ぴよぴよ組募集について(未就園児親子クラス)
募集開始致しました。申込書配布中。ぜひお気軽にいらして下さい。
ぴよぴよ組は、まだ空きがあります。入園をお考の方はぜひ、ぴよぴよ組へ♪
募集対象 |
未就園児 |
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活動日時 | 金曜日 9時30分〜11時 年間30回(予定)
1学期活動日 7月3日、10日、17日 |
場 所 | 上尾富士見幼稚園 ぴよぴよ組の部屋・ホール・園庭等 |
会 費 | 入会費:5000円(当園入園手続きされた場合に、返金させていただきます)
会費:1学期1000円(2020年度)、2学期5000円、3学期3000円 |
保育内容 |
年間カリキュラムに沿って活動します。 |
フリータイム |
コロナウイルス感染拡大防止のため、
11時〜12時30分までは、ぴよぴよのお部屋を開放します。 |
その他・お約束 |
基本的に保護者同伴になります。 |
ぴよぴよ組申し込みの流れについて
実際に来ていただいて、幼稚園の雰囲気や、子どもたちの様子を
ご覧になっていただきたいからです。
来園前にお電話下されば、幸いです。
平日、朝9時〜5時までの間にお願い致します。m(__)m
申込書には、お子様の写真を貼って下さい。L判サイズです。
п@048−775−0517
みなさんのご参加、お待ちしております。
ぴよぴよぐみ Q&A
基本的にはお母さんと一緒に過ごしています。一緒に制作をしたり、リズム遊びをします。
近くの方だけではなく、伊奈町やさいたま市からも参加して下さっています。
大丈夫です。お母さんのひざから一度も降りないですごした子も、幼稚園に入ったらすぐ離れました。早く離したいと思う親と離れたくない子どもと悪循環になってしまいます。むしろ、離れないでいいのよと親が安心すると、子どもも安心して離れます。親の気持ちが子どもの心に反映しますので親が不安にならない事です。
ぴよぴよのお友だちが幼稚園の園庭で遊ぶと、園児たちが一緒に遊んだり、時にはお部屋で一緒にすごすこともあります。
また、幼稚園で行なった誕生会の出し物を見ていただく機会もあります。
運動会では、「ぴよぴよぐみのおゆうぎ」を親子で一緒に行い、未就園児のかけっこにも参加し、幼稚園の運動会を一緒に楽しみます。
園で行なわれるコンサートや劇を一緒に鑑賞し、芸術に触れる機会を持つこともあります。
いいえ、全員が入園する訳ではありません。でも、ひき続き、私達の幼稚園に入園してくださるといいなあと思っています。
この幼稚園の遊び中心の保育、人と人との大切な出会い、そして神と人について考える保育、今、ともすると早期教育に熱心なあまり、目に見えない子どもの心の部分が、おろそかにされがちな中に、本当に大切なことは何か、特に成長発達の著しい幼児期を大切にしてほしいと願っています。皆さん、ぴよぴよ組を通して、何が大切かを選び取る力を養ってほしいと思います。
幼児期、自分のやりたいこと、興味・関心がたくさんあることは、好奇心旺盛で前向きでステキですよね。でも、親としては、こんなに落ち着かないのは不安…という気持ちも、とてもよくわかります。静かな環境を整えてみる。自然の中で過ごす、テレビやDVDを見ない。機械的な音(DVD、ビデオ、CD、パソコン、携帯等)から遠ざけるなど、意識してみるのもいいと思います。そして、ぜひ、ぴよぴよぐみに参加していただいて、その中で自分のやりたことをする時、みんなで一緒に楽しむ時、いろいろな時を経験してみて下さい。また、心配な気持ちを、遠慮なく担当の保育者にお話ください。一緒に考えていきましょう。
お母さん、どうか「ダメ!」でお子さんを否定しないでくださいね。1才半〜2才半の1年間は子どもが自我を大事に育てている時です。早く良い子にしようと思って、「ダメ!」と言って叱ったり、「いけません!」と言って子どもの気持を抑えすぎたり、「言う事を聞きなさい」と無理強いをすると、子どもの自我が抑えられ、否定され、無視されます。それがしつけだと思い込んでしまって良いのでしょうか。
子どもにやってほしいことを親が一生懸命関わり、きっと分かってもらえると根気よく語りかけると、子どもはそれを理解し、記憶して、何か禁じられたことをしたい欲望が起こった時、それをやらないでおこうというセルフコントロールが出来るようになります。「自我を認めてほしい」という子どもの気持ちを無視して押しつぶさないように必死に逆らう子どもの心にそっと目を注いであげましょう。
幼稚園では、子どもの心によりそうい、共感する、ほめる教育を目指しています。
とっても大切なことだと思いますが…
「セルフ・コントロール」はなんと、1才半前後にはじめると『子どもの「花」が育つとき』内藤寿七郎著にありました。幼稚園の子ども達を見ていると、幼稚園で今はお話を聞いている時、今は歌を歌う時、絵本を見ている時 ちょっといやだなあと思っても、自分を自分でコントロール出来る子どもに育ってほしいと願っています。それがなんと1才半の育て方に関係してくるなんてびっくりです。1才半くらいになると「いや」と言いだし、自我が芽生え、自己認知(自分の頭に湧き出た思いを貫徹しよう)が生まれるそうです。そこをきちんと認めてあげる事が大切なのだそうです。みなさんにこの本をよんでほしいですが、「セルフ・コントロール」力をどう育てるか、P.160〜P.162にありましたので、そのまま載せますのでどうぞお読み下さい。
セルフコントロール力の育て方
1歳半前後、お子さんの自我が芽生えてきたときに、子どもが自発的にやめようと思う気持ちを引き出すようにもっていってあげると、子どもは、自発的に自分の欲望を抑制する、「セルフ・コントロール」を覚えます。このセルフ・コントロールという能力は、人間の性格をつくくるいちばん基礎となるもので、大事な大事な力です。小さいうちに、その力を引き出し、育てていくことは、とても大切なことです。
これまで、「ダメ!」「いけません」としつけてきた場合、「〜できるね」「〜やろうね」と言っても、すぐには言うことを聞いてくれないかもしれません。でも、根気よく長い目で見て、ひとつのことを、4週間も5週間もかけて言いつづけると、必ず、子どもは、わかってくれます。親の言うことを理解し、記憶して、自分でコントロールをしはじめるのです。とてもまどろっこしいとおもわれるでしょうが、ここが我慢のしどころです。
「ダメ!」という言葉をやたらに使っていると、将来、本当にその言葉が必要になったときに、無効になってしまいます。私は「ダメ」という言葉は、できることなら3歳までとっておいて、そのころから使うと、とても有効になると、いつもお話しています。
もし、どうしても、お母さんが「ダメ!」と言いそうになったときは、頭のなかで、「ダメ!」と言って、頭のなかで子どもを叱ってください。お子さんには、ダメと言いたいお母さんの表情を見せるだけでいいのです。
それでも子どもがやめないとき…
たとえば、ほかのお子さんをたたいたりして、人に迷惑をかけるようなときには、「ごめんなさい」と相手のお子さんとお母さんに言って、お子さんを抱っこして、静かにその場を離れることです。お子さんが嫌がっても、毅然と抱っこして、場所を移しましょう。そして、ほかの遊びに興味が出るまで一緒に遊んであげればいいのです。
『子どもの「花」が育つとき』内藤寿七郎・著 小学館 2002年 より抜粋