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浅間山(2008.10)
44 黒斑山
    くろふやま

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黒斑山(2008.10)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
冬山 登山適期 冬山

コース 小諸駅(バス)→車坂峠→車坂山→トーミの頭→黒斑山→トーミの頭→車坂山→車坂峠(バス)→小諸駅 
ポイント(みどころ) 山のガイド

・黒斑山は、浅間山の第一外輪山の最高峰で、展望を楽しむ山である。
登山路は危険な場所も少なくハイキングは紅葉のシーズンがお勧め。

・長野新幹線ができてから、首都圏からも近くなり、日帰りでも十分楽しめるようになった。


・ただし、事前に浅間山の噴火情報を確かめてから行く必要がある。

・標  高・・・・・・・2414m
・標高差・・・・・・・・441m

・登山レベル・・・・初級者向け
・コースタイム・・・3時間30分
・コース距離・・・・8km


・地図・・・・・・・・・エリアマップ軽井沢・浅間
山行日記  ローカル線廃止前の記念すべき乗車  山行日 : 1997.09.14(日) 曇  メンバー4名  

 
JR東日本は今月一杯で在来の信越本線を廃止して、来月一日から新幹線が開通することになっている。その為に在来線を通るL(ラビット)特急「あさま号」への別れを惜しみ、記念の写真を撮ろうとするカメラマニアーが沿線にカメラの砲列をなしているばかりでなく、車内も高級カメラを持った乗客で超満員、その為L特急「あさま1号」は乗車した大宮駅から終点の小諸駅までついに立ちっぱなしの状態であった。しかし、帰路は幸いにして各人バラバラではあったが、全員自由席に座ることができた。

 さて本日のコースは黒斑山から蛇骨岳への縦走を計画したが、浅間山の火山噴火活動が活発のため、登山規制がなされており、黒斑山から先は進入禁止につき、Uターンの経路となった。
天気は昨日から台風19号の影響もあり下り坂、霧の中を歩き続け、眺望は期待できず残念であったが、雨が降らないだけも助かった。

 登山路沿いにはナナカマドやカラ松、そしてシャクナゲが多いので紅葉の時期に来れば、紅葉の色合いといい、浅間山の噴火や外輪山周辺の絶景も充分楽しめるコースではないだろうか?
 頂上は狭く、定員20〜30名という処で、若いパーティが楽器持参で山の唄や童謡を合唱して山の雰囲気を盛り上げていた。その中の一人をグループの仲間が「天皇陛下」と呼んでいた。「どの方ですか?」と訪ねると、メンバーの一人が「こっちを向け」良く見ると、その顔は天皇陛下ではなく、皇太子殿下にそっくりではないか、その人は日頃から周囲の人にそう云われているらしく、ポーズも決まっていた。何とも不思議な似顔にみんなびっくりした一瞬であった。

 本日の黒斑山コースは正味歩行時間2時間40分、少し物足りない感じはしたが、月末に予定されている赤岳に向けての足慣らしと思えばこれも良しとしようではないか。

 山行日誌  紅葉と絶景のパノララマ   山行日 :2008.10.19(日)快晴  メンバー7名

  今回は前回と違い快晴の秋空で申し分ない山歩き日和。車坂峠から唐松の紅葉が美しく、それは頂上まで続いていた。こんな山歩きも最近では珍しい。黒斑山がこんなに眺望の良い山とは知らなかった。正面に浅間山がデーンとかまえ、絶景とはこんなことを言うのだろうと思いながら、秋の山景色を堪能した。

 下山後は高峰高原ホテルの前で、日向ぼっこをしながらめいめいに持参したご馳走でお茶会を楽しんだ。浅間山の噴煙も逆になびいており、風上にいた我々を歓迎しているかのようだった。


アクセス
公共交通 : 往復 JR信越本線小諸駅 バス1時間5分 
            長野新幹線佐久平駅 バス1時間10分

山の情報 : 軽井沢町役場(浅間山噴火情報)
         消防課 防災係 TEL :0267−45−1880
                FAX :0267−45−2077
 
 

E−mail :

syoubou@town.karuizawa.nagano.jp

   
              2008年10月作成