9600
9600は大正2年から昭和元年にかけて770輛製造された貨物用蒸気機関車です。本機の特徴は、火室を台枠の上に置いたことで、ボイラー中心が異様に高くなったことです。その上動輪直径が1260mmと小さく、ズングリした外観をしています。その当時の日本の鉄道としては最適な大きさで、日本各地で愛用されました。また、昭和51年3月2日まで入れ換え用として活躍してきたのも、この9600です。現在、各地に44輛保存されています。
Nゲージではマイクロエースとトミックスからほぼ同時に発売され、カトーからも発売されました。