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さっぽろビール庭園(山行第5日目)

2012年08月08日 
朝起きてまずは温泉。今日は静か。ゆっくり堪能。 朝食もバイキング。一応和食で。宿から夕張駅を発着する列車が見え、しばし堪能。
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写真左:宿泊所       写真中:8:31ホテル前の夕張駅  写真右上:発車後15秒後 中:同16秒後 下:同23秒後

9:15千歳空港近くのレンタカー営業所にナビをセットして出発。まずはメロン。店まで直行。入荷したての箱が並ぶ。一箱8kg。4個入り、5個入り、6個入り、8個入りだそうで4個入りの箱を開けて物色。
聞けば夕張メロンは足が速いとのこと。自分も食べたいので、できるだけ緑いのを選ぶが、結局、黄色めの2個、緑の濃いの1個、中間の色1個の箱を選ぶ。黄色目は1−2日後に食べ頃とか。一箱2980円、クール便での航空送料1450円で購入。
あとで調べるとWEB上でも安売りの店で、評価もそこそこ良。ただし、宿の紹介割引は「やってません」。

久しぶりの後部座席でのんびり。トンネルを抜けしばし西方向に下るとビニールハウスが並ぶ。もう収穫を終えたようで何も植わっていないがメロンの地。
道はやがて広々した石狩平野に出る。右手前方には暑寒別らしき山並みが見える。途中から道は南下。今度は左手に芦別&夕張の山らしいのが見えるが山頂にはガスがかかっていてはっきりしなかったが、そのうちガスが取れてきた。
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写真左:10:21芦別&夕張の眺め     写真中:10:24芦別&夕張の眺め    写真右:10:25芦別&夕張の眺め


再び西に進み南に進み高架の道に入る。右手前方に特徴の有る山が見え、手稲だ、恵庭だ、樽前だなどと話が弾む。
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写真:西側の山々 三角形の恵庭山〜水平のスカイラインは札幌岳

空港近くで降りるところを一つ早く降りてしまったがちょうどガソリンスタンドの前に着いたので補給。難なく営業所着。
送迎バスで空港に移動し、400円払ってサッポロビール庭園に向かう。車窓から夕張の山々がよく見えた。駅着12:06。
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写真:12:04芦別&夕張の眺め

歩10分ほどのビール園では時刻表と首っ引き。一度札幌まで行って始発の「はまなす」に乗ると運賃710+運賃7980+急行1260円=9950円
青春18を使ってビール庭園から函館まで通常運賃5250円を2300円で行ける。函館から「はまなす」に乗ると運賃3150+急行1050円=4200円の出費で済む。

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写真左:サッポロビール庭園駅    写真中:サッポロビール庭園案内      写真右:ただいま検討中(KTさん撮影)

後者を選択し、みんなの焼いてくれたジンギスカンを生ビール2杯で流し込み、13:46の電車に乗るべくお先に失礼する。
北海道とはいえ、久しぶりの好天でじりじりと暑い日射しがお出迎え。定刻通りの電車に乗り、14:26苫小牧着14:42発に乗り換える。
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写真左:苫小牧着電車            写真中:苫小牧発電車          写真右:苫小牧発電車車内風景

この辺りから同じ顔ぶれが3−4人現れる。3両編成で扇風機のみで少々暑い。途中から海が見えるようになりちょうど1時間後の15:44東室蘭着。
16:12発まで時間があるので改札を出てサッポロビールクラシックを調達。
特急北斗18号が先行するようである。ふとOさんの乗っている電車では?電話するとはたして乗車中とのこと。
車両番号を聞き、列車を待つが向かいのホームに入りそう。階段を駆け上がりまた下りホームを走ってようやく再開。実に3時間ぶり。
16:09発の特急を見送り、元のホームに戻る。列車は扇風機のみの2両編成のディ−ゼル車。客は10人もいない。
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写真左:東室蘭駅発の列車            写真右:サッポロビールクラシック全景 

ビールを飲みつつ、海の彼方に駒が岳、連なる渡島の山並み、近づく有珠山方向(特定できず)を眺めつつ・・・・・・・。
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写真左:約40km先の渡島駒ヶ岳   写真中:首を畳んでいるのでサギ(あお?) 写真右:長和駅からの有珠山方向 

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写真左:約50km先の渡島駒ヶ岳              写真右:連なる渡島の山並み 

JRだと函館で約6時間ベンチで寝て待たなければならないので、フェリー利用を検証。深夜航行の便がある。これだとごろっと寝られそう。片道2700円の会社と1500円+燃料費の2つの会社がある。
洞爺湖の一つ先の豊浦に着き11分停車。2両のうち1両を切り放しする作業が始まる。この間に後者のフェリー23:30を予約。夜中ゆえ函館からはタクシーしかないとのこと。取りあえずこれで本州に渡れる。
1両になった車両を見渡せばわずか5人。苫小牧で見た顔ぶれ。
17:59長万部着18:05発、ここからはディ−ゼル車1両で函館まで。列車は原野の中をひたすら走る。
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写真左:50km先の渡島駒ヶ岳      写真中:長万部18:05発        写真右:原野を走る

