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寒風山〜笹ヶ峰

朝7:30宿を出発。うねうね続く林道を進む。

来るときは一面の霧で見えなかった子持権現山。80mの直登の鎖道(真ん中のスジ)が迫力あり。右方向には石鎚も。

写真提供:Kさん

さらにうねうねと続く林道を標高1492mから1100mまで下る。所々車窓にアケボノツツジが朝日を浴びていい感じだ。 その内群落に会うだろう・・・・。
着いた旧寒風山トンネル南口の駐車場。8:35 空いている場所(実は売店利用客用)に停める。そうそう、案内看板もあり。
寒風山隧道 案内看板 道中のスミレ  写真提供:Oさん

身支度を整え出発。8:44 登山口に佇む三人とコース看板。写真提供:Kさん、Oさん

登り初めは結構急登。そのうち緩やかになり、ミツバツツジ・あけぼのツツジの花の道に。

こんな感じで歩いています。写真左提供:Kさん

足元にはいろんなスミレが咲いている。 去年の三瓶山よりは少な目かな。ただ、花はほんのひととき。すぐに殺風景な世界が始まる。約40分後の9:25 ようやく桑瀬峠に近く。眼下にはうねうね曲がりくねった国道194号線旧道が見える。写真提供:Oさん

広めの笹原の桑瀬峠。右前方に見える寒風山の手前に岩場があり、山頂も見える。 写真提供:Oさん

緩い道から急登、梯子、岩場と続き、やがて見晴らしの良い笹原登り。写真提供:Kさん

寒風山の手前で登山ルートをはずれ、10:10見晴らしに登りみんなの歩き具合をカメラに収める。遅れること5分。快晴の山頂着。冬場、TV、ラジオでは「寒風山での積雪は・・・・。」で有名な山も今日は積雪0。

ここから振り返れば、登ってきた道とその向こうに伊予富士のやまなみが。北東方向には目的の笹ヶ峰、あれ!!・・・・・、ガスっている。 ま!、天気は回復傾向だから心配はせず。笹ヶ峰からの下山ルートもしっかり確認できる。 写真左提供:Oさん

矢印に従って10:32発。見晴らしの良い笹原を歩く。深めの鞍部が待ちかまえていそうな稜線。 写真提供:Oさん

下り途中から、一時灌木帯の中に入る。結構急な下り。10:45最低鞍部かな。面白い通行止めも。写真右提供:Oさん

そこからゆっくり登り初め、すぐに笹原。視界良好。写真提供:Oさん

数十年前に笹に実が生り、枯死したのが嘘のよう。


振り帰れば寒風山のいい眺め。 前には笹ヶ峰の笹っ原がこれまたいい眺め。登るにつれ、ルートは高知県側から愛媛県側に変わる。写真提供:Kさん

遠く瀬戸内海の海岸線が見てとれる快適な笹原が続く。そうこうする内、最後の急登で山頂着11:32。一等三角点百名山の笹ヶ峰着。18cm角の三角点が迎えてくれる。写真提供:Oさん

南西方向には、寒風山〜伊予富士〜瓶が森、その向こうには昨日登った石鎚山がよく見える。

北方には瀬戸内海が、北東方向には明日登る赤石山系が。残念ながら東赤石山は、手前の「ちち山」の陰。


山頂で、関西方面から来たパーティが寒風山から来た道を引き返すとのこと。Nさん、我々の行くルートを紹介。パーティが持っていた3年前の登山地図には無いルート。ラジカルなパーティと見えて、紹介ルートをさっそく下山。

12:12 遅れて我々も下山開始。 写真左:ど真ん中をほぼまっすぐ進む下山道。先行隊も笹が切れる当たりを進んでいるのがよく見える。ところどころ腰までの笹になるが、マークはしっかり。迷うところ無し。写真左:下山方向を見る(提供:Oさん)、写真右(降りてきた方向を見る)提供:Kさん

尾根沿いに、ほぼまっすぐ着けられた道なので、どんどん下る。がそれなりにきつい。やがて灌木地帯、樹林地帯に入り込む。木の高さが5−10mになった12:43、ルートから少し離れた所にアケボノツツジを見る。 
ヤブこぎすること3分。いちおう写真にとる。ちょっと遅めかな。帰りは5分掛かった。


さらに下りは続く。ながめもなく、結構暑くなった道をさらに急降下。これでもかと下る。 
ようやく尾根スジをはずれ、植林帯の中からやっと林道に出る(写真左)。13:05。地図をよく見ると、標高差750m。 写真左&右下提供:Kさん、それ以外提供:Nさん

林道の脇でしばし休憩。靴を脱いで、靴下を干して・・・・10分間(写真中上・右上)。

ここからあと3kmの林道歩き。道ばたのイタドリを折り、「永谷園のお茶漬けのりのもと」を振りかけてかじりながら歩く。
早歩き派、遅歩き派、ペースは様々。滝の写真、ミツバツツジの写真、オタマジャクシの写真、沢毎の味見・・・・・。
13:51 2kmほど歩いたところで振り返ると、樹木帯と笹原に分けられた笹ヶ峰が見えた。もう少し後日だと、山頂付近の紫色の樹木帯は一面の白い色(コメツツジ)になるのだろうけど。写真提供:Oさん

写真左:延々続く林道。ほぼ水平なのが救い。 写真右:滝とかすかに見える稜線
14:10元の駐車場に帰り着く。ビールなどアルコール類の販売はなく、田楽と、「ひやしあめ」で腹を満たし、今日の宿に向かう。

旧194号線はあいかわらずのうねうね道。194号線は快適。途中の道の駅「木の香」は風呂もあるのだが、駐車スペース無しであきらめ。
途中から早明浦ダム方向に折れ、吉野川沿いを下る。ダム湖の幅が50mを過ぎる頃、左折して山越えに。
県道6号線(高知−伊予三島線)に入るが、最後の峠越えに至る道は運ちゃんが「疲れてきた」というほどのうねうね道。ようやく視界が明るくなった頃、「ひがしこうもりやま(正確にはひがしみつもりやま?)」の斜面にアケボノツツジの群落がいい感じに見える。しばし一休み。


峠を越え、下りきったところが筏津。今日の宿。写真左提供:Oさん(5月5日:対岸から)写真右:Kさん

風呂無し、シャワー着きのバンガロー(写真右)に入る。入って早々蟻との格闘。掃除機で吸い込むが・・・・。殺虫材を巻き、掃除機で吸い込むこと20分、ようやく少なくなってきた。

筏津は昔の鉱山杭の跡。入口近くには少々の展示品がある。写真左提供:Oさん

宿が混雑しているのか夕食が予定より30分ぐらい遅れる。みな暇つぶし あめごの養殖場=今夜のおかず。写真左提供:Oさん

あめご、いわな、ヤマメの刺身、塩焼き、フライの夕食。かつおだしが効いた「いたどり」のあえものが美味。




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