― chuushuu-no-mochiduki ―

『 中秋望月 』


中庭地白くして樹鴉を栖ましむ
零露聲無く桂花を濕す
  今夜月明人盡く望む
知らず秋思の誰が家に在るかを






2005地玄武生誕企画 で描かせていただいたトップ絵です。
企画に参加させていただくこと事態 夢のようなお話だったのですが、
よもやトップ絵を描くことになろうとは…!

私のような腐ったヘタレ地玄武好きには、身に余りすぎる光栄なお話でしたので、
これは気合を入れて描かせていただかなければと、下絵に取り掛かったのですが、
ノーマル神子様方が集う企画ということと、素敵な作品を作られる大勢の方々の
イメージに合ったイラストでなければならないというところで悩み、描き直すこと5枚…;
さらに、泰明・泰継はなんとなく似ているので一緒の絵に描いても違和感はないのですが、
リズ先生が加わると異様さ倍増になってしまい、構図やらテーマなどが決まるまで
なんだかえらく時間がかかってしまったイラストです。(苦笑

たまたま中国の王 建という方の 中秋望月 という↑の漢詩が目に留まり、
詩の内容も季節も3人の地玄武にピッタリだったので、その漢詩をもとに描き上げました。
秋の月と金木犀の香りを背景に、3人がそれぞれに
「自分ほどこの秋の物思いに ひたっている者はいないであろう」
(↑負けず嫌い;) と思っている様子です。(笑

いつもながらで申し訳ないのですが、「縮小されることを頭に入れて描こう!」と
念じながら作画しているんですけど、またもや人物の表情が小さくなってしまいました;
ので、アップを見せろー!大きい絵を見せろー!という方はコチラ↓からどうぞ。
泰明 [63KB]   泰継 [63KB]   リズヴァーン [63KB]   地玄武'S [156KB]
いつもいつも重たくてすみません。。。(滝汗;;
ちなみにこのページのイラストは1024×768のブラウザで丁度よい感じに見えるように
作っております。
文章ナシでご覧になりたい方は↓にずずずいっとスクロールしてくださいませ。(^^;ゞ