日が落ちて辺りが赤く染まり出す。もやってはいるが駒ヶ岳の眺め良し。18:50頃は反対の有珠山方向が染まる。
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写真左:18:37、約47km先の渡島駒ヶ岳         写真右:18:42、約45km先の渡島駒ヶ岳 

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写真左:18:47、西の空              写真中右:18:52、有珠山方向 

19:26森着。14分停車。駅前のコンビニで夕食調達。今日は祭りが駅前で行われていて結構にぎやか。
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写真左:森駅                 写真中:森駅から北方の空         写真右:森駅前広場の祭り 

20:12駒が岳登山口の赤井川。もう真っ暗で全く見えない。20:55やっと函館着。通常運賃5250円を青春18で2300円也

さてどうやってフェリーにゆこうか?いろいろあってやむなくタクシーに乗りフェリーに向かう。運ちゃんに聞けば、このフェリーにのる観光客はめずらしいとのこと。2700円の方が多いのだとか。理由はあとで判明。
ともあれ1240円也を払って15分後ターミナル着。乗船手続き(住所氏名年齢連絡先)を書いて切符を買う。
燃料代270円+運賃1500円。出船までまだ2時間有るので途中にあったコンビニ往復20分。新聞とビールを入手。JR北海道で久しぶりのバス転換のニュースが1面に。対象は江差線木古内−江差間とか。今日の車中を思い出しつつビールに耽る。

1時間ぐらい前から乗り場で夕涼みがてら函館山の夜景を眺める。
23:10頃一番乗り(歩行者優先だとか、下船時は車が無くなってからの最後尾であるが)。カーペットルームの一番良いところと毛布を確保。ここは10人ほどが寝た。隣にカーテン付きの個室ベッドがある、「自由にお使いください」との看板があるが、あとから着た客に聞くと運転手専用・・・・らしい。デッキに出てビールを流し込み、毛布にくるまって寝る。
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写真左:乗ったはやぶさ号        写真中:函館山の夜景       写真右:寝床、ぽつんとザック。右下:個室ベッド



3時前にアナウンスで起こされる。見渡せば苫小牧で見た方もいた。考えることは一緒?
全ての車が下船してからやっと降りる。
係員に青森駅は?と聞くと苦笑いして左手方向を指さすのみ。現在位置確認と案内地図を探すが全くない。やむなく1台だけ止まっていたタクシーに乗ろうとすると「今行っても駅は5:30まで閉まっているよ」と言われるがとりあえず駅に向かう3:40着で1650円なり。JR駅前の看板で調べた所、徒歩45−60分ぐらいであった。

結局、函館−青森間が1240+1770+1650(深夜割増込み)円=4660円かかってしまった。もう一つのフェリーは朝7時ぐらいから送迎バス300円が有るようで、300+2700+300=3300円で行けるみたいだが、夜間はバスが無く、タクシー利用となるので結局同じかも。

駅前公園のベンチに寝ていたら雨が降り始めやむなく退散。屋根の有るバス停のベンチは金属製ですこぶる冷える。あちらうろうろこちらうろうろ。
駅前のコンビニで朝飯を仕入れ青春18の第4日目の使用開始。今日は秋田まで3260円分を2300円で行く。
太平山麓のクアドームザブーンという温泉施設&キャンプ場まで行き、ここで1泊して翌日ピストンの予定。朝1の特急では秋田着が8:24だが、急ぐ旅でもなく乗り継ぎでも9:41着である。

6:09青森発、あまり混んでなくてゆっくり座れる対面シートの箱。6:48弘前6:51−7:33大舘着。
8:06発まで時間があるし雨もあがったので外に出てみる。余り店もなく寂しい限りだがロータリ前にレンタカーの取次店兼園芸店らしきがある。サギソウや白花こまくさなどが咲いている。花は終わっているようだが蘭の仲間らしい葉っぱの「コアニチドリ」が10鉢ほどあった。チドリの仲間なのかなとは思ったが「コアニ」がわからず。詳細は夕刻判明。
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写真左:大舘駅  写真中右:ロータリ前にレンタカーの取次店兼園芸店とコアニチドリ(写真中上) 
駅に戻ると、なんと列車は弘前から乗ってきた車両。つまり、33分の停車に相当。車内はほぼ席が埋まっていたが、無理して座らなくてもそのうち空くだろうと先頭に陣取る。快速列車らしく通過する駅もある。そのためか人は減らず少しづつ増えてくる。9:41に秋田に着く頃にはかなり牛詰めになってしまった。



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