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1975.03.16〜2015.04.30 おまけ区間

湯河原 ← (十国峠)←箱根旧街道挟石坂 ← (三国山) ←乙女峠←(金時山)← 駿河小山
駿河小山 →(不老山 → 三国山) →三国峠→(鉄砲木の頭)→大棚の頭分岐
大棚の頭分岐←(菰釣山)←モロクボ沢の頭←(大室山)←犬越路→(檜洞丸) → 蛭ガ岳


2015.4.30に、ようやく箱根旧街道(挟石坂)〜湯河原海岸を結び、第1〜第2区間(太平洋→蛭ガ岳)
のおまけとして完了。

このおまけ区間とは、初代第1〜2区間である「太平洋(大磯)←大倉→蛭ガ岳間」の別のルート。
できるだけ尾根沿いにルートを採り、河川を渡らず、尾根を降りれば海につなげられるルートを選定。
残念ながら、駿河小山で2河川(酒匂川&その支流)を渡っているが、それ以外は地図上には現されていない2−3本の小沢しか渡らず。

起点となる太平洋は、真鶴への下山予定が、有料道路(=歩行禁止)に阻まれて無理そうなので、急きょ湯河原に設定。
コースは、湯河原−箱根−乙女峠(金時山)−駿河小山駅−神奈川県境に沿って西丹沢(三国峠、山伏峠、モロクボ沢の頭)を進み、大室山から檜洞丸経緯で蛭ガ岳までの全8区間。
ちなみに、このおまけ区間には、檜洞丸−蛭ガ岳−焼山登山口間を1日で歩いた関係で、第3区間の部分が含まれる。


以下の記入上の注意点:
  1)地点名の並びは太平洋から日本海の順。地点名間の矢印の向きは実際に歩いた方向とした。
    「順行」とは「太平洋→日本海」の方向に進む事、「逆行」とは「太平洋←日本海」の方向に進む事を意味する。
  2)以下の概略説明での地点名は、徒歩出発地点&徒歩終着地点を含めた。一筆書き区間については、焦げ茶色で
    色別した。

概略は以下の通り。

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第1区間:逆行:2015.04.30
地点名 :湯河原(太平洋)← 岩戸山 ← 十国峠 ← 箱根旧街道(挟石坂) ← 箱根

コース詳細は、箱根−湯河原: ←ここをクリック


概略:
想定ルートは、箱根標高728m(以下数字は標高)−箱根旧街道(挟石坂)経由で箱根峠830m、
十国峠・日金山771m(十国峠630m?)−ここから山道を岩戸山734m−千歳橋5m−波打ち際0m
−湯河原駅40m。
当初のもくろみは尾根沿いに南下し、日金山から東行し、海に至る川(沢)を渡らないで行けるルート。
箱根峠−十国峠間は稜線を歩く予定でほぼ6ー7kmと想定。

ところが実際は・・・・。  ×は予定外 ○は予定通り
× 箱根旧街道(挟石坂)−箱根峠830m−標高775m地点までは車道脇歩き(約6.5km)、稜線に行けそうな
  道はあるが、私有地らしくことごとく鉄柵で立入禁止。
○ 775m地点−十国峠?(=十国峠(日金山)の北側300m・ここで尾根道は廃道に)−
  十国峠?下(=熱海峠北方2km地点)間(約5km)は山道、
× 十国峠?下−十国峠(日金山)ケーブルカー登山口駅(傍に稜線への道はあるがここも鉄柵で立入禁止。)−
  熱海峠(このさきは「歩行者通行止」との道路標識あり:エスケープルートは有るが・・・。)−
  十国峠(日金山)−東光寺間(約4km)は車道、
○ 東光寺−岩戸山−470m車道合流地点(約2.5km)までは山道、
(下記写真をクリックすると別画面が現れ、その写真上にマウスを置くと拡大ボタンが現れ、これをクリックすると拡大する:以下同じ)

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写真左から、真鶴半島、湯河原の町並み、千歳橋・岩戸山・十国峠の稜線が並ぶ。 赤丸印は題目の位置を示す。

× 470m地点−380m地点間(約1km)は車道、
○ 380m地点−270m地点間(約1.5km)は山道(一部廃道で迷う)、
× 270m地点−5m地点(約1.5km)は車道、波打ち際0mまで階段。

