2006年9月11日

iku,s

『ミツバ…ああ無情』の回でした。空知センセ、厳しい展開ね…。効果抜群だけど。
土方さんは、痛すぎだよ…。女心なんて分かっちゃいない、不器用な男のカッコつけ話…、泣けてくらぁ!
本当に惚れた女なら、あれこれ言い訳しないで、側に置いて幸せにしてあげてよ〜!好きでない男と添い遂げて命を長らえるより、女はね、たとえ短い命でも、好いた男と共に生きたいもんなんだよ〜!…いい女のミツバさんは、そんな土方を困らせること一言も言わずに逝ってしまいましたが(哀れ…)

そんな土方のアナクロな男の理屈を、銀さんが喝破する展開になるのかと思っていましたが、違いましたね。それをしなかった、いや出来なかったと言ってもいいかも知れないけど、男の情けなさやかっこ悪さ、やり切れなさや後悔…等の諸々の感情をすべて飲み込んだ上で、何も言わずに、“苦い”激辛センベイをそっと一緒にかじってくれる、銀さんが…好きだな。ああ、大好きだ!惚れるね、ホント。

時間無いので、短めで…。
ご飯作らなきゃ…、うう〜。

投稿者 仔鹿 : 16:46 | iku.s

コメント

やっぱりね、あぁやっぱりね。
なんだかんだでミツバ姉さん、夢千代さん(※)の如く生き続けてはくれないかと思ったんだけれど、こーいうトコやっぱり空知センセイ(若しくは冨樫)なんだわね。私の惚れる作家ときたら、どうしてこう……(涙)
土方は馬鹿だ馬鹿だと思っておりましたが、やっぱり徹底的に馬鹿でした。わかっちゃいましたが、馬鹿でした。そして改めて、「お前が女心を語るな」と思いました。
(単行本未収録なのでキミは知らないだろうけど、柳生編の結末でヤツが女心云々と語るくだりがあるのですよ。)

ところでミツバ姉さんは何故あんな男の所に嫁に来る気になったのでしょう?姉さんと総ちゃんの前では猫被ってたのかもしれませんが、剥ぎ取ってみたらとんだ狸ではございませんか。
騙されたのかな…?ミツバさんほどいい女が靡くような男には見えませんがね。

………まさかまさか。
ただ、江戸に来たかった…?江戸で暮らしたかった?

残り少ない命、
ちょっとでも、誰かさんの近くにいたかった…?

だとしたら、泣けますね。

惚れた女にゃ幸せになって欲しいとか言ってたあの馬鹿は、好いた男と一緒でなきゃ女は幸せになんてなれないんだよって事、わかってないんだから。
というワケで総ちゃん、来週は心置きなくヤツの命狙っちゃって下さい。いつもの如く。いつもの如く。

>土方のアナクロな男の理屈を、銀さんが喝破する展開
ソレはない。だって、銀さんもアナクロ男じゃないか。
そしてアナクロ男だけに、不器用なアナクロ男の扱いを良く知ってるよな…と思いました。小道具は激辛せんべいですが、何だか男のハードボイルドですね。

あぁしかし、盛り上げ方上手いな。ドラマチックだな。
クライマックスの総ちゃんの見せ場、カッコ良かったな。
で、この展開で、銀さんの原チャで2ケツする総ちゃんにえらく萌えたとか言っちゃうのは台無しなんだろうな。
そして、土沖腐女子の間で「姉の代わり」ネタとか増えたりすんのかな?とか心配しちゃいけないんだろうな。

シリアス展開が続いたので、来週はいつもの男子中学生の集団のような真選組が見たいです。
……ついに真選組が一発変換になりました(苦笑)


※「夢千代日記」
昔、NHKで放送されていたドラマ。吉永小百合主演。
癌だか白血病だかに侵されながらも、残り僅かな命をひたむきに健気に生きる芸者「夢千代」を中心とした、人の優しさ、哀しさを著した人情ドラマ。幼い私がとても好きだったシリーズ。
………のだが、好評ゆえか続編が幾つも作られて、幼い私はやがて、「で、この人いつ死ぬの?」という素朴な疑問を持つに至る。

投稿者 なるせ : 2006年9月11日 23:22

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