2004年9月12日
前日から泊まったビジネスホテルでそれは起こりました。
タワーパーキングからS2000を出すので、駐車場の係の方に運転をお願いしました。
その方がバックギアを入れたまま、コンクリートの壁に突っ込んでしまったのです・・・。
こちらとしてもお願いした手前、あまり怒ることもできず、ただ頭をかかえるばかり。
フロントチーフの方が血相変えて飛んできて、「修理費用は全額ホテルで持ちます!」とのことでしたが、擦り傷ひとつつけないように乗ってたから、そういう問題じゃないんだよな・・・。
帰宅して早速ホンダクリオに修理を依頼しました。
幸い、川崎には修理技術に定評のある「ホンダボディサービス神奈川」という工場があり、完璧な仕上がりにしてくれるとのこと。
凹んだ気持ちに一筋の光明がさしました。


2004年9月18日
仕事が終わった後、S2000を預けにホンダクリオへ。
修理には2週間程度かかると見られ、一番の不安は代車が無いことです。
そこで、サービスのHさんがネット検索で見つけた
(有)移動サポートに手配をしてくれて、無事ワゴンRが準備されました。
久々に乗るオートマ車。ラクチンだし、広いし、乗りやすいし、街中では必要十分です。
ただ、運転していてS2000のようなエモーションを感じることはありません・・・。
2004年9月30日
ホンダクリオから連絡が来ました。
ホンダボディサービス神奈川から板金修理の終わったS2000が戻ってきたそうです。
この後、タイヤ交換(ブリヂストンPOTENZA RE−050)と4輪ホイールアライメント調整、及びドリームワンのセラミックコート再施工を行い、納車されます。
あぁ、待ちきれない・・・。
2004年10月3日
ホンダクリオにS2000を取りに行きました。
あいにくの土砂降りだったけど、Sが戻ってくるだけで・・・(T_T)
二週間お世話になったワゴンRを返します。いいクルマでした。
久しぶりのS2000で感じたタイトなコクピット、エンジン音、硬めのサス。
あ〜やっぱいいなこの感じ。
ホンダボディサービス神奈川も素晴らしい仕事をしていただき、ピカピカに仕上げてもらいました。よかったなぁ。
2005年4月12日
この日、ついにS2000でサーキットデビュー!
ASM主催の「日本一垣根の低い(笑)」走行会に参加しました。
コースは筑波サーキットです。
20分×3本で走ったのですが、初心者グループとは言ってもみんな速い!
2本目からは雨が降り出し、コンディションは最悪に。
S字の切り返しでアクセルONにした瞬間大スピン!
S2000は限界超えた途端制御不能になるというのは話としては知っていたのですが、まさかあんなに急にくるとは思いませんでした。
3回4回回っても止まりません。視野にはタイヤバリヤーが見えてきたり、「あぁ俺の人生終わった」と思いました。結果的にはどこにもぶつからず、コースアウトだけで済んだのですが、S2000は泥まみれになってしまいました。
佐藤琢磨やM・シューマッハーはほんとに人間じゃないです。
いや〜もう当分サーキットはいいですわ・・・。
2005年7月24日
昨年の修理後、雨天走行時にトランクに雨漏りが発生するようになりました。
湿気でトランク内のDVDナビが結露して、ディスクを読み込まないなどの現象があったため、またもやホンダクリオに相談に行きました。
その後、土日になると預けて修理を何度繰り返したことか・・・。
かなり厳重に鉄板の隙間をコーキングしてもらったのですが、一向に収まる気配がありません。
そこでついに本田技研のおチカラを借りることになりました。
クリオのスタッフの方が撮影したトランク内の画像を技研に送り、指示を受けコーキング、指示を受けコーキング、を繰り返したそうです。
そしてついにその時が!
原因はタイヤハウスに一番近いバンパー部のネジ穴のほんの隙間から水が入っていたそうです。
6年目になる車体だけにいろいろありますな・・・。
2005年9月18日
車椅子バスケのリーグ戦開催日だったので、会場の埼玉県立大学へ向かう途中でソレは起こりました。
大泉付近の踏切が開くのを待つ間、川崎チームいちのエコロジストを自認する私は(笑)アイドリングストップを励行しました。やがて踏切が開き、エンジンスタートボタンを押したところ、イマイチセルの回りが重く、数回ボタンを押してやっとエンジンがかかりました。後続車を待たせてる手前、早速1速にシフトを入れてアクセルをオン!ブォーンブォーン・・・ツインモードクラッチがミートしない!?なんでなんでなんで?クラッチはうんともすんとも言わなくなり、今までに出たことのない症状です。私はまず自分を落ち着けて、この後どうすればいいかを考えました。「まずはJAFを呼んで、日本ウェアハウス(ツインモードクラッチ)に連絡して・・・」
JAFは結局現着まで1時間かかるとのこと。仕方ない。
後続車は大きく迂回して道の真ん中のS2000をよけていきます。窓が開いていたため、私に聞こえるように「邪魔なんだよバカヤロー!」と罵っていく人もいました。
それと同時に「車椅子が見えたんで。何かお困りですか?」と声を掛けてくださった男性もいました。この方に押してもらい、何とかS2000を路肩に退避させることができました。
JAFを待って40〜50分経った頃、エンジンをかけて何度かクラッチミートを試みたところやっとつながり、ついに復旧!やった!
どうやら原因は何らかの理由でセルの電流がそのままクラッチコントロールの装置に流れ込み、発熱による一時マヒを起こしたようです。
やっぱり普通の車より電装系に特殊なこと(ツインモードクラッチ装着)してるために、余計な操作はしない方が無難ですね。この後私はアイドリングストップ励行を完全にやめました(苦笑)。
to be continued・・・