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写真左:前方に国道135号と千歳橋横の歩道橋 
                 中左:今来た道を振り返る 中右:リゾート施設南端の眺め 右:波打ち際
波打ち際0m−湯河原駅40m


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第2区間:逆行:2012.03.16
地点名 :箱根 ← 箱根旧街道(挟石坂) ← 三国山(箱根外輪山=芦ノ湖の南) ← 乙女峠 ← 乙女峠口 

コース詳細は、箱根外輪山: ←ここをクリック


概略:
御殿場駅8:15発のマイクロバス(一日4便)に乗り込む。乗客は我々2名のみ。途中のバス停から2−3人が乗り込んでくるがその内降りてしまう。246号を横切ると急登に。あっという間に富士の眺めが良くなってくる。
乙女峠口で2人して下車。

身支度を整え、8:40登山開始。早速東富士演習場からのドーンの歓迎有り。左手にある林道を5分ほど進み、180度引き返す方向に登山道が始まる。
乙女峠着は9:13。富士は、見晴らし台からよく見える。
1141mのピークに着く。ここで、再びドーンの歓迎有り。定刻に発射するのかと思ったが結構不規則。8:40、9:10、9:33、10:13、10:35・・・・後は記録せず。
いったん下り、登り返したピークが丸岳。鉄塔があり、芦ノ湖側がよく見えるが、富士は笹の向こうでNG。

長尾峠への下り途中、「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ 富士見台」と記された展望台に着く10:24。確かに同じ位置で両方見える。
(下記写真をクリックすると別画面が現れ、その写真上にマウスを置くと拡大ボタンが現れ、これをクリックすると拡大する)

10:37ようやく長尾峠着。緩やかに登り、11:02着いた三角点1044.9m。一休み&エネルギー補給。
1063mのピークを過ぎ、下った先に箱根芦ノ湖展望公園着。ここはスカイラインからも徒歩1分。ここでは、芦ノ湖と富士山の一部の両方見える。
やがて黒岳(1018m)着。90度左に曲がり、湖尻峠(855m)への下りは、芦ノ湖や行く先の三国山がよく見え、快適な所。ただし最後は急降下。着いた峠で車道を横切ると、車が遠慮してくれる。湖尻峠の謂われ看板あり。ちなみに「こじりとうげ」とは読まない。

さてここから約250mの登り。登って水平道、登って下るもあるが、ひたすら登る。最後の100mの急登では次から次と高いところが現れ、峠から45分後の13:05三国山に到着、本日のコースの半分ちょいを消化。樹間に湖と神山がやっと見える程度。

今度は結構急で長い160m差の下り。前方のピークを巻き、レストハウス着。ピークについでに登る。
道は緩やかに下り、快適だったが、橋が有れば5秒ですむ所を1分近くかかる迂回路があったり、やがて薄暗い林に入り、水のある小さな沢を渡ったり。

三度、快適な草原下り。しかし、尾根筋を左に折れると、そこは外輪山の内側:階段多数の膝に来る急降下。一気に100mを下る。その後今度は登りまた下る。着いた国道1号線、道の駅下手に出る。
道の駅の上手側に「箱根旧街道」の破線があり、ここを下るべく坂を登り、箱根旧街道(挟石坂)につく。


さっそく急な下り。箱根旧街道の石畳道をしばらく下って、やっと集落に出て、旧箱根街道の案内看板に出くわす。
そこからバス停まで5分程度歩き、本日の終点バス停に16:00着。16:25始発バスにて帰路に着く
KTさん提供の本日の記録。歩数計は33100余歩。


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第3区間:逆行:2012.11.20
地点名 :千石原 ← 乙女峠 ← 金時山 ← 足柄峠 ← 駿河小山駅
コース詳細は、金時山: ←ここをクリック

