第8回 ついに食べちゃったの巻 (すごい写真でごめんなさい)
ウサギのお肉
フランスでは、日本ではあまり見かけないお肉がいろいろ売られています。スーパーでは、牛肉、豚肉、鶏肉(1羽まるごともあります。スーパーでは首なしですが、朝市だと首つきも売られています^^;)以外に、羊肉、鴨肉、そして最近ではダチョウの肉も見かけました。こちらでは鴨はとてもポピュラーな食材で、レストランのメニューにも必ずあります(わたしは鴨料理がとっても好きなのだ)。 |
牛の頭。もちろん、売り物。
横には足も……。
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小豚の丸焼き
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お頭付きのニワトリ
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また朝市に行くと、見るも無残な姿のウサギがたくさん並んでいます。かわいそうで、いつもその売り場はそそくさと通りすぎていました。でも先日、レストランで夫がウサギの煮込み料理を食べ、あんまり「おいしい、おいしい」というものだから、一口だけもらって食べたら、これがものすごくおいしかった(^^;)。子どもの本によく「ウサギのシチュー」というのが出てきますが、今回食べたのがこれに当たるのかもしれません(味は、とてもうまみがある、やわらかくてジューシーな鶏肉という感じで、臭みは全くありませんでした)。この数日後、郊外で野生のウサギを初めて見ました。それも20匹ぐらい。丘の傾斜面にたくさん穴があいていて、そこ一帯がウサギの巣になっていたようです。ピーターラビットみたいでかわいかった。でも「ウサギっておいしいのよね」と、あのときの味を思い出して複雑な気分になりました。 |
朝市の風景
(毎週土曜日の午前中に行なわれています)
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無惨な姿のウサギ
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(文:99年11月/撮影:〔朝市の風景〕99年6月、〔その他〕99年11月)
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