岩手県交通
解体業者の敷地内に置かれたままの廃車体。最近廃車になったばかりの車両で、現役時代に乗車もしている中央バスカラーのBA30や前ドア車のBU10Pが晴天の岩手山を背景に悲しい姿を晒していました。
撮影:滝沢村(1986.3.)
廃車体はもちろんナンバーを外されていますので、車両ではなく単なる物体です。しかし、それらはいずれも数年前まで現役で活躍していた車両であるため、過去にどのような車両があったかを知るには格好の手掛かりです。
ここでは、そういった廃車体を集めることで、過去の岩手県交通の車両の一端を省みることにします。