概略:
駿河小山駅に7:45着。駅前にコンビニが無く、電池購入に往復25分要す。

8:20 やっと駅発。「富士箱根トレイル(小山町が2009年頃?制定?)」に沿って金時山をめざす。
8:33「遊女の滝まで2.4km」の看板を(=足柄峠への登山口)を右に折れ、9:13滝の入り口着。
滝見物後、約20分進むと最初の分岐点。今度は「足柄峠まで2.7km」の看板に従って左手のダート道を終点まで進み、初めゆっくりのち急登の山道を登る。
10:24、776mのピークにつく。少々腹ごしらえの後、万葉公園に10:38。足の痺れと腰痛緩和の体操を2〜3度繰り返す。
公園内250mを50分かけて通り抜け、看板+石碑+東屋+木+鳥の総撮影数は90枚超。駅から3時間、6.3kmきた勘定。

舗装道を進み、足柄明神社、足柄峠(足柄の関)に着く11:44。
眺めの良い足柄城跡に上がると、富士の眺めも良し。底知らずの池や3の郭、井戸跡、4の郭などを眺めて、舗装道路を返し峠に戻る。峠の隅の笛吹き塚の前で再びストレッチ。
写真左: 足柄峠からの金時山                   写真右:4の廓からの富士山

12:15出発、舗装道路を進む。12:46ゲートに着く。一般者の車はここまで。
13:05夕日の滝への分岐のある猪鼻砦跡着。ただ、どうにも足が痺れる。3度目のストレッチ。
13:17、車で来れる最終地点着。ここから階段&ハシゴ多数&岩・石がゴロゴロの急登、標高差約300m。
13:48ごった返す山頂着。ざっと30−40人はいそう。
ひとしきり眺めた後、出発。長尾山山頂で息を整え、14:50乙女峠着。

外輪山の内側に下り、林を抜けるとバス道に出る15:20。

2−3分で乙女口バス停が見えてくる。バスが1分近く停まっていてくれたが、ここからだと料金が70円高くなるので仙石まで20数分歩く。この選択が後で響く。15:45千石原バス停に着く。
8分遅れのバスは座る余地無し。あと25分ぐらいと立っていたが、段々と混みあい、さらに渋滞。湯本まで解消せず。結局1時間遅れの17:30前にやっと着く。
1時間以上の立ちっぱなしは結構足腰にきて、階段登りも辛い。70円追加で乙女口バス停から座れて行けたのにと思いつつ電車の客になる。


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第4区間:順行:2013.02.03
地点名 :駿河小山駅 → 不老山 → 三国山 → 三国峠 → 三国山入口バス停

コース詳細は、不老山−三国山: ←ここをクリック


概略:
着いた駿河小山:7:20。気温8度。登山者は私1人。昨秋(上記の第3区間の際)にたどった道をコンビニに進み、餌と茶を調達。
今回も「富士箱根トレイル」をゆく。予定は、三国山経由三国峠まで。
トレイルの案内看板には注意事項としてツキノワグマ、イノシシがいると書かれている。観光協会のサイトの地図にはこの注意はなく、現地で始めて知る情報。合わないようにと期待しつつ・・・・。

                          ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。地図は1600*1200に拡大可
画像 画像

県道からの分岐点着7:52。標識を確認し、沢沿いに進む。約5−6分後、国道246号線の高架の下にある登山口に着く。直進すると林道経由で「生土林道分岐点」へ。右折すると「不老の活路」と名付けられたルート経由で「生土林道分岐点」へ。
後者の道は、小会(=岩田某氏ほか:当時80歳と88歳のコンビ)が、廃道だった県境道を復活させようと、2005年6月に整備・道標設置したらしい。ちなみに、昭文社の登山地図(2011年版)には、このトレイルの記載は無い。

8:01今日はトレイル道選択なので右折する。「生土林道分岐点」までの1H30Mの間に、小会の設置した25個ぐらいの看板がある。その後も不老山南西山頂や世附峠〜明神峠間に10数個。中にはへし折られたのもいくつか。

急階段で尾根筋に上がりつき、25分後、神奈川−静岡県境である484mのピークに着く。ここからは終日県界を歩く。
ピークから下り始めて約1分、左前方5m先の道脇にある藪から、植林帯に動くカモシカと遭遇。
                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
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写真左:8:33の足跡と10:18の足跡  写真中:8:39振り向くカモシカとその拡大  写真右:8:39

