine"”All About Chemistry"

クランベリーズ
ヨーロッパではカリスマ的人気を誇る女性ヴォーカル:ドロレス率いるアイリッシュ・ロックバンド。
映画「恋する惑星」で使われた”Dreams"は有名ですね。
U2にも通じるアイルランドならではの、ちょっと暗めで重い、それでいてなにか幻想的なサウンドが魅力。
おすすめ曲 ”Promises"”Salvation"”Dreams"
おすすめアルバム ”Bury The Hatchet"”Everybody Else Is Doing It,So Why Can't We?"”To The Faithful Departed"

ジン・ブラッサムズ
この人たちは、正直言ってよく知らないんだ・・悪いね、オレって大抵輸入盤買うし、ライナーノーツとか付いてても
ほとんど読まないから。要は音が良きゃいいってタイプなのね。んで彼らの曲をたまたまラジオで聞いて、気に入って
”Congratuation I'm Sorry"ってアルバムを買ったんだけど、持ってるのはこれ一枚だけ。
でも、このアルバムがいいんですよ。王道のアメリカン・ロックなんだけど、メロディーのきれいな曲が並んでて。
しかし、残念ながらこの人たち、2000年に解散してしまったらしいです。
おすすめ曲 ”Follow You Dpwn"”Til I Hear It From You"”Day Job"

ポーラ・コールバンド
ほんのつい数年前にデビューしたばかりで、1999年のグラミーの新人賞を取った
女性シンガー:ポーラ・コール率いるバンド。映画「シティ・オブ・エンジェル」の挿入歌
”I Don't Want To Wait"は、ご存知の方も多いでしょう。
2000年春に、原宿のラフォーレ・ミュージアムという小さいホールで行われたライブを
観たんだけど、よかったですよ。アルバム聴くと、割と静かなカンジの曲が多いんだけど
ライブでは、実にパワフルに歌い踊ってました。
おすすめ曲 ”I Believe In Love"”Where Have All The Cowboys Gone?"”I Don't Want To Wait"
おすすめアルバム ”This Fire"”Amen"

メレディス・ブルックス
’97年にデビューした、まだ若い女性ロッカーです。デビュー曲のタイトルが”Bitch"という・・やるねえお姉ちゃん。
この人は系統で言えば、シェリル・クロウとアラニス・モリセットの中間といったカンジ。
デビュー曲のインパクトが強すぎて、その後はあまりパッとしたヒットはないけど、今後に期待したいアーティストです。
おすすめ曲 ”Bitch"”I Need"”Polyanna"
おすすめアルバム ”Blurring The Edges"

ファウンテンズ・オブ・ウエイン
良質のポップ・ミュージックとは、まさにこの人たちのためにある言葉では・・という気にさせてくれる、
近年まれに見る、極上のポップ・ロックバンド。本当に聴いててさわやかな気分になれますよ。
デビューは’97年で、アルバムもまだ2枚しか出してませんが、どちらもおすすめです。
おすすめ曲 ”Utopia Park Way"”Red Dragon Tattoo"”Denise"
おすすめアルバム ”Fountains Of Wayne"”Utopia Parkway"

ザ・ウオールフラワーズ
あのボブ・ディランの息子:ジェイコブ・ディランの率いる、正統派アメリカン・ロックバンド。
当然ジェイコブがヴォーカルですが、父ボブに比べるとすごくまともに歌ってます。
曲調は、実にストレートなロックが中心ですが、父譲りのフォーク調の曲ももちろんあります。
おすすめ曲 ”Sleepwalker"”Letters From The Wasteland""One Headlight"
おすすめアルバム ”Breach""Bringing Down The Horse"

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