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太平山(山行第6日目)

2012年08月09日 

9:41に秋田着。1時間40分も立ちっぱなしだったので、10:05発のキャンプ場行きバスをやり過ごし一息つく。観光案内に太平山山頂の社務所の連絡先を調べて、宿泊可かをたずねるとOK。ただし自炊とのこと。
近くのコンビニで朝食用の大きなカップ麺と夕食用のおにぎりを仕入れ、コインロッカーにツエルト・ポールなど幕営道具、衣類など不要品を放り込む。
次のバスは12時過ぎ。バス利用だと時間的に山頂まではたどり着けない。でタクシーで山頂まで3.5Hrの仁別登山口に入ることにして、久しぶりのうどんで早めの昼食。11:20頃、小型のタクシーを選び出発。
いくらかかるの?7000円ぐらい?とたずねるが答えてくれない。キャンプ場への道を右に見て山中にはいるとくねくね曲がった細めの道だが比較的スムーズ。その道中、7000円を超えたところでメータを止めてくれる。感謝感謝。そのままだと8500円以上かな。
12時過ぎ林道終着の仁別登山口に着く。30台は入れる広い駐車場。さすがにタクシーで入る人はいないらしく、運ちゃんからは「トマトが有るから持って行け」とか、自家用車で来ていた人からは「珍しい」と言われる始末。
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写真左:揚げタコ+レモン付きうどん、  写真中:仁別登山口の駐車場、    写真右:登山案内看板

身支度を整え12:25出発。目標16:00。幅の広い緩やかな杉の植えられた沢沿いの仁別森林鉄道跡の道を進む。橋が壊れているとの看板があったが、1つ目のコンクリ橋は何ともない。
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写真左:橋が壊れているとガイド、    写真中:赤倉岳登山口分岐、           写真右:1つ目のコンクリ橋

2つ目の橋はたわんでいて通行止め。看板の下に小さな文字で「沢をわたる必要がある」と書かれているが実際はその下流側に丸木橋あり。
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写真左:壊れた橋のガイド、        写真中:下流側に丸木橋、        写真右:12:56壊れた橋 

すぐに13:00途中の神社に着く。
結構暑く汗をかくが、ウチワが役立つ。ここからは尾根沿いになり急坂になる。20分も登ると何人か小中学校生が降りてくる。足元には赤い臼子があり、いくつか食す。
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写真左:13:00途中の神社、       写真中:13:16登山道、         写真右:13:20登山道と赤い臼子の実 

左右は段々とブナが多くなり、ひたすら登ること50分の14:20ようやく御手洗(みたらい)の水場に着く。ここでしばし休む。
湧きだしている場所は広く、水の流れもあるが、段差がないので汲み取りづらい。水中に落ち葉もあり、汲むにはちょっと引いてしまう。ただ、柄杓やロートが備え付けられているのでボトルに満たすのも簡単。透かしてみてもにごりは皆無。味もそこそこ。
14:45過ぎ出発。
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写真左:御手洗(みたらい)の水場、  写真中:御手洗の広場、左手が水場   写真右:御手洗ののベンチ 

相変わらずのブナの中をジグザグ登り、15:33ようやく稜線に着く。仁別登山口の標柱と少し上には萩形コースの標柱&鐘がある。ややガスが舞っていて見晴らしが悪い。
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写真左:もと来た道を振り返る、仁別登山口の標柱  写真中:これから進む道、  写真右:萩形コースの標柱&鐘 

北側に旭岳という高見があり、4−5分ほど遠征する。15:42着。小さな祠があり、振り返ると太平山山頂の建物と途中にある鳥居がよく見えた。ガスも晴れ、北東南の山並みを納める。
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写真左:北東の山並み、        写真中:15:44旭岳の祠と太平山山頂、 写真右:山頂社と宿泊所とトイレ(手前下) 

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写真:ガスの残る北方から東〜南。晴れていれば、北は岩木山・八甲田山、北西方向に森吉山・八幡平、東方向には岩手山・乳頭山・秋田駒ヶ岳、南東方向には和賀山・真昼岳、南方向には栗駒山・鳥海山が見えるはずだが・・・・・。   

