『未来少年コナン』の再放送が終わったのでアクセスの総数は先月に比べて激減。まあ、このくらいがちょうどいい。
荒川洋治が詩について書いたように、万人に読まれることを望んではいない。
『コナン』関連の文章が下がった代わりに、上位の常連だった「山村良橘先生のこと」が浮上してきた。もっと多くの人に先生について語ってほしい。
気になるのはこれまで上位になかった「『国内国際高校記録』について」と「精神健康の基準について、「つながり」の精神病理」(中井久夫)。
前者の文章で指摘したことは現実になっている。陸上短距離ではいわゆるミックス(ハーフではない)の「日本人」たちが活躍している。出自で人を区別する意味はまったくない。
「国内国際高校記録」で検索したら2番目だった。ここから読んでくれたのだろう。
中井久夫の感想は『徴候・記憶・外傷(sign, memory, trauma)』をはじめとしていくつも書いている。なぜこの文章だけが読まれているのか、わからない。どこかで紹介された形跡もない。私としては『徴候』は自分の文章の中ではよく書けている方で、私の考えもよく現れていると思っている。