そんな気持ちを音色にする泉水ちゃんを描いてみましたv お誕生日企画に提出する絵ということで、NMでもBLでも妄想していただけるように、 CPは明確にしませんでした。「あなた」が誰なのかはご自由に想像してくださいw それと、以前 『花音』(カイン)というタイトルの絵を描いたことがありましたが、こちらは 漢字で書くと『花音』ですがカノン(KANON)と読みます。楽曲様式のカノンですなv はじめは「ふわり」にしようかな〜と思っていたのですが、企画サイト様の方にすでに 同タイトルの方がいらしたので、『花音』にしました。 描き上がってみれば、こちらのほうが色々な意味で絵に合ってるかな〜とv 「―― あなたのことを想うと、ただ 空から無数の花びらが舞い落ちて…」 という一文は 企画サイト様のほうにも載せていただいたのですが、最初のイメージでは「風船」でした。 恋…誰かを好きになると、偶然目にしたその人の姿も、何気ない言葉も声も仕草も、 ふわり、ふわり…と、何か甘い香りの優しくて鮮やかで、どこか頼りなくて触れたら壊れそうな、 そんな「何か」が空から降ってきて包まれる感覚になりませんか? 喩えるなら それは尖ったものに触れたり重たいものを押し付けたらパーーンッ!と割れて 見ていた夢からも覚めてしまうような、「風船」のようなものかなと思ったんですけど、 風船は現代のものなので、背景にするのは却下しました☆ で、泉水ちゃん(平安時代)の場合は何かな〜と考えまして…やっぱり蓮の花びらかなと。 蓮花は浄土の花なので、初恋の清らかさと甘い香り、そして儚く散った時には仏(出家)の イメージも表現できますしね。蓮を薄桃色にしたのは、夢のようなふわふわとした感覚と ほんのり染まっていく心を伝えたかったからです。 ちなみに、蝶と蛙と鳥は『晴乞』で描いたやつと同じで、今回はつがいにしましたv や、誕生日祝なのでめでたい雰囲気にしたかった、というのも理由の一つなんですけど、 やはりBLサイトとしましては、相手を薄〜く想像できるヒントも描いておかないとネw でも、泉水ちゃんの音色に惹かれて、蝶も蛙も鳥も花もカノンを歌ってお祝いしている風景だと 解釈していただけたら嬉しいですv お誕生日おめでとう、泉水ちゃん** |