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「島田ひろかず」氏は、作品(ファンタジー)を作る際、よく背景となる世界の「年表」を作るという。
それって当然じゃね?とか私は思っていた。つまり、「お話」というものを作るときに、その背景世界も一緒に作るのは当然と考えていたのである。
私は演技をする前、台本を読みながら、その登場人物が「どういう人なのだろうか?」という事を考えます。「だから、それって当然じゃね?」とか思っていたのであるが、どうも「そうではない人」も相当数いるようである。むしろ、「そうではない人のほうが多いのではないか?」とすら思えてくるぐらいである。などなど……。すると、実際に演技をするとき、自然と「その人」がどういう動きをするかが解る
- どういう食べ物が好きなのか
- どういう音楽が好きなのか
- 普段はどういう服装をしているのか
- どういう過去・生活をすごしてきたのか
(つまり自分の内側から外側に表現する演技メソッドが上手にできる)ようになります。
し、しまったぁぁぁ!!『デト・トネドラ』の世界の相当程度緻密な年表どおりに執筆していたら、何と、当初予定よりも2年、主人公の寿命が縮んだのである!
あっれぇぇぇ??よく作家・漫画家等は「登場人物が勝手に動いてくれる」(ストーリー進行を助けてくれる・妨げてくれる)などと比喩することがある。この場合は、「背景世界が勝手に動いてくれた(?)」というべきかもしれない。……ということで、以下に私の作品の背景(諸)世界を列挙する。
ぢつは、このエテルナこそが、本来、このサイトの目的だったはずである(のかな?)。
というのも、「永遠(女性形)」の彼女、 拙著『ひきこもりのおうじさま』 登場の『空気』の将来の姿、 『最終的な女神』だからである。すなわち、『空気の妖精』は神様となり、さらには主神の位になる。
……とかいう(連作予定?の)お話の世界の中の 「神話」 と
「登場人物一覧」 をウェブページにアップした。
拙著のSF『星々の彼方に彼はきっと住み給う』に出てくる用語。
これまた、 そのお話 は、いろいろ深いかも。
データベース・言語変換ツール・年表・複数(相当数)の架空言語を多数整備した世界である。 拙著『熱情王(デト・トネドラ)の生涯』の 世界でもある。あまりにも異質な世界であるために、編集から「言葉が解らない」とか「グレゴリウス暦ではないから、ユリウス暦の記述ですよね?」とか 「ルビを統一したほうが良いのではないですか?」とか「(資料用意して)実際の学問ではこのように言っているから、こういうことですよね?」とか 色々言われる世界である。
#イエス・キリストが産まれない世界だということが理解できなかったのだろうか……。
なお、その世界のある古代語(古代タラメール語)の文法書はNo.81でアップロード済みである。
また、基本語彙についてもNo.79でアップロード済みである。
用語集はNo.80で
年表はNo.86である。 以下は、「オデュプサイ・セボン」に関する連作の状況である
(タイトルは一部オデュプサイ・セボンの言語で仮に記述する)。
- 遷都
- 概要
古代社会の事件。「歴史の父」センテニウス・ストドリオン・スエメレプの話。- 規模
無意味に壮大(二国以上の盛衰史を余裕でカバーする程度)。- 執筆状況
構想中断中。たぶん、このまま廃案の予定(あるいは老後のライフワークにする、とか)。- 着想
オデュプサイ・セボンの原点。先頭作品。後述『デト・トネドラ』で言及済み。- デト・トネドラ(熱情王の生涯)
- 概要
後述『ルドルフェヴァイオイ』における「先帝」の伝記。(『熱情王(デト・トネドラ)の生涯』、絶版)。- 規模
書籍にすると約300ページ程度。- 執筆状況
刊行済(絶版)- 着想
初稿マイナスn稿で完を打った時には、既に『ルドルフェヴァイオイ』初稿マイナスn稿に完を打っていた。- 寛大なる不寛容
- 概要
前述『熱情王』の主人公の父親の物語。- 規模
書籍にすると約200ページ程度。- 執筆状況
刊行済- 着想
亡父の死後に着想。まだ当面は販売中。- ルドルフェヴァイオイ/小説「砂賊討滅戦争記」
- 概要
オデュプサイ・セボンにおける本格的戦争シミュレーション(?)小説。エンディングは少しダークか。- 規模
四百字詰め原稿用紙で約900枚あったのを現在500枚程度にするよう調整中。- 執筆状況
初稿準備中。初稿元のマイナス稿を大整理中。『デト・トネドラ』の作業状況・販売状況等を見てから、刊行を検討。- 着想
マイナス稿は内輪ネタ状態。この時点で、三人の(元)同僚(作中人物のモデル)に見せてみた。なお、ルドルフェヴァイオイ刊行時は、我門 隆星唯一の「マトモな小説」ということになる。
- 「……(無言)」(おやあ?)