15:50稜線の分岐点に戻り、約10分で鳥居着。足元の笹が刈り払われて道ができていて擬宝珠が沢山咲いている。
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写真左:鳥居、                 写真中:ギボウシ(オオバ)、   写真右:17:27鳥居から下った先の水場

最後の急登を登り、社務所を回り込むと1等三角点に出会う。16:10。ここからは明日の予定コースがよく見える。
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写真左:一等三角点、             写真中:その横の社務所、       写真右:16:14明日のルート 

ひとしきり撮影後、素泊まりの宿泊手続き。ビールを飲みながら、夕食用の水確保のため水場を聞くと、それは来るときくぐった鳥居の下。カップ麺が食事というと、「今朝の飯が余っているので食べて欲しい」と言われ渡りに船。昨夜子供が30人ぐらい泊まり、朝多めに炊いたら余ったとのこと。おにぎりは明日にしよう。
宿泊所(正確には参籠所)内を見渡すと沢山の水タンク。聞けば7月の開山時にヘリで運び上げた水道水。9月まで腐らないみたい。洗い物は天水。たまに10分下った水場に汲みに出かけるのだとか。早速確認に向かう。小屋人の言われるとおりこの時期は水量が少ない。透明だがオーバーフローしている形跡がないので見るだけで味見はパス。
山頂に戻り、しばし花撮影に興じる。小屋人(正確には神職)の話によると、この太平山で最初に発見された花があり、山頂に移植したのだそう。これが「小阿仁千鳥」。大曲の駅前でみたあの草と実(というよりむかご)。ここの地名の「小阿仁」を冠したもの。白地に2本の赤線の入った花は当の昔に散り、今はクリーム色のむかごのみ。もう少し大きくなればそのまま植えられるとのこと。
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写真左:ツリガネニンジン、         写真中:同白花、    写真右2枚:コアニチドリとそのむかご 

そうこうしている内にガスが巻き始めた。ガスが濃いめになると薄いながらブロッケンも現れる。
18時を過ぎたので夕食に。大盛りの飯にカレーがかかっていて結構満腹。なぜか大きな人形(ひとがた)が置かれている。その理由は翌日判明。
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写真左:17:46ガスってきた明日のルート、 写真中:17:54薄いがブロッケン、   写真右:17:58本日の夕食

その切れ間に海が見える。秋田市の西、男鹿半島、八郎潟がかすかに見え、太陽光が海に反射する。 鳥居と組み合わせて太陽と海を見ると少々面白い。太陽が沈みかけるとガスも上がり遠くの山並みが見えるようになった。しかし八甲田や岩手山、鳥海山はもやの中で全く判らない。日の入りは雲に遮られて余り焼けなかったがとりあえず完没まで眺める。

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写真左:鳥居に隠した夕日、鳥居と注連縄の間に夕日の反射(秋田市沖と男鹿半島の間の海)を置く。 写真右:同拡大 

男鹿半島の西の空にある雲に沈む夕日。もやが強く、半島もその右手の八郎潟もかすかにしかみえず。画像補正してもこんな感じ。 
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写真上:18:39、     写真下:18:47 

宿泊所に入り、明日のコースの注意点を聞く。山頂直下の弟子還りの難所は、鎖はあるが北アルプスほどではない。
入浴施設への道は少々荒れている所もあるが、明瞭で特に問題はない。1点だけ注意として、3時間ぐらい先の前岳辺りからスキー場の上部辺りの稜線上に山ヒルがいるらしい。2週間前に通ってきた方は何にも言ってないので合わなかったのか気がつかなかったのか・・・・・。丹沢と違い、ここは鹿ではなくカモシカが運んできているとのことである。

蛭がいやならもと来た道を下り、川沿いに森林鉄道の跡地が整備されて仁別のダムまでつながっていると聞くと食指が動く。

ほか南側に向けて下れば表参道があり、女人堂・不動滝を経由して野田の集落にある登山口バス停にでる。この道は毎年夏場の2ヶ月間ご神体が遷されるルートだそう・・・・ということで一番最後のルートを選ぶ。