県境道は左右に杉の植林帯。見晴らしは良くない。
9:27『不老の活路』終点である「生土林道分岐点」着。看板設置事由&NPO法人○○とのいきさつを書いた看板がある。
9:51伐採地につく。送電線の先に富士がくっきり。やや黒目の雲が湧いてきた。神奈川県側から発砲音が聞こえたが「さっきのは鳥ねらいの散弾銃だね」と迷彩服の先客2人が説明してくれる。
カモシカの話をすると、「あいつは猟犬が追っかけていても必ず振り向く。角で突かれるので近づきすぎないこと。うちの犬もやられた」んだとか。

10:29不老山南西側のピーク着。看板が林立。半分へし折られたのも。西側が開け、富士山が見えるが雲が増し、午後は曇りとの予報が的中しそう。その手前の三国山まであと8.7km。
東隣の不老山山頂には約20人ほどが食事中。10:50南西ピークから急目の下りを世附峠へ11:14着。

10分後に着いた見晴台は、南側の箱根〜西〜北の山梨−神奈川の県境の山並みが一望のはず・・・(富士はすでに雲の中)
11:26出発。この辺りから明神峠間はサンショウバラの自生地。バラ(?)のトンネルみたいな所を下り、ノンストップで急登を進み、12:21白くらの頭につく。さすがに腰に来る。10分ほど休み。
明るい尾根沿いを20分で2等三角点のある湯船山着。
ここから80mほど下り、送電線鉄塔の広場をぬけた先に「30m先にサンショウバラ大本あり」の案内がある。
「大本」とはいかに?。「大木」の間違い?。現物は直径数cmの木が集まって大きな株状になっているので、「大株」が正しいのかも。
そこから4分後の13:33明神峠にようやく着く。ベンチに仰向けに寝て5分ほど背中を伸ばす。

その後の登りは雪が残り、足が滑って腰に負担。14:00高見に着くが、ベンチで10分ほど横になる。眼下に見える富士スピードウェイからのエンジン音を聞きつつ。14:18出発。
14:21三国山東登山口から登りになり、雪は除々に深くなる。10分も登るとじんわり腰にくる。
15:05三国山山頂(不老山より400m高い)につく。三国境である赤ペンキの道標あり(甲斐の国、相模の国、駿河の国)。
15:10発、足元は一面の雪。アイゼンを着けて下った跡も多々あり、神奈川−山梨県境に変わった道を慎重に下る。 15:26三国峠着。

駐車場に車が2台。一応4時間半ぶりに歩いている人に合う。腰の痛み緩和にガードレールでストレッチしながら車道を歩く。バス停へのショートカット道の分岐点に15:58着。そこから約12分で三国山ハイキングコース入口のバス停着。
旭日丘のターミナル経由で御殿場17:20着。23分後の電車で帰宅と相成った。


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第5区間:順行:2013.02.16
地点名 :三国山入口バス停 → 三国峠 → 鉄砲木の頭 → 大棚の頭分岐 → 山伏トンネル → 平野バス停

コース詳細は、三国峠−山伏峠: ←ここをクリック


概略:
御殿場発のバスに間に合うべく出発。今日は終日快晴の予報だが、御殿場に近づくにつれて富士にかかる雲量が増え、最後には雲中に没すありさま。富士は望めないと思ったが、予定通り8:10発のバスに乗り込む。

8:53旭日丘バスターミナル着。この時間帯は接続バスが無く、8:57三国峠に向けて歩き始める。
昨日までの降雪で、路面がすっかり覆われていて実に歩きにくい。
「日本の渚百選 山中湖 夕焼けの渚」の展望台などから、湖と富士がいい感じで眺められる。富士の南東側は雲がまとわりついているが、それ以外は無い。御殿場での富士が雲中だったのは、北西風の成せる技だったと判明。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。
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写真左:9:11渚の展望台               写真中右:展望台からの眺め

やがて9:40バス停(三国山ハイキングコース入口)に着く。ここから鉄砲木の頭(明神山)に直登するハイキングコース道を進む。
車道を横切り、雪の凹みに沿って進むと10:25パノラマ台に着。その名の通り、眺めも良く遠く南アルプスが眺められる。ここからは車道を進み、10:55三国峠着。
すでにもう2時間経過。ここから県境の道となるが、この峠から山伏峠まで99%雪上の道を進むことになろうとは・・・・・。

