廃車体
その他の車両
ここでは、これまでのカテゴリーに入らなかった車両を並べてみます。キャブオーバーバスとマイクロバスです。廃車体
撮影:北上市村崎野(1986.10.1)
岩手県交通 いすゞBXD20E
岩手県南バスのキャブオーバーバスの廃車体です。車体は北村製作所に見えますが、後部が川崎ボディのボンネットバスと同じなので、初期の川崎ボディのキャブオーバーかもしれません。
キャブオーバーバスは、ボンネットバス同様前部にエンジンがありますが、箱型車体を持ち、車内前部(運転席横)にエンジンカバーが突き出ています。
型式は、1962年式であればBX721E,1962〜65年式であればBXD20Eになるようです。
廃車体
撮影:水沢市(1986.5.2)
岩手県交通 いすゞBXD20E
上の車両と同形車。元岩手県南バスですが、退色のため白1色に見えます。
右側にRB10Pの廃車体も見えますが、一関市などで撮影したのと同じ形だったためか、あるいは既に日が暮れかけていたせいか、そちらは撮影していません。
廃車体
撮影:沢内村(1986.8.7)
岩手県交通 いすゞBXD30E
周りがツタで覆われ、特に正面がまったく見えません。
多分上の写真とよく似たスタイルを持つキャブオーバー車だと思われます。北村製作所製のボディのようです。
中ドアの前に見えるのは、県南バスのマークです。
なお、当初型式をBF30と推察していましたが、修正しました。(注1)
廃車体(岩22あ50)
撮影:北上営業所(1986.10.1)
岩手県交通 いすゞDBR370(1977年式)
北上営業所の片隅に置かれていたマイクロバスの廃車体。北村製作所製のこのボディは、1976年以降のものなので、それほど古いものではありません。
現役時代には、狭隘路線である急行夏油温泉線に使用されていたということです。
(注2)