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第1文型 | S (主語) |
V (動詞) |
||
第2文型 | S (主語) |
V (動詞) |
C (補語) |
|
第3文型 | S (主語) |
V (動詞) |
O (目的語) |
|
第4文型 | S (主語) |
V (動詞) |
O (目的語) |
O (目的語) |
第5文型 | S (主語) |
V (動詞) |
O (目的語) |
C (補語) |
主語・・・(〜は、〜が)で終わるもの。
動詞・・・be動詞と一般動詞とがある。日本語では文末が多い。
目的語・・・(〜を、〜に)のつく言葉。動詞の相手とか対象。
補語・・・意味を補うもの。それがないと文章の意味が通じない。
主語と動詞だけで成立する文型です。おしまい。
というだけで終わるのものも芸がありませんが、それだけで十分です。せいぜい、下の2つの文章はどちらも第1文型に属することがわかればいいでしょう。
1 | I | run. | |
主語 | 動詞 | ||
2 | I | run | fast. |
主語 | 動詞 | ?? | |
3 | I | run | in the park. |
主語 | 動詞 | ?? |
1,2,3ともに第1文型です。では、fastやin the parkはどう考えるのでしょうか。
「早く」は副詞です。副詞は動詞・形容詞・副詞・文全体を修飾します。副詞は、名詞や、形容詞とは異なり文の要素(主語・動詞・目的語・補語)にはなりません。したがって、文型の種類を考えるときには無視して大丈夫なので、2の文章は第1文型になります。
in the park も同じです。前置詞はどういう働きをしたでしょうか。形容詞と副詞の働きをしましたね。
(こちらで復習をしましょう)Bの文章では、in the parkは「公園で」・・「遊ぶ」と動詞を修飾する副詞の働きをしています。副詞は文の要素にはなりません。したがって、この3の文章も第1文型と考えることができるのです。
主語と動詞と補語を1つだけ必要とする文型です。例文を見てみましょう。
I | am | a | boy. |
主語 | 動詞 | 補語 |
補語とは、それがないと意味が通じないものです。たとえば、上の文章の補語を外してみましょう。
「私は・・・です。」
何を言っているのかわかりません。この補語のことは主格補語と言い、第5文型の目的格補語と区別します。第5文型のところでご説明します。(こちらです)
第2文型で重要なポイントは、この文型で使用される動詞を覚えることです。とりあえず、以下に挙げたものを覚えましょう。
look 形 | 形容詞に見える | look like 名 | 名詞に見える |
become | 〜になる | get | 〜になる |
turn | (変わって)〜になる | go/come | 〜になる |
keep | 〜のままでいる | remain | 〜のままでいる |
まだまだありますが、とりあえずこれらを覚えましょう。
注意1 look について
lookという動詞は、その後ろに形容詞が来るのが普通です。名詞は使いません。そのため、
「彼は背が高く見える。」という文章では、「背が高い」という形容詞がlookの後ろに来るので、
He looks tall.
「彼は背が高い男の子に見える」とした場合は、「背が高い男の子」とlookの後ろが名詞となってしまいます。そこで、likeという前置詞を使って
He looks like a tall boy.
とします。前置詞の働きを覚えていますか?(こちらで復習)前置詞をつけることによって、like a tall boyが形容詞と同じ働きになり、lookの後ろに使うことができるようになるのです。
なお、like〜で「〜のように」という日本語を覚えて満足しないでください。間違いではありませんが、それだけでは、「彼は背が高い男の子に見える」もlookだけで済ませてしまい
He look a tall boy.
としてしまうことになります。
注意2 〜になる について
「〜になる」は単語によって細かい意味の違いがあります。
目的語を一つだけ使用する文型です。おしまい。一応、例文を見ましょう。
I | study | English | in the park. |
主語 | 動詞 | 目的語 | ?? |
in the park は何でしょうか?先ほどと同じです。この前置詞は副詞と同じ働きをしているので、文の要素として考えなくて大丈夫です。
目的語を2つ使用する文型です。最初の目的語を間接目的語、次の目的語を直接目的語と言います。
その形は以下の通りです。
第4文型 | 主語+動詞+間接目的語+直接目的語 | ||
訳:主語は 間接目的語に 直接目的語を 〜してあげる。 |
たとえば、
私は | 本を | 母に | 買ってあげた。 |
という文章を書くことを考えてみましょう。
まずは、どんな文章であっても、主語を書いて動詞を書くのでしたね。この文章の主語は「私は」、動詞は「買ってあげた」です。
なお、動詞に「買って」と「あげる」がくっついているから、2つの動詞かなと考えないでください。日本語では、第4文型にあたる文章の動詞に「〜してあげる」「〜してくれる」のような言葉がくっついてしまうのです。たとえば、上の文章を「私は本を彼女に買った」でも、問題ない日本語ですよね。英語にするときには、「〜してあげる」は考えないでください。
私は | 本を | 母に | 買ってあげた。 |
主語 | 動詞 | ||
I | bought |
さて、残っているものは「本を」と「母に」です。まず、「本」は名詞です。名詞である以上、主語、目的語、補語になります。主語が「私」ですから、この「本」が主語ではありません。主語が2つある文章はありません。では、この「本」は、目的語か補語のどちらかであることになります。補語なら、それがないと意味が通じなくなるはずです。「私は・・・母に買ってあげた。」普通に意味が通じますね。だとしたら、補語ではありません。主語でもなく、補語でもなければ、「本」という名詞がが目的語であることがわかると思います。「母」という名詞も同じですね。「母」という名詞がなくても、「私は本を・・・買ってあげた。」意味が通じます。だとしたら、「母」という名詞も目的語になります。
