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アポイ岳バッジ
 アポイ岳

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アポイ山頂の祠
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冬山 残雪期 登山適期 冬山
高山植物

コース アポイ山荘 → 5合目休憩小屋 → 馬の背 → アポイ岳 → 幌満お花畑 → 馬の背 → 5合目休憩小屋 → アポイ山荘
ポイント 山の案内

日高山脈の最南端に位置する低山で、比較的楽なコースがファミリー登山に人気。
低い標高にもかかわらず、超塩基性のかんらん岩からなる地質と、しばしば海からの濃霧に太陽光を遮られる厳しい気象条件とがあいまって、珍しい高山植物が多く見られる。

高山植物
ヒダカソウ、アポイキンバイ、エゾコウゾリナなどは、ここだけで見られる。

・標  高・・・・・・・810m
・標高差・・・・・・・753m

・登山レベル・・・・初級者向け
・コースタイム・・・5時間30分
・コース距離・・・・10.5km


・地図・・・・・・・・・1/25000図 様似/アポイ岳/幌満
山行日記 低山ながらも高山植物の宝庫  山行日:1999年6月24日 曇時々雨 メンバー6名
  アポイ岳は、ガイドブックによると、日高山脈の最南部、日高側の海岸に位置する山で、山名はアペ・オ・イ・(火・ある・ところ)に由来し、かつて鹿の豊漁を祈って火を焚いたところによる、とされている。

  ヒダカソウやアポイキンバイなどは、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されているそうだ。
最近は盗掘が多く、地元では悩みの種だという声も聞いた。お花畑は色々な高山植物が咲き競い、お宝のヒダカソウにもめぐりあえ、望みを果たした山行だった。

 
 長期予報では晴れ、と予定されていたにもかかわらず、現地では曇りのち雨、おまけに風の強い山行だった。Rさん曰く「北海道には梅雨はないが雨はある」そのとおり、雨がジャンボ機の後を追いかけて来たようだ。
 最初の宿泊地アポイ山荘は、小さな山小屋かと思ったら、何とホテル並の立派な施設、料金も格安で、経営は様似町との第三セクターだと聞いた。風呂場も広く、各種設備が整っており申し分ない。

 翌早朝6時出発。登山口にくると、いきなり「熊出没注意」と「ようこそアポイ岳へ」の看板が対称的だ。カメラマンのSさんが素早く鈴を出し、鈴を鳴らせながらの登山開始。ルートは最初樹林帯の山道で、途中尾根歩きと適度な岩場もあり、天気が良ければ視界も良さそうだ。周囲は雲ばかりで各自毎にイメージするしかない。

 その後雨になり、雨着を着用して歩き始め、尾根に出ると高山植物が一面にパッと咲いて我々一同を歓迎してくれたが、雨のため残念ながらデジカメでの撮影は無理、花の名前はあまり多くて花の初心者には憶えきれず、頭にアポイの付く名前のオンパレード、Rさんに一つ一つ花の名前を教えて頂いたが、雨でメモも取れないためにすぐ忘れるという始末。アポイ岳独自の数多い高山植物がこの山最大の売り物だろう。

  下山途中、先頭を歩いていた、Rさんが急に止まり「出来たぞ、題名はキリマンジャロ・ジャロの歌」と云って、みんなの歌として出す未発表の歌を歌ってくれた。怖そうなイメージの歌、キリマンジャロ・ジャロのあらすじは、キリマンジャロにまつわる大きなヘビ(体長500m)の物語でデッカイお話を歌にしたもの。「こんな悪条件下で良く思い付きましたね」とSさんがびっくり。発表が待ち遠しいな。
アクセス

公共交通 : 往復 JR日高本線様似駅 JRバス8分 アポイ山荘
        ※アポイ山荘まで入るバスの便は1日3便だが、アポイ登山口までなら1日9便運行している。

マイカー  : 新千歳空港から国道36号、235号、336経由でアポイ山荘まで151km。
        登山口に無料駐車場あり。

JRバス様似支店 : 01463-6-3432   日交ハイヤー 01462-2-3153
山の情報 : 様似町商工観光課 01463-6-2111                 2004年4月作成