2003年9月27日

トランクに取り付ける自転車(車椅子)用キャリアを見に、横浜myxへ。
ネット検索でヒットしたインターサイクル株式会社の製品が見られる店舗で一番近かったのがココ。
アウトドアやマウンテンバイク、ルアーフィッシング等のショップがあるこのビルは、トヨタのディーラーで、福祉機器・車両の取り扱いも充実しています。福祉機器コーナーの副課長・Nさんとお話したら、S2000の納車後に実際に車にキャリアをあてがってみてもいいとのことでした。
これはありがたい。ショールーム展示品の中にはオーエックスの車椅子等もあったので、実際の積載を想定しやすかったです。

アウトドアショップでS2000をオープンにしたときのための帽子用ストラップを購入しました。(^_^)



2003年9月29日

ツインモードクラッチの装着が完了しました。
明日、オートテラスに戻されるので私も現地へ行き、日本ウェアハウスの営業のOさんから実際に注意点などのレクチャーを受けることになりました。
ついにS2000に乗れる第1歩が!
操作の様子をイメージすると楽しみで眠れません。



2003年9月30日

仕事が終わってからオートテラスへ。
約束の午後7時に到着するとまだS2000は到着していません。
約20分後に到着。
早速、挨拶もそこそこに装置の概要説明開始。
ネットで予習充分の私はうなずきながらも考えるのはエスのことばかり。
いよいよ試乗へ。
Oさんのドライブで例によって私は助手席に乗り込みます。
Oさんがクラッチを踏まずに(!)1速へシフト。ブレーキを離すと車はゆっくり前へ動き出します。
オートテラスから公道へ出る時にブレーキを踏んでもエンストしない!
なんか不思議な感覚です。
国道16号に出て全開加速。2速、3速、4速、そしてシフトダウン。若干半クラが長いかなという感じはありますが、スゴイ。画期的な装置です。私の興奮は最高潮です。
交差点で止まると、Oさんが仕様を説明してくれました。「間違ってクラッチを踏むと、警告音が鳴ってマニュアルモードになります。そのときはメインスイッチを1回切って再度入れると警告音が止んでオートマモードに戻ります。」そう言ってOさんがスイッチオフ。再度スイッチを入れると警告音がなりやみ・・・ません!「あれっ??」
エンジンを切ったりかけたりしても、クラッチを踏んでもアクセルを踏んでも一向に警告音は鳴り止まず、クラッチミートしません。S2000は三車線の交差点で全く動かなくなってしまいました。
Oさんは携帯電話でメカニックの方に連絡を取り、指示を受けましたがやはり直らず。
10分ほど経ってもラチがあかないので、Oさんが降りて後ろから押すことになりました。
私は助手席から身を伸ばしてハンドル操作担当に。
16号線を400mくらい押してようやくオートテラスに帰りつきました。

車から降りると私はOさんに車中で抑えていた気持ちをぶつけていました。
「これがもし私一人で乗っている時だったらどうすればいいんですか!降りて押すなんて不可能ですよ!こんな状態で金なんて払えないですよ!命に関わる事です、完璧な状態にしてください!」

複雑な処理を行う機械だから故障するのは仕方ないのかもしれませんが、車に関しては命に関わります。
しかも納車の日に故障なんて・・・。ただ、後日この点に関しては「逆に納車前にトラブルが出てよかった。一人で乗っているときでなくてよかった。」と考え直しましたが。

翌日以降にS2000は再度ウェアハウスの工場に戻され、徹底点検が実施されることになりました。



2003年10月2日

S2000がウェアハウスへ戻され、トラブルの原因究明がされました。
最悪の場合、ユニット総交換になるかもしれないとのことでしたが、結局原因はクラッチペダルに取り付けられたセンサースイッチの不良でした。
ペダルを踏んでいないのにスイッチが入ったままになり、クラッチを踏んだ状態と認識され、走行不可になったのでした。
末端のほんの小さな部品がイカレただけで、あんなに大きな車が動かなくなってしまう。
うーん、難儀だ・・・。

センサースイッチ以外の部分は点検しても異常がなかったので、スイッチ交換した後翌日にオートテラスへ戻されることになりました。



2003年10月3日

S2000がオートテラスへ戻されました。
私は現地へ行けなかったので、Eさんに代わりに試乗してもらい動作確認をお願いしました。
Eさんのお話では今度は完璧とのことです。安心しました。

免許取得後、今まで数台乗った車も止まってしまうなんてことはほとんどなかったので、今回はほんとにショックでした。外車や旧車のオーナーの方に言わせれば「甘い!」っていわれてしまうかも知れませんね。
まあそういうトラブルが起きる可能性がある装置なんだというのを体験によって意識の中に刷り込んだのはよかったかもしれません。急に訳もわからず止まってしまってパニックになるよりマシですから。

その後、ウェアハウスの口座にお金を振り込みました。
当初支払いはすべてオートテラスを通して行うつもりだったのですが、それだと購入者名義が法人になってしまうので、運転補助装置取り付けの際の消費税非課税制度が適用されなくなってしまうそうです。
仕方が無いので、ウェアハウスとGSTにそれぞれ私個人名義でお振込みすることにしました。



2003年10月5日

オートテラスに身障者手帳を届けに行きました。
車両登録の際に手帳の原本に証明を行うからです。
S2000は他の売約済車両と一緒に敷地の一番奥にそっと置かれていました。
実際に私が運転できるのは一体いつになるんだろう・・・。



20003年10月14日

午前中にEさんが運転して行き、陸運局で車両登録手続きが取られました。
ついに私のS2000にナンバーが付きました。
でも「20−00」ナンバーにはしませんでした。手数料の1万円もったいないし。

この日の午後にグイド手動装置取付のため、GSTシトロエン横浜東名に向けてS2000が出発しました。工期は約2週間とのこと。長いなー。



2003年10月25日

グイド手動装置の取り付けが完了しました。
明日、取り付けしていただいたシトロエン横浜東名へ私が出向き、担当のOkさんから説明を受けます。
ツインモードクラッチほど複雑な装置ではないので、今回は大丈夫だと思いたい・・・。

[page5]
[page4]
[page2]
[page1]
[page6]
[page7]