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谷川岳 |
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コース | JR上越線土合駅改札口 →登山口→ラクダのコル→谷川岳→熊穴ノ頭→谷川天神平 (ロープウェイ)→土合→土合駅 |
ポイント(見どころ) | 山のガイド |
・谷川岳最大の魅力は、山陵上からの雄大な展望。 ・日本百名山の谷川岳は、その独特な山岳地形と周辺の優れた自然環境、また麓の水上温泉郷の魅力により、年間4万人を越える登山者が訪れる。 ・冬の谷川岳は上級者向け。遭難者は、エベレストよりも多く世界一だという。 高山植物 ・ゴゼンタチバナ、イワイチョウ、シャクナゲ、ニッコウキスゲ、オオバギボウシ、オタカラコウ、ハクサンフウロなど。 ・オキの耳付近では、エーデルワイスに似たホソバヒナウスユキソウ。 |
・標 高・・・・・・・1977m ・標高差・・・・・・・1323m(土合駅の改札口=標高654m) ・登山レベル・・・・中級者向け ・コースタイム・・・6時間 ・コース距離・・・・12.0km |
山行日記 | トンネルを抜けたら晴だった 山行日:1998年8月9日 晴 メンバー4名 |
今年の夏は天候不順で梅雨明けが遅く、特に東北・北陸地方はまだ梅雨明けが発表されていない。梅雨が明けたらいきなり秋になるという予報さえある状況だから、押して知るべしであろう。 本日登る谷川連峰は、谷川岳、苗場山、武尊山などの秀峰が多く、標高こそ高くないが、花と草原そして岸壁と変化に富んだ山域である。特にその主峰谷川岳は北アルプスの穂高、剣岳と並び三大岸壁の一つで、最も登るのが難しいとされているロッククライマー憧れの岸壁、一ノ倉沢があり、そこでの遭難多発から有名になった。「魔の山」としてのイメージも一役買ったのだろう。 そんな谷川岳へ天候不順の中、列車に乗り地下トンネル土合駅に到着し、いきなり462段の階段を昇り、無人の改札口を出たらそこはカラリと晴れた青空が広がり、駅近くの道端には既にススキの穂が出揃い、更に歩くとコスモス(秋桜)の花も咲き乱れており、正に初秋を思わせるような別天地であった。 登山のコースは、土合駅から少し奥の登山口からラクダのコルを目指して一気の急登を沢沿いに登り、頂上まで4時間30分で到着、頂上付近では雲がとれ360度のパノラマが楽しめた。特に本日は登る途中から北側の白毛門、笠ガ岳、朝日岳の連邦が良く見えるばかりでなく、その都度前後を見ると、今から登るコースやたどったコースが一目瞭然で、各々自分の人生を見るような気持ちであった。 コースは変化に富んだ岩場の急登が多く、ハラハラドキドキの連続だった。 途中、日除けの麦藁帽子に「谷川岳登山2000回」Tシャツに「1984回目」と書いた50歳位の男性とすれ違った。その人はテレビでも話題になった人で、真っ黒に日焼けし、そのたくましい姿が印象的だった。 帰りは水上温泉の「蒼海ホテル」で汗を流した後、水上駅から上野駅行新特急に乗り込んだら、土合から相乗りした1人歩きの日本山岳会の山男S氏とぱったり再会し、ユニークな山の講義を受け、更に漢方薬採取のノウハウを現物提供しながら伝授して頂いた。お陰で退屈どころか充実した列車の旅を楽しむことができた。 おまけに深谷駅で下車されるまで、近傍の登山情報や私生活の愚痴まで聞かされ、たくましい山男である反面、1人の人間としての弱い一面もみることができた。 |
アクセス | |
公共交通 : JR上越線土合駅 マイカー : 谷川岳駐車場情報 山の情報 : ・群馬県観光局観光国際課 027−226−3384 2007年7月作成 |
谷川岳 一ノ倉沢 |