|
【上田藩 藩主館跡】
現在は長野県立上田高等学校
江戸時代の藩主館跡で,塀・門・堀・樹木など当時のものが大切に保存されている。
門は藩主屋敷にふさわしい豪壮な造りの薬医門,今は上田高校正門になっている。
上田城破却後にこの地に入った真田信之は,徳川家に遠慮してか上田城の復興には手をつけず,ここに藩主屋形を建て藩政を執った。 |
|
|
【真田そば】と【かも煮】
刀屋は故池波正太郎ゆかりの店。わたしは味噌だれをつけて食べる真田そば(850円)を注文。かも煮(実は鴨ではなく鶏 700円)を一皿取り5人でつつく(ネギが素晴らしく美味しかった)。この店のもりそばはかなりの大盛りである,間違っても(大)を注文しないこと,そば好きのわたしでも(普)で十分であった。
”刀屋”のHPは,こちらです。
もう一軒お奨めのお蕎麦屋さん”おお西”のHPは,こちらです。
上田市内のそば屋さんぜん〜ぶまとめて ”口こみそばmap”です。 |
【迎春花】
藩主館跡の近くの民家の塀に見事な迎春花が咲いていた。迎春花は中国の華北・西南・華東地区の山岳地帯の原産,北京で最初に咲きはじめる花が迎春花とのこと。
実はこの花、日本では黄梅というが,梅の仲間ではなくモクセイの仲間だが,香りがしないと言うところが特徴。黄色い花が梅に似ていることと咲く時期が同じことからこの名前になったようだ。
迎春花……とってもいい名前である。 |
|
上田駅へ戻る途中で,信州名物のひとつ”みすず飴”をつくっている「飯島商店」のお店を発見!優雅で壮麗な木造3階建て洋館造りの風情ある建物,内部も落ち着いた静かな雰囲気,ジャム,生ものなどみな美味しそうだ。時間の余裕が無いので,パンフレットを頂き後日注文できることを確認して,味見用のみすず飴を4個ももらって上田交通別所線の電車に乗る。
みすず飴の”飯島商店”のHPは,こちらです。
上田交通別所線は,上田〜別所温泉を15駅,約27分,運賃570円で結ぶ地域の足として活躍している電車である。実を言うとわたしは60年前この電車に乗っている,姉達が,この辺り当時の塩田村とか青木村のお寺に学童疎開に来ていて,そこを訪れた母親に連れられて来たことがあるということだ。かすかに記憶が残っている程度だがなんとなく懐かしさがこみ上げて来た。 |