三国峠10:57発。雪上に残る動物の足跡を確認しつつ登る。
11:29鉄砲木の頭(明神山)着。パノラマ台よりも更に視界が広がる。帰宅後の山座同定で、塩見と思っていたのは北岳。南に進めば農鳥、塩見、小河内、荒沢、赤石と続いていた。北側には千丈、鳳凰、甲斐駒らしき白い山が雲の向こうに見えているが、雲がかかりはっきりせず。
                                          ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。
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写真:10:39鉄砲木の頭(明神山)からの南ア北部の眺め
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。
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写真:10:40鉄砲木の頭(明神山)からの南ア南部の眺め  

11:41出発。西丹沢を木枝越しに眺めつつ、やわらかな雪を踏みしめつつ下る。周りは樹林帯で眺めはいまいち。幅広く明るい快適な道。
12:27下り傾斜がきつくなり、やがて12:34切り通し峠に着く。峠を出発して5−6分後、旭日丘バス停で逢った3人づれとすれ違う。ひとしきり会話。明神山から下山する模様。

高指山に向けひたすら登る。登頂途中、「アブラチャン(油瀝青)純林」なる看板が現れる。この実を灯油(燈油)の油に使ったと書かれている。質の良い石炭を「瀝青」炭と習ったが、同じ瀝青が充てられている。高級品だったのだろう。

登るにつれ樹木が少なくなり、カヤトの原の高指山に着く13:08。南ア北部方向は手前の山に隠れ、悪沢岳〜赤石岳と、聖岳がちょこっと現れたりする。餌詰め込みつつ、雪の積もったベンチに腰掛けて冷たい思いしつつも、背筋を伸ばす。

13:41富士岬平に着く。13:53辺りから道は上がったり下ったり。笹が目立つ。14:13痩せ尾根の上を進む様になると、がくんと下り、ロープが設えられた急登を登り、ひさしぶりに雪のない細道を登る。やがて尾根幅が広がり、上り坂が少し続くと、14:31大棚の頭分岐点に出る。見晴らしは良くない。

菰釣方向から歩いてきた人が休み中。西丹沢からここまで6時間(コースタイムは8:50)の健脚者。
右手の送電線の鉄塔当たりで、南側が開けていそうだったので、往復5分ほど寄り道する。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。
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写真:14:37 2週間前の山並みの眺め。薄目の尾根は箱根外輪山。その中央左に箱根山と金時山が重なり、その手前の濃いめの尾根が神奈川−静岡県境尾根。金時山の下に湯船山が重なる。

分岐点に引き返し14:42出発。ここまで来るとさすがに腰にくる。山伏峠を経てやっと国道に降り、トンネルを抜けて南側で一息。15:02

山腹まで広がる別荘地をながめ、逆光の富士をながめ、平野までの約4kmを歩きバス停に着く。15:40
運良く9分後に観光地経由バスがあり旭日丘ターミナルに15:57着。1Fの休憩所でコーヒーを飲み、ビールと薫製チーズを仕入れて防寒具を羽織る。

5−6分前から待合所に並ぶ。ふと富士を見ればその肩に日が降り掛けている。色々工夫してやっと撮影。
16:33バスが到着。あわてて乗客になる。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可。
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写真左:16:36富士の夕刻               写真右:17:28御殿場の夕刻(黒い影は駅舎の屋根)

御殿場に着く頃には太陽はすっかり南に移動。富士にまとっていた雲が赤くそまる。跨上駅のコンコースからとりあえず1枚(黒い影は駅舎の屋根)。
23分後の電車で松田経由で20時前に帰宅と相成った。


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第6区間:逆行:2013.04.12
地点名 :旭日ヶ丘バス停 ← 山伏トンネル ← 大棚の頭分岐 ← 菰釣山 ← モロクボ沢の頭 ← 畦が丸 ← 西丹沢 

コース詳細は、菰釣山: ←ここをクリック


概略:
西丹沢縦走を決行。新松田6:50頃着。7:15定刻のバスにて出発。8:35頃到着。8:40発。

まずは西丹沢自然教室脇の吊り橋を渡る。本棚の沢分岐を経て登りに入り、10:45畦が丸着 畦が丸小屋からの下りで道を間違い、急降下&急登登り返しで15分のロス。
うって替わって下りやすい道を進み、モロクボ沢の頭11:40に着く。
ここは、その昔に通ったはずだが記憶にない風景。