神社の由来を聞けば歴史は古く、この辺り一帯が国有林ながら、山々のピークを中心に三吉神社の所有地が結構あるのだそう。

早い目に戸を閉めて暖気を逃さないようにしているらしく室内は暖かい。床は板間だが厚さ5mmのテントマットを敷いて毛布1枚で快適に寝る。常夜灯は最新のLEDライト形ランタン。

21時頃夜景を撮ったときは晴れていたが、夜半に外のトイレに行くがガスが舞っていて何も見えず。

4:20起床し、昨朝の残り飯をいただく。お汁はガスで湧かして暖ったか。持ってきたカップ麺は置きみやげ。
4:50明るくなった外に出る。すぐに出発しないとバスに間に合わないが、東空は雲が厚いものの何かしら期待できそうな雰囲気。ぐずぐずと待つが結局日出は拝めず。もやが強く、遠くの山も全くダメ。出発間際、南方の鳥海山が見えているのを教えてもらうが果たして写っているかどうか・・・。
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写真左:山頂の方向案内板、  写真中:遠くに岩手山を見る、   写真右:教えてもらった鳥海山。白い雲がバックにある 

5:30前出発。難所の弟子還は鎖場。高さ7−8m、5m、5mぐらいがほぼ連続して続くが、北アルプスほどではない。ただし岩が丸まっていてホールドは簡単でなく、鎖頼り。
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写真左:5:42弟子還嶽神社、 写真中:5:42そこからの太平山頂、 写真右2枚:5:47最初の鎖場。上からと下から
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写真左2枚:5:50−2つ目の鎖場、上からと下から       写真右2枚:5:55−3つ目の鎖場、上からと下から  


6:04宝蔵岳着、北側に下る道を分けさらに西方向に進む。6:17野田と前岳との分岐につき、野田方向に進路を取る。少し登り剣岳6:26着 ここから見る山頂は立派な三角形。
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写真左:6:04宝蔵岳分岐点、 写真中:前岳−野田口分岐点、写真右2枚:剣岳頂(剣嶽神社)、そこからの山頂

ここからは下り一方。結構笹が多く、たまには被さってくる。尾根道をどんどん下り7時ごろ稜線をはずれ下りになる。ブナの林をくだるとけたたましい鳥の声。正面のブナの木に穴がありキツツキでもいるのかと5分ほど粘るが成果なし。その間ずっと鳴いている。
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写真左:6:36、          写真中:6:52、         写真中:7:03鳥の巣穴? 写真右:7:19ブナの林 

下るについて笹が無くなり歩きやすくなる。順調に下り女人堂に7:22着。ここには苔むしているが水場があり、ミズの実(というよりむかご)が出来ている。お賽銭を入れて10本ほどいただく。
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写真左:7;22女人堂、  写真中:女人堂下の水場とミズの群落、 写真右:葉っぱの根元に出来たミズのむかごと塩ゆで

足元には色々なきのこが有り、ムラサキシメジらしいのもあった。ひたすら下り。
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写真左:7:19の山中、             写真中:7:42の山中、              写真右:7:49の山中 

やっと車ゆりのある沢に出る8:00。さああとは楽勝と思ったがここからが長い。快調な道かと思えば崖崩れらしく3回ほど高巻きをしたり、はっきりしない崖下のルートを通り抜けたりする。
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写真左:車ゆり、   写真中:8:00最初の沢渡り       写真右:8:10巻き道1号と8:13同3号 


8:25不動滝につく。車ゆりがたくさんあるが花はもうほとんど終わっている。太平山表口御滝神社(不動滝)の標注がある。一息ついて出発。
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写真左:8:25不動滝、          写真中:御滝神社、                  写真右:8:33苔むした丸木橋 

8:33苔むした丸木橋を渡り、ふたたび崩れた崖下の水際を進み短いハシゴ手前で一休みする8:50。足元に水が流れていたので掘り返すと川の伏流水ではなく、崖の中から湧いているようであった。ふと動く物に気が付く。イモリ?クロサンショウウオ?一応撮るがさざ波がじゃましてはっきりせず。近くには黄色い釣船草がゆーらゆら。
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写真左:イモリ?クロサンショウウオ?、  写真中:釣船草、             写真右:9:02 沢沿いの藪道

