2023/09/xx 追加中
erudition-0081
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文字体系について:  タラメールにおいては、(原則として)表音文字である「アプラビオン」を使用する。 文法書および辞書はすべてアプラビオンで記述されるべきであるが、機具の制限により、アルファベットにて代用するものとする。
一人称単数代名詞:
  主格 生格 与格 対格 備考
男性 ord orde ordom orom
女性 onr onro onrom onyom
中性 or ors orm yom 一般丁寧、儀礼
再起 og yomog yomokon yomke 後代(テントロイートス)では全部"kimiza-"非再帰代名詞に統一された。以下全部同様。
自卑かつ謙譲 oro orouk ouk 後代(テントロイートス)廃止
強調 oor yoor yoom yomo
一般自尊 owur owuro owumo owyon
準君主 horoios horois horoie
君主 owrkto owrkte owrktou owrktom 後代(テントロイートス)は1人称複数代名詞の一般自尊に変更された(ただし非推奨)
なお1人称単数代名詞の俗語として男性形(oriy)女性形(orvya)古語(oru)があるが、格変化しない。

1人称双数代名詞:後代(テントロイートス)は複数形に統合
  主格 生格 与格 対格 備考
両性 enona enonan enonam enonae
無性 enon enone enon 比較的丁寧
再起 enonalk enonalko enonalkoi enonalkum


1人称複数代名詞:
  主格 生格 与格 対格 備考
無性・丁寧 own(-ant) yowon/yonom maneys mowney 右側が「丁寧側」なお後代は丁寧側のみ残る。
一般自尊 owon yowou mowoun mowoun 後代は「君主の一人称」として稀に残る(ownant側に寄せられた)。
自卑かつ謙譲 owne ownen/ow owne 同様、なお後代廃止。
再起 owonen yowonen maneyon miwont


2人称代名詞:
  主格 生格 与格 対格 備考
単数 一般 obt obte obtio obtom
再起 moebt moebte moebtio moebtom
双数 一般 toenebt toenebte toenebtio toenebtom 後代において双数形は複数形に統合された。
再起 stobt stobte stobtom
複数 一般 obt obte obtio obtom
再起 moebt moebte moebtio moebtom
特殊単数と古語用法は割愛する。

3人称代名詞:
  主格 生格 与格 対格 備考
男性 単数 nom nomes nome nowm
女性 単数 noma nomoys nomou nowmon
複数 (saphia) (saphoys) (safon) (saphowmon) フェミニスト用法、後代廃止。
双性 双数 esiot esyot esowt esoht 後代「中性複数」に統合された。
中性 単数 safs 蔑視的用法、後代廃止。
複数 safia safoy safon safs/safst 右側が蔑視的用法、後代廃止。
指示 単数 近称 fog foges fogg fogion 指示代名詞は性別を考慮しなくて良い。
中称 shog shhoges shogg shogion
遠称 shog shhoges shogg shogion
複数 指示単数主格-no 指示単数主格-nie 指示単数主格-nim 指示単数主格-nen


全人称代名詞:
主格 生格 与格 対格 備考
owwest ouesa/weimos oueli ouesa/ouese 左が人(すべての人)、右が物(万物)。


神格代名詞:
主格 生格 与格 対格 備考
faon faoni/faonim faonst 左が一般、右が丁寧。


「規則」動詞変化
規則変化番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9
原形 (3人称以外の現在) -els
3単現 (3人称の現在) -elis -elsos -elso -elson -es -erso -else -els -es
一般過去 (過去全般) -elsow -elsom -else -elsen -els -el -ele -elon -elen
現在完了 (アオリストあるいは完了) -elisow -elm -else -elon -elsho -elos
過去完了 (過去完了、大過去) -elsown -elmos -elsoi -elne -elshon
動名分詞 (名詞化) -elses -*(el)a -io -elu -elin -eli -ele
形動不完 (「〜していた」) -elswes -*(e)la -iriy -el -eltson -eleown -eleown
形動名不完 (「〜していたこと」) -elswen -*(e)lao -irio -elup -eliy -eltson -eles -els
不完了未来 (未来全般) -eliow -ema -in -elu -elum -een -ees -elis -eliow
命令 (命令全般) -ele -*(e)me -ie -e -ele -ese -elme -elis
受動過去 (受動態全般は一般に過去) -elsoy -*(e)mesoy -eln -epir -et -est -ele -ele
形副動詞 (形容・副詞・名詞を修飾) -*(e)mem -en -ep -es -elp
備考 直前喉音時、
カッコ内が必要
自動詞と他動詞の双方が
5動詞活用の場合、
自動詞であることを
明確にするために、
6動詞変化させることがある。


「不規則」動詞変化
活用形 unz- ef- n- oleyz-
原形 -els 原形 -e
3単現 -elon -els -e
一般過去 -els -elo -elt -em
現在完了 -eliow -ele -elu -ion
過去完了 -elsoi -eli (なし)
動名分詞 -e -elion -el -en
形動不完 -ele -el(i) (なし)
形動名不完 -elio -elow -elu (なし)
不完了未来 -eliow -elt -eel 原形
命令 -el(i)e -ela -elu -in
受動過去 -elsoy' -elig -erde (現在受動)-ent
形副動詞 -elis 原形 -eleo -els