「本」も「母」も目的語であることがわかりました。では、どういう順番で書くのでしょうか。ここで、上に書いた文型と訳を使います。第4文型は「間接目的語に」「直接目的語を」の順番で書くのでした。
すると、この例文では、間接目的語は「母に」、直接目的語は「本を」だということがわかります。では、間接目的語+直接目的語の順番で書きましょう。
注意 日本語の順番通りに書かないでください。日本語の順番は関係ありません。
私は | 本を | 母に | 買ってあげた。 |
主語 | 動詞 | ||
I | bought | my mother | a book. |
これが、第4文型です。なお、この第4文型を第3文型に書き換えることも可能です。その方法は、間接目的語に前置詞to,for,ofをつけて、直接目的語の後ろに置くだけです。
主語 | 動詞 | 間接目的語 | 直接目的語 | 第4文型 | |
→ | |||||
主語 | 動詞 | 直接目的語 | for of to |
間接目的語 | 第3文型 |
forを取る動詞 | build,buy,do,find,get,gain,leave,make, save,choose,cook |
||||
ofを取る動詞 | ask,inquire | ||||
toを取る動詞 | それ以外 |
では、先ほどの例文、「私は母に本を買ってあげた」を使用してみましょう。
I | bought | my mother | a book. |
この間接目的語「my mother」に前置詞to,for.ofをつけて直接目的語「a book」の後ろに置きます。
この文章の動詞は「bought」、「buy」の過去形です。「buy」はforを取る動詞です。従って、第3文型に書き換えるとこうなります。
I bought my mother a book. | 第4文型 | |||||
→ | I bought a book for my mother. | 第3文型 |
注意1 for/of/toを取る動詞について
「誰かのために何かをする動詞」「その相手が目の前にいる」がforを取る動詞などの考え方もあります。もちろん、それも間違いではないのですが、なんかややこしいです。(^^;)
たとえば、上の例文の「私は母に本を買ってあげた」の動詞をgive(あげる)に変えたらどうなるでしょうか。「母」のために「買う」とも考えられます。それでも、giveはforを取る動詞ではありません。toを取る動詞です。そのままforを取る動詞、ofを取る動詞を覚えて、それ以外がtoを取る動詞と覚えた方が確実です。悩まずにすみます。
目的語と補語を1つずつ使用する文型です。この第5文型で使用される動詞は、作為動詞、知覚動詞、使役動詞の3つに分かれます。その中の作為動詞をご説明します。
と、言っても以下の文型と例文を覚えましょう、というだけですけど・・・
S make O C | 例 | The news made me happy. |
SはOをCにする | そのニュースは私を幸せにした | |
S think O C | 例 | I think him a teacher. |
SはOをCと思う | 私は彼を先生と思う | |
S find O C | 例 | I found this book easy. |
SはOがCとわかる | 私はこの本が簡単だとわかった。 | |
S choose O C | 例 | We chose her our captain. |
SはOをCに選ぶ | 私たちは彼女を私たちのキャプテンに選んだ | |
S call (name) O C | 例 | I call this dog Choco. |
SはOをCと呼ぶ(名付ける) | 私はこの犬をチョコと呼ぶ | |
S keep O C | 例 | You don'tt keep your room clean. |
SはOをCのままにする | あなたはあなたの部屋をきれいなままにしていない | |
S leave O C | 例 | Don't leave me alone. |
SはOをCのままにする | 私を一人のままにしないでくれ |
注意1 主格補語と目的格補語について
第2文型(S+V+C)で使用する補語は、主語の意味を補う(S=C)ところから主格補語、第5文型(S+V+O+C)で使用する補語は目的語の意味を補う(O=C)ところから目的格補語と言います。
第2文型:He is a teacher.(彼は先生です。)
第5文型:I think him a teacher.(私は彼を先生だと思う)
第2文型では、「先生」という補語が、主語である「彼は」の意味を補っています。
第5文型では、「先生」という補語が、目的語である「彼を」の意味を補っています。
なんか、日本語に訳すことができれば当たり前じゃん・・・という話になります。
まあ、その通りです。具体的にどのような場面に役立つの?と聞かれると、あまり必要性は感じないのですが、、、せいぜい第4文型と第5文型との識別に使えるぐらいでしょうか?
例文1:I make him a teacher.
例文2:I make him a doghouse.
この2つの例文のように、第4文型、第5文型のどちらにでも使えるが、日本語の訳し方が違ってくる動詞があります。たとえば、makeは第4文型なら「つくってあげる」、第5文型なら「OをCにする」となります。ここで、目的格補語の考え方を使うことができます。(O=C)でしたね。
例文1は、(him=a teacher)とできますが、例文2では(him=a doghouse)とするのはちょっと無理ですね。ここから、例文1は、第5文型であり「OをCにする」と訳し、「私は彼を先生にする」となり、例文2では、第4文型となり、「間接目的語に直接目的語を〜する、〜してあげる」と訳し、「私は、彼に犬小屋を作ってあげた」となることがわかります。