日本国有鉄道

国鉄バス

1985年夏、盛岡からの長距離バスにヘッドサイン、サイドサインがつきました。左から、「白樺号」「竜泉号」「ヨーデル号」です。
撮影:盛岡支所(1985.7.23)

国鉄バスでは、貸切車と高速バスの仕様はほとんど同じで、共通に使用している場合もあることから、ここではまとめて取り上げます。
国鉄バスが運行する高速バスは、「とわだこ号」(盛岡−十和田湖)、「ヨーデル号」(盛岡−弘前)、「あすなろ号」(盛岡−青森)の3路線ですが、この他に一関営業所の担当する一関−仙台間も高速道路経由となっています。また、一般道経由ではありますが、「白樺号」(盛岡−久慈)と「竜泉号」(盛岡−岩泉)も高速バス仕様の車両が主に使われています。
貸切・高速バス仕様車は当初は標準床車で、路線バスシャーシの強力型を導入する例も多く見られたのは国鉄バスの特徴です。ハイデッカーの投入は1985年の「ヨーデル号」開業以降で、それ以降の新車はすべてハイデッカーとなりました。カラーデザインは、当初側面にJNRマークを持つ点で一般路線車と区別されていましたが、1985年より大きなツバメマークを持つニューカラーに切り替わりました。

高速・貸切バス

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80s岩手県のバス“その頃”