  この先のコースは、全山ほぼ樹林帯なので眺望は良くなく、似たような細かな上り下りが多々。
実際、モロクボの頭から城ヶ尾峠までの1時間で7回上下、次いで、ブナ沢乗越(菰釣避難小屋の東方)までで8回、乗越から菰釣山まで約200mの登り、大棚の頭分岐まで16回の上下。
急登降は少なめだが、進むにつれ体力は減少し、40m差16箇所はあえぎあえぎ登り、膝の痛みは片手ストックで右肩に分配しつつ降りる有様。
ほぼ1時間置きに休みつつ、背中を伸ばしつつ、食糧を詰め込みつつ。

さすがに人は少ない。城ヶ尾峠の先で単独行1名、菰釣の手前で2名パーティのみ。2人はキャンプ場からピストンだとか。菰釣避難小屋もこぎれいな小屋。ケータイOKとの張り紙が有ったが・・・圏外マークが消えず。

菰釣山頂では、早朝の車中で眺めて以来、樹木がじゃましない富士を眺めるが、朝とは違い山頂のガスと逆光にじゃまをされてしまう。
                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可


ここからは順調?に歩みを進め・・・というよりも平野18:12発のバスに間に合うべく予定消化のみに勤める。途中唯一見晴らしの良い所で一息。

どこをどのように歩いたかさっぱり記憶がないまま水の木分岐に着く。眼下には2月に見た鉄塔が見え、ようやく終わりかと一息つく。
急降下の後、鉄塔下を潜り、ブナとミズナラの巨木を見て、大棚の頭分岐に着。

これで、神奈川−山梨県境を終える。
山伏峠、山伏トンネルからは2月に歩いた国道を進むが、足親指の関節が痛む。
17:51バス停に着く。が、人けがない。それもそのはず18:12発は7−8月のみ運行。
次の平野発は19:22だが、旭日丘駅乗換の19:13発は無理で次は20:03発。
待つのはしんどいので、やむなく徒歩1時間と見て旭日ヶ丘に向かう。ベンチで背筋を伸ばし18:00出発。日が沈み、いい感じの富士と夕焼けが見えてはいた。
                                                  ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
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18:50旭日丘バス停に着く。缶コーヒーで体を温め一息。定刻のバスに乗車。乗客計5名。
御殿場で10分待ち、新松田で4分待ちと順調に・・・・といっても22:30にやっと帰宅。
翌日から3日間、全身に筋肉&関節&擦りむけ痛。足親指の第一関節、膝、向こうずね、ふくらはぎ、ふともも側面、腰と右肩。皮がむけた右足&左肩・・・等。

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第7区間:逆行:1977.04.17
地点名 :箒沢 ← 畦が丸 ← (モロクボ沢の頭) ← 大室山 ← 犬越路 ← 長者小屋 ←東野バス停


概略
KTさん、Oさんと3人で。1日目は東野までバス。そこから長者小屋まで進み泊。雨が降っていた。
翌2日目(1977.04.17)は天候まあまあ。犬越路に向かう。
犬越路から大室山に向かう。大室山の山頂は縦走路から少し離れているが、その山頂でコーヒー(ペーパーフィルタ−ドリップ)を涌かして飲んでいる。
畦が丸へは行った記録(地図に赤線で、畦が丸経由箒沢に下山)はあるが、記憶は無い。



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第8区間の1:順行:1975.03.16 
地点名 :箒沢 → 犬越路 → 檜洞丸(泊) 

Oさんとふたりで箒沢から犬越路に登り、檜洞丸に泊。
スキー(小屋備え付け)をしている人がいた。これに刺激を受けたのか同行のOさんも借りて滑っていた。 



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第8区間の2:順行:1975.03.17 
地点名 :檜洞丸(泊) → 蛭ガ岳 → 焼山登山口

2日目、蛭ガ岳山頂で一休み。雪でレモネードを作って飲んだが・・・・寒かった。 
Oさんは近くにいた女性から、コーヒーを貰って「こっちがずっと良い」との弁。 
今思えばそのとおりか。  
蛭ガ岳から焼山経由で焼山登山口へ。

登山口では1時間ぐらいバス待ち。バス停前の神社で暇つぶしした記憶がある。




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