第1回 定番のクレープとガレットの巻

クレープとガレット

 私がいるブルターニュ地方はクレープ発祥の地で、町のいたるところにクレープ屋さんがあります。ここでいうクレープは2種類あって、日本と同じお菓子タイプのものと、ガレットという食事向けのものとがあります。ガレットはそば粉で作られているそうで、こげ茶色で、きのこなどの野菜やハム類が入っていて、お昼ごはんにちょうどいい感じです。

クレープ1

 

クレープ2

 

クレープ3

お昼の時間が終わると、
夕方までお店はclose。
ほとんどの店が日曜休み。
  果物のクレープ。クリームや
チョコのクレープは、信じら
れないくらい甘いものもある。
  ブルターニュ名産の有塩バターの
クレープは、シンプルだがとても
美味。
         

ガレット1

 

ガレット2

 

ガレット3

そば粉のクレープ。外のテラスで
食べるガレットは一段とおいしい。
  ベーシック・メニューの卵とハム
のガレット。
  お店によって具の包み方に個性
がある。
         

 クレープ屋さんでこれらを食べるとき、ここの人たちはまず食事としてガレットを食べ、続いてデザートとしてクレープを食べるようです(つまり合計2枚食べる)。この前ガレットを食べたとき、食べ終わるとまたメニューを渡された意味がわかりました。クレープはティータイムのときにお菓子として食べるのだと思っていましたが、よく考えるとそういう時間にクレープ屋さんは開いていません。だいたいどこの店も(観光地は別として)開店時間は、お昼は12時から14時ぐらい、夜は19時から21時ぐらいです。ただ観光地に行くとクレープ屋さんの屋台もあるので、ちょっと小腹が減ったときのおやつにいつでも食べられます。

(文・撮影:99年4月)

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