ここが「私の庭」だ!
(Here is the territory of Me !)

−− 2003.07.20 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)

 ■2003年7月20日、「私の庭」を宣言

 (1)「私の庭」とは?
 今迄この「日本再発見の旅」のコーナーの諸記事で皆さんは、私が「ここは私の庭です」とか宣っているのを幾度か目にしたことと思います。それに対し皆さんは嘸かし「何処がオマエの庭やねん?!」とか「えっ、ウッソー?!」とかお思いに為ったことでしょう。ご尤もです。
 そこで2003年7月20日、ここで「私の庭」、即ち「エルニーニョの庭」を明示的に宣言することにしましょう。当サイトの【エルニーニョの館】の中にも庭が在りますが、ここで言う「私の庭」とは勿論【エルニーニョの館】の外の庭のことですよ。館の中の話はWeb上のバーチャルな世界、これからお話しする「私の庭」はリアルな世界の話ですので、どうか皆さん話を混同しないで下さいね。以下の話では
  【】:バーチャル(仮想世界)、「」:リアル(現実世界)
と思って下さい。
 では「私の庭」を御披露しましょう、▼下▼をクリックして下さい。
  地図−「私の庭」('My Garden', -Japan-)
 「私の庭」が表示されまたね、それで良いのです。

 (2)「私の庭」は宮廷人の「御狩場」
      − 常にマーキングとパトロール行動の対象

 ところで「私の庭」、即ち「エルニーニョの庭」は言わば昔の宮廷人の「御狩場」で、リアルではありますがバーチャルな【エルニーニョの館】と結合して居るのです。即ち
  【エルニーニョの世界】=【エルニーニョの館】+「御狩場」
という構造です。この辺で皆さん、話が解り難く成ったかも知れませんね、即ち
  【エルニーニョの世界】はトポロジー空間(※1〜※1−2)
なのですよ。ま、これが当サイトが世間から「迷宮」とか「伏魔殿」とか呼ばれる原因でしょうね。
 [ちょっと一言]方向指示(次) 【エルニーニョの館】の中には3つの庭が在ります。即ち
  【エルニーニョの館】の中の庭 = 【本殿】の前庭
                  +【本殿】の中庭
                  +【快楽の園】エデン
です。そして中庭は「桜の園」、エデンにはが住んで居ますよ、アッハッハ!


 難しい話は止めて結論を言いましょう。「旅は身近な所から」よりもずっと狭く日常的に巡回出来る範囲を指し、私が「私の庭」と呼ぶ範囲、即ち「御狩場」はチャリンコ(=自転車)で日常的に回れる範囲のことです。猫が「ここがオレのテリトリーだぞ!」とテリトリーの四隅にションベン引っ掛けて歩く、アレと同じですね。つまりマーキング(※2)とパトロール行動です。勿論私は「人間」ですから、ションベンし乍ら歩き回ったりはしませんが(いやあ、我慢出来なく成ったらするかも知れませんよ)、ムッフッフ!
 で、手っ取り早く「じゃ、何処やねん?」と言うと、
  は淀川を越えて豊中まで
  は淀川の枚方、生駒の野崎四条畷、河内の八尾古市まで
  は大和川を越えてから浜寺公園まで
  西北港南港、そして淀川を越えて尼崎、更には武庫川まで
という事に成るでしょうか、ここが「私の庭」、即ち「御狩場」ですゾ、以後宜しく!!
 最下行の関連リンクから地図をご覧下さい。

φ−− 完 −−ψ

【脚注】
※1:トポロジー/位相幾何学(―/いそうきかがく、topology)とは、〔数〕位相。位相数学。図形の持つ量を無視し、主として点と線の繋がりを研究する図形の一分野である。
 補足すると、18世紀ドイツの小さな町ケーニヒスベルク(現在は、ロシア領カリーニングラード)の人々の遊び。「この町を流れる川に7つの橋が在り、この橋を一度ずつ、しかも全てを渡ることが出来るか?」という問いから誕生した幾何学。この問題は誰も解けなかった。数学者オイラーは、新しい発想に拠ってこれは不可能であることを証明したが、その時の発想(量を捨て、点と線だけの関係に着目する)から、後にトポロジー(位相幾何学)が生まれた。これは三角形、四角形、五角形、...は全て円と同相(単一閉曲線)。又、立方体、角柱、円錐、...は全て球と同相(単一閉曲面)とする考えである。距離や方向を無視した電車・バス路線図や観光案内図はトポロジー的図である。これは一筆書にも応用される。<出典:「現代用語の基礎知識(1999年版)」>
※1−1:一筆書(ひとふでがき、draw with a single stroke of the brush)は、この場合、線描きの図形を、同じ線を二度以上通らず紙面から筆を離さないで書くこと。又、その書き方。線が分岐する点は、線の数が偶数の時に偶点、奇数の時に奇点と言い、奇点が2以下であれば一筆書きが出来るL.オイラー −スイスの数学者(1707〜1783)− がドイツのケーニヒスベルク(現ロシア領)を流れるプレーゲル川に架かる7つの橋を一度ずつ渡る問題から、この原理を考えたと言われ(Euler's path)、後にトポロジー(位相幾何学)が生まれる切っ掛けと成った。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
※1−2:オイラー(Leonhard Euler)は、スイスの数学者(1707〜1783)。アイディアに満ち、数学/物理学/天文学、特に微分学/積分学/位相幾何学/整数論に功績を挙げ、又、変分学を創始。位相幾何学(トポロジー(topology))の祖とも言われる。オイラーの図(ベン図)オイラーの多面体定理オイラーの標数などで知られる。

※2:マーキング(marking)とは、[1].印を付けること。
 [2].イヌやネコが物に尿を掛けたり、足で地面を引っ掻いて臭いを付けたりする行動。自分の縄張の誇示、仲間との情報交換の為と考えられる。繁殖時に特に激しい。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>

●関連リンク
参照ページ(Reference-Page):「私の庭」の地図▼
地図−「私の庭」('My Garden', -Japan-)
補完ページ(Complementary):地元を旅する心▼
旅は身近な所から(Usual and familiar travels)
身近な場所の巡回が旅の始め▼
「日本再発見の旅」の心(Travel mind of Japan rediscovery)
朝廷の御狩場の例▼
冷泉家時雨亭文庫(Reizei Shigure-tei library)
当サイトが「迷宮」「伏魔殿」と呼ばれて居ることについて▼
エルニーニョ深沢とは何者か?!(Who am I ?)
【エルニーニョの館】の入口▼
ようこそ【エルニーニョの世界】へ(Welcome to ElNino's world)


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