4110

 4110は、奥羽線の33.3‰の連続急勾配用のため、明治45年にドイツから輸入した4100型を手本に39輛製造された国産初のEタンク機関車です。戦後早々に全機休車になりましたが、4輛が北海道の美唄鉄道に買い取られ、昭和47年まで現役で活躍しました。美唄鉄道では大正8年から15年にかけて4110の同型機(2、3、4)を自社発注し、最盛期には7輛もの4110を所有したことになります。現在は4122と2、4が静態保存されています。
 Nゲージではトレインショップとマイクロエースから発売されています。それにしてもこの形式が2社から発売されるとは・・・。

4122(美唄鉄道仕様)

美唄鉄道2

4137(美唄鉄道仕様)

美唄鉄道3

4142(美唄鉄道仕様)

美唄鉄道4

4144(美唄鉄道仕様)

美唄鉄道の4110たち

「展示室」へ戻る