- 「(苦笑)お前、気に入らない奴を(登場人物にして)片っぱしから●しているだろw」(私の反論:戦争は、片っぱしから人が氏ぬというものだ)
- 「(作中の台詞を真似して、涙が出るほど爆笑しながら)本人そのものです。(某掲示板に)アップしてよん♪」(いや、アップはちょっと……)
ここで言う「マトモ」とは「面白い」「感動的」「商業ベースになる」などの意味ではない。
絵画や漫画の登場人物は、余程気をつけないと(油断すると)すぐ「自画像」「好きな人のポートレート」となってしまう。
小説でも同様のことが発生する。自分の小説作品で「マトモではない作品」とは 「商業ベースにならない」「未刊行」作品という意味ではなく、 「油断(?)して」「自画像度が高い」作品という意味である。
その意味においてルドルフェヴァイオイは現在のところ「一番マトモ」すなわち「自画像度が最も低い」作品である。- 雪原の薔薇
- 概要
前述『ルドルフェヴァイオイ』登場の女帝と娘2代に渡る伝記と下記『エルカモッド・フィーニュ』に関連する事件。- 規模
かなりの超大作。まともにやるとヴィツェプレミエール(A4で900枚以上・1000枚近く)を超えるかも。- 執筆状況
徐々に執筆中。当初、女帝の人生大半と娘の人生の物語。次に、女帝の人生の記述を半分ほど削る。その次に娘の人生の記述に特化(すると『デト・トネドラ』の完全続編ということになる)……。しかし、それをやってしまうと『デト・トネドラ』の記述と矛盾が生じるので、結局当初構想に戻る……。と多分刊行不能(ヴィツェプレミエールでも一冊で刊行しようとすると「広辞苑の分厚さを超える、現在の日本でこの分厚さを超える書籍は無理」と言われた)。- 着想
『ルドルフェヴァイオイ』マイナス稿完成時に前述「爆笑モデル」氏に本作の着想・構想を伝えてある。また、『デト・トネドラ』の中でくどいぐらいに言及されているので、詳細を割愛する。- エルカモッド・フィーニュ
- 概要
『デト・トネドラ』作中で言及されていない「オイコジェ事変」および『デト・トネドラ』において言及されている 「エルカモッド」関連の事件(を少し)。- 規模
未定- 執筆状況
たぶん構想破棄- 着想
前述の事情により今は割愛する。- トナリュウト
- 概要
いきなり「三畳紀」とかいう言葉が出てきてギョッとなりそうな話ではあるが、 要するに前述「用語集」内の「アルソイ・オレスト」という人の半生。- 規模
未定- 執筆状況
構想中(構想破棄の可能性あり)- 着想
日々の楽しい労働とすてきな人間関係、ありがたい神様のようなお客様に恵まれた環境が着想の元
#というか「三畳紀」という言葉が出ている時点で皮肉ということが丸解りw。- ビサン・クサメス
- 概要
前述『ルドルフェヴァイオイ』娘と仲間たちによる新国家建設、というプロジェクト×。- 規模
未定- 執筆状況
構想破棄- 着想
いや、オデュプサイ・セボンにおけるプロジェクト×は何かな、とか思った場合、これかな……と。『デト・トネドラ』の終章前半部の情景は、「ビサン・クサメス」の成果。プロジェクト×という名前のすてきですばらしい番組、その番組の抒情的で前向きでメロディーラインもコード進行も絶妙で美しい主題歌たちとその歌手へのオマージュに溢れる作品を、と思ったのが着想のきっかけ。
#丸解り、ってもういいかw。
ちなみに前述『不寛容』のエンディングにちらっとだけ「ビサン・クサメス」の語が登場する。- ルトム・ドヌ・ルクトール・グヌーファン
- 概要
前述『ルドルフェヴァイオイ』母娘の短い旅行。- 規模
未定、たぶん(ちょっとは)短め。- 執筆状況
構想中(構想破棄の可能性あり)- 着想
小説を長くしようと思えば登場人物を増やし、短くしようと思えば登場人物を削れば良い。……では、母娘二人【だけ】にしたら、どうなる? という実験的な試み。完成した暁には、私の作品で「もっともマトモ」になるはず(私はオヂサン~オヂーサンで、登場人物はオカーサンとムスメサン)……。- クーディユ・ドンフ
- 概要
珍しくピカレスク小説。前述『ルドルフェヴァイオイ』母娘の裏側と悪人(?)さん。- 規模
300ページぐらいかも。- 執筆状況
ただいま絶賛執筆中、2025年11月ぐらいに、もしかしたら出る、かも。- 着想
10年ぐらい、かな。- ユドルム・トゥオウティウ・アイロルグ/小説「作曲家オルテップ・レテプラック物語」
- 概要
夭折した作曲家オルテップ・レテプラックの伝記。- 規模
未定。なるべく短くなるように。- 執筆状況
執筆(難航)中。- 着想
デト・トネドラの打ち合わせで「次は音楽物でいかがです?」と言われたもので。