そこからもこれが表参道なのと思うような道は続く。もっとも小さな鳥居が現れると、唐突に山道が終わりる9:13登山道入口に着く9:13。山頂から3.6km歩いた勘定。もっともバス停のある野田まで4.9km。ここから林道歩き。9:50途中に「沢付近一部崩壊により一般登山者(初心者)は通行できません。」などと古い看板が現れる。
10:10頃、谷間の田んぼが現れる。予定のバスは出た頃。次は12:05。すっかり諦めて傍にある沢の陰で体を拭き、着替えする。濡れものは気休めに干して乾かす。
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写真左:登山道入口の鳥居と案内標識、 写真中:9:50沢付近崩壊の案内、 写真右:10:10−40着替えした沢。

10:40さっぱりしたところで傘を差して日射しを避けつつ先を進む。
振り返れば青い田んぼの先に太平山が見える。幅2mぐらいの川(太平川)で魚釣りしているのをチラ見し、野田の集落に入ると太平山三吉の碑が現れる10:56。その先に庚申塚が現れ、でかいフジの木があった。
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写真左:10:37着替えて出発、      写真中:10:50振り返り見る太平山、  写真右:10:58庚申塚とフジの木 

そこから少し登山口バス停に着く11:04。秋田駅行きは12:08。あと1時間。お店はないかとうろつくが当然無い。少し進んだ次のバス停近くに28℃を示す温度計と自販機。缶コーヒーで一息つく。日影もありいい風が通ってゆく。30分ぐらい時間をつぶしバス停に戻るが、温度計はなんと32℃に。
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写真左:登山口バス停前、      写真中右:野田バス停と温度計(中:11:07:28℃、右:11:57:32℃ 


かんかん照りのバス停を避け、30m離れた木陰で一息つく。上りのバスが10分ぐらい遅れていたので折り返してくるバスも遅れると思いのんびりしていると定刻にやってきた。あわてて走りバスに乗り込む。

13時頃秋田着。案内所で今宵の宿探し。5K円のビジネスホテルを確保。コインロッカーの荷物をまとめ、5分ほど先の宿に向かう。チェックインは16時からなので、宿泊手続き後荷物を預け町中散策。宿のすぐ前が久保田城跡。
そこで売っていたババヘラアイス。白とピンクのシャーベットでバラの形に盛りつけてくれる。バラと書いたが近くに見える蓮の花をイメージしたのかも。
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写真左:14:10 城跡の碑、       写真中:14:17ババヘラアイス、     写真右:お堀の花 


少し体を冷やしたものの暑い盛りなので宿の受付でおしえてもらった喫茶店に入る。ただ秋田では茶店は数少ないらしい。そこで明日の青春18切符の使い方を小一時間検討。早朝起てば清水トンネルを越えて23:30には帰宅可能。
表に出て、秋田物産館をちょい見してから暑いさなか民俗芸能伝承館へ。着いたときはすでに閉館時間を過ぎた後。 ただ、館員が1Fだけならと入れてくれる。そこには竿燈が並ぶ。竿持ちの試行も可で観光客が実演中。
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写真左:観光案内図、                      写真右:伝承館で竿燈持ち試行中の観光客 

後ろ側には太平山頂でみた大きな人形(ひとがた)もある。説明を聞けば納得。今年の1月に行われた三吉梵天祭りで奉納された「ひとがた」だそうで、そのうちの1体がご神体とともに山頂に遷されたのだとか。宿泊所にあった理由が判明。
今年は東日本大震災の人形も奉納されたとのことである。
そうそう、話は変わるが、国土地理院の2011年11月公式発表で、太平山も1m高くなって1171mに替わっていた。地震の影響?
宛もなく一回りして宿に帰る。上階の大風呂に入り汗を流し、夕刻近くの居酒屋に向かい夕食。ビール3杯、貝、魚で堪能。 宿に戻りレンタルPCでメールし、いつの間にか寝る。

自宅までの道中と途中駅前散策は下記参照
道中詳細その2








コースタイム 予定(=WEBデータから)、実績(=休み含む)
   仁別登山口−御手洗−山頂−女人堂−表登山口−登山口バス停
予定:     2:10 +1:10 +1:40 +1:40  +1:20=7:40
実績:     1:54 +1:50 +1:50 +1:55  +1:50=9:19(うち休憩1:50)




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