第1回 定番のクレープとガレットの巻
クレープとガレット 私がいるブルターニュ地方はクレープ発祥の地で、町のいたるところにクレープ屋さんがあります。ここでいうクレープは2種類あって、日本と同じお菓子タイプのものと、ガレットという食事向けのものとがあります。ガレットはそば粉で作られているそうで、こげ茶色で、きのこなどの野菜やハム類が入っていて、お昼ごはんにちょうどいい感じです。
クレープ屋さんでこれらを食べるとき、ここの人たちはまず食事としてガレットを食べ、続いてデザートとしてクレープを食べるようです(つまり合計2枚食べる)。この前ガレットを食べたとき、食べ終わるとまたメニューを渡された意味がわかりました。クレープはティータイムのときにお菓子として食べるのだと思っていましたが、よく考えるとそういう時間にクレープ屋さんは開いていません。だいたいどこの店も(観光地は別として)開店時間は、お昼は12時から14時ぐらい、夜は19時から21時ぐらいです。ただ観光地に行くとクレープ屋さんの屋台もあるので、ちょっと小腹が減ったときのおやつにいつでも食べられます。 |
(文・撮影:99年4月)
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