Kgai動詞変化の種類と意味:
Kgai動詞とは、「〜である」といった存在を示す動詞である。
が、「〜であった」「〜なのだ」「〜であるとすると」「〜させますよ」といった
「存在」のさまざまな様相を下記15種類に分けて活用する。
種別 様相 意味 不確実
順位
備考
I 存在 〜である 12
II 断定 〜なのだ 13 (後代廃止)
III 仮定 〜だとすると 1
IV 推定 〜なのだろうか
〜かもしれないが
2
V 比喩 〜のようだ 5
VI 歴史的
事実
〜だったのだ 14 つまり英語のように歴史的過去を現在形で示すのではなく、
歴史的過去についてはKgai動詞第6種別の過去形を用いることになる。
VII 詠嘆 〜だなあ 11
VIII 回想 そういえば〜だった 10
IX 可能性
不確実
ありうる、しうる 3
X 対二人称
丁寧
ありますよ、
してくださいよ
8
XI 対二人称
意志
あるんだよ、
しなさいよ
9
XII 対三人称
意志
させますよ 7
XIII 対全称
および自己
やりましょう 6
XIV 強調 これこそがそう 13 (後代廃止)
XV 予想 するだろう、
であるだろう
4


Kgai動詞変化一覧(第1変化〜第6変化):
I(存在) II(断定) III(仮定) IV(推定) V(比喩) VI(歴史)
原形 kgai kgaipw kgaizw kgaimh kgahy' kgai
3単現(人間) kgailis * kgaipes kgaisttse kgaimlh kgails
一般過去 kgaies kgaips kgastem kgaimo kgahy'i kgailsean
現在完了 kgaielse kgaipte kgaazin kgaima kgahui (kgaie)
過去完了 kgaiptou - kgaimlo kgahun -
動名分詞 k(g)aisis kgaiptum kgasttel kgaimi kaike kgailon
形動不完 - kgaiptio kgaistele kgaimele kgaihy'ton kgalrio
形動名不完 kgaiption kgaimeleou kgailrio
不完了未来 yc kgaipelt kgaaz kgaimit - kaieliow
命令 (kgai) kgaipelo kaizah kgaimin (kaielie)
受動過去 - kgaiprig kagaitest yiaiso kaihet kgay'et
形副動詞 (kai) kgaipels kgair(h) kgaith - kgay'er
(備考) 存在の人間3単現
には過去形kgaies
を使用する
ことがある。

存在のKgaiの
命令形
および
kaiの濫用は
推奨されない。
kgairhは
セレシア風話法で
あるため
推奨されない。
歴史の
現在完了と
命令形は
推奨されない。


Kgai動詞変化一覧(第7変化〜第12変化):
VII(詠嘆) VIII(回想) IX(可能修辞) X(意志Obt) XI(意志Hozn XII(対三)
原形 gaixit(on) kaiees kaihem kgaihel kgaikel (kgailih's)
3単現(人間) gaixit kaiesse kaihes kgainum kgaikli iebist
一般過去 gaixev kaisum kaiest kai(h)em * kgaibikk ylero
現在完了 gaixot kgaivun kaist kgaihemme kgaibii ylisto
過去完了 gaixord kgaivunt kaizes
動名分詞 gaixlun kgaivia (kaizett) * kgaihelatia kgaibym ylisiviy
形動不完 kaiex galynt - - -
形動名不完 kaiex galynt
不完了未来 kaixie kaimyl haizi kaidu' kgaivo ylisuuv
命令 kaele gayanie - kaikeppe kgaikum ylevo
受動過去 kanxiv(過)/kaixiv(現) kaielumm kailih' kgaiven ystet
形副動詞 kaixao - hai kaieris kgaivio ysterer
(備考) 事物・抽象への
詠嘆は
推奨されない。
可能修辞の
名詞化は、
文章が分かり
づらくなるので
推奨されない。
さらに丁寧に
なるように
意志Obtの過去形に
hの気息音を
加えることが
ある。
事物・抽象への
三人称意志は
推奨されない。


Kgai動詞変化一覧(第13変化〜第15変化):
XIII(意志・
対自全)
XIV(強調) XV(予想)
原形 kgaifra kgaiels kaimyl
3単現(人間) kgaifry' - kaimys
一般過去 kgafste kgaelene kaimo'm
現在完了 kgaifrul kgaelenes kaimion
過去完了 kgaifrun kgaelos kaimione
動名分詞 (kgai)frem kgai kaimyte
形動不完 kgaifribt (y'erio) kaimiriy
形動名不完 kgaifrite - kaimirio
不完了未来 kgaiforou kain,(yworioun) kaiminia
命令 kgaifroue - kaimelie
受動過去 kgaiemitt kgalet kaihemt
形副動詞 kgaifreme kgailer kaihere
(備考) 省略形のfremが
一般的ではあるが、
「省略前」のkgaifremを
好む人がいる
(早急の読みを
「さっきゅう」に
こだわるようなもの)。
強調の形動不完
および未来の右側の語は、
本来ycの類推からの
誤用である。
が、誤用が根付いたため、
仕方なく採用されている。


名詞
原則として、名詞活用(接頭辞・語尾変化)は、ない
(キニエレ語の豊富な名詞活用は、タラメールに採用されなかった)。 基本的に、タラメールの名詞は、すべて
  • 「中性形」
  • 「単数」
  • 「すべての格は語幹すなわち絶対格と同形」
と考えて差し支えない。
ただし。
いくつかの「不規則名詞」については、
まれに属格・対格・呼格と性別変化
(いわゆる「性数一致」の語尾変化)がなされる。


疑問詞・関係詞
事物 人物 時間 方法 場所 理由 選択
疑問詞 pielhe ynse ynese ytose senke wonke werhe
関係詞 pielhe senki wonk(o)/ynaon werhet
関係形容詞 pielhehs
備考 丁寧順は下記のとおり:
1.ynaon
2.wonko
3.wonk
用例・文の語順



以上。

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