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市房山


宿を出て、ナビに沿って進む。難なく林道終点の駐車場に着く。

8:12 身支度を整え、水平道を進み、まもなく参道に合流する。謂われのある神社らしく、杉の巨木、
苔むした石畳が続く。


熊野古道だ!も、むべなるべし。 ん! どっちが古いのかな?

苔むした参道、向こうには巨木。                    切り株  


20分ほどで市房神社中宮につく。写真に見えるは簡易宿泊所。神社は玄同2年(802年)創建、老杉は樹齢1000年
を越えているとの看板。



神社裏手に回り、山頂を目指す。段々と傾斜がきつくなってくる。
昨日と違い、花の多い登山道。ピンクのツツジ、黄色いツツジ。黄色いのは日影ツツジなんだとか。

6合目の看板のある岩で一休み。9:20−30 下で見た案内板に水場の印があったので、少し探してみたが結局見あ
たらず。水を引いたであろうパイプの残骸と、朽ちた水桶があったので、この場所と納得。


傾斜はさらにきつくなり、木の根が歩行をじゃまする。ハシゴの登りや、たまには人工の落石も。先行者(Oさん)が道
を踏み抜き、道の下に靴がにょきっと。 

7合目を過ぎ、灌木が多くなり、ようやく明るくなると傾斜が緩くなり8合目。笹の目立つ道を過ぎ、少し先の見晴らしの
良いところで休む。10:28−38



そこからほんの少し、最後の坂を登り切って10:50山頂に着く。

山頂は結構広い。ここも一等三角点。真新しい三角点だが、隅の方に古い丸頭の三角点が残っている。

 丸頭の三角点

写真左半分:KTさん提供

昨日の国見岳が北方向に見えるはずだが、かすんでて良く判らない。宿の方向にある市房ダムもかすんで見える。

唯一南西方向に、黒い山影が雲の上に浮かんでいる。霧島かな? 地図を並べて山岳同定を試みるがよくわからな
い。

あけぼのツツジであろうか ピンク色のツツジがぽつんと咲いていた。ここも満開になると見応えがあるのだろうけど。


さっそく、宿で作ってもらったおにぎりをパクつく。あっという間に完食。腹ごなしに、2分ほど北にある「心見の橋」に向
かう。
上からみると、どうってことない幅1m、引っかかっている岩の真ん中に割れ目のある道なのでほいほい(おっかなびっ
くり?)進む。 
         ↓ クリックすると1020*453に拡大      写真提供:KTさん  

渡り終わってぐるっと回って、石の下にやって来ると・・・・結構高い。下は、岩の手前側5mぐらいの高さだが、向こう側
は軽く20mは転がって行けそうな傾斜。


ともあれ、山頂に引き返し、今日の宿を決める。椎葉村にするか都農町にするか。
まずは都農(つの)町の役場にかけて、宿の電話を聞く・・つもりが。アンテナが立たない。3度かけても話中に切れて
しまう。山頂にほぼ1時間いたので、諦めて下山後かけ直すことに。

6合目の岩場まで一気に下る。ここではつながった。
まず、尾鈴山の西側の林道が使えるかを訊ねると、「入口を鎖で通行止め。」とかで、椎葉村の宿が消えた。
やはり都農町ねらいとする。
 
Nさん調査分の「漁師の家」にかけるが、なんと営業停止中。

再度役場に都農町の宿を聞く。 なんやかやで4軒分を。1軒目、宿は空いているが、食事が準備できないとのことで
諦め。2軒目でようやく宿を確保。

確保したならあとは下るだけ。13:15 市房神社中宮着。あとは余裕で参道下り。相互に写真を撮り合う。

駐車場側の沢で顔を洗い、ペットボトルに水を詰めて出発。  歩数14000歩

今朝来た道を忠実にたどり、昨夜の宿の前を通り過ぎ、国道219号線に乗る。立派な道をひたすら進む。
宮崎県にはいると道が狭くなったり、工事中もあるがほぼ快調なスピード。 

ただ、途中に休むところがない。「川の駅」 とか 「湖の駅」 とかはあるが、道の駅がない。ダム建設で作られた道な
ので快調なのは良いのだが・・・。
 
山間を抜け、教えてもらった農免道路も快調に飛ばすこと2時間、目的地が近づいたころに、カーナビが「そろそろ休
みませんか? 2時間になります」。

それから20分、ようやく目的の宿に到着。運転手さんご苦労様でした。
 
一風呂浴びた後、海まで散歩に。歩程15分、前方に赤い2両の電車が走る。都農駅前だというのに空き地だらけ。

線路を渡ったところに「たばこ」畑、程なく海。ちょっと荒れている。

  
港には結構な数の漁船が並ぶ。浜木綿の生け垣、フェニックスなどが南国らしいが空はどんより。時々雨粒が落ちて
くる。傘を持ってくるべきだったかな。皇太子ご成婚を記念して・・・。ひらめのお家をつくったのだとか


駅前のコンビニで「日向夏」を買う。りんごみたいに皮を剥き、中の果肉と皮の白い部分を一緒に食べる。

宿近くのスーパーマーケット。自宅の近くのスーパーとは違う食材があって楽しい。

・カラス貝(たぶんムール貝。名前が違う)
・からしミナ(長さ2cmぐらいのサザエに似た巻き貝 自宅周辺では皆無。 磯で拾うことが可能だが。) 
 ハウステンボスに旅行に行ったKTさんから2010年に情報。貝のお尻を5円玉に差し込んでへし折り、 
 空いた穴から中の身を吸い出して食べるとのこと。九州ではよく食べるのだとか
・雪クジラ(さらしクジラ スライスしたクジラの皮を熱湯でさらして脂を抜いたもの。酢味噌で。)


ご飯の入ったジャーとカレーの入ったジャー。詰めるのは自分で。たぶん詰め放題。 


いろいろ遊んで宿に帰ると、明日、明後日の宿が決まっていた。1泊2食5500円と1泊2食4800円 どんな宿なんだ
ろう。ともあれ、そうとう苦労した様子。ご苦労様。

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