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石鎚山〜二の森


5月2日 高曇り 国民宿舎を7:40発
土小屋からのコース道まで一登り、土小屋からの登山道に合流し、そこからほぼ水平道をたどる。右手後方には、昨日の瓶が森と雲海が良い。
8:03 石鎚山への道すがら、北斜面にはところどころ雪渓が残る。冬場は多いのであろう。


南斜面に入ると石鎚山が現れる。振り向くと宿とそのバックに岩黒山が見える。この山、あとで大変な目に遭う。写真:Nさん提供
緩い登りになり、早足の集団に追い抜かれる。8:26「休憩地」ポイントからのながめ。今日のルートが良く見える。赤線表示。クリックすると1600*1200サイズに
東稜線が始まる分岐から、一般ルートは二ノ鎖小屋までほぼ水平ルートだが、今日は稜線沿いの道を予定。

8:38 東稜の分岐につく。ここから熟達者コース・・・・・と書いてある。ガイドブックにあるように入り口は確かに踏みあと程度(写真左)。 写真中:KTさん提供。 9:00 登り始めて1分後、真新しい看板(写真右)。


踏みあとが切れているのか?と調査のために先に進む。切れ目はなく、笹薮内もしっかりとついており、行けるのではと進み始める。初めは灌木の中の急登、途中でKTさんのストックの先ゴムがはずれて埋もれ、救出に少々時間がかかる。
笹原の急登も。

9:10岩場でちょいと迷う。前方の岩の間にルートが見えたのでその方向に進んだ所、かなりの高見に出て進めなくなる。少し戻って右下方向に乗り越すルートの様。

岩の間を歩いている所を撮ってやろうと10分ほど休んでいるとKTさん、Nさん、Oさんが歩いてきた。小さくてちょいとわかりにくい?!。写真中と右に拡大図を。

この岩の間を抜けるとカニの横這いの谷に出る。そこから眺めた南尖峰の尾根(写真全て:Oさん提供)と前方を進むOさん。

写真左&中:カニの横這いを進むNさん、写真右:カニの横這いを進むOさんと筆者。写真全て:KTさん提供

いよいよ岩場の登り。ルートははっきりしていて、ホールドも多く危険なところも無い。9:38みんなそれぞれのペースで張り付く。写真は、先行して岩場を進むNさん。写真左:Oさん提供

ところが、南尖峰の15m下は大きな岩塊でホールドが少なくちょいと工夫が必要。先行のOさん右からの登りでの苦戦ぶりを見つつ、左手にルートをとると、難なく抜け出せた。最後の登りは雪が少々。稜線に出るルートはいくつか有るようだが、写真上左の葉っぱの付いた木のやや右手当たりを登り稜線に出る。

ちょっとした稜線歩きで南尖峰9:48着。
写真左:稜線に出てきた所を振り返る。(写真:Oさん提供)
写真右:南尖峰から最高峰の天狗岳のながめ。左肩に弥山の神社有り。

写真左:南尖峰から今日の目的地:二ノ森を、写真右:9:53天狗岳1982mから南尖峰1982mを振り返る。

写真左:遭難者救出中のヘリを見下ろす。写真右:天狗岳でくつろぐNさん、Oさん。写真:KTさん提供

10:02写真左:KTさん撮影の弥山と筆者。写真右:お返しに撮った天狗岳の岩場に立つKTさん。なかなかの度胸です?!

10:11弥山着。神社と、その裏側には泊まる予定だった山頂小屋。予約したものの、雨が降らなかったために水が確保できないので宿泊の断りが来てしまった。この時点では売店&素泊まりのみ営業。立て直されてきれいな小屋になっていたのだが。北側には成就方向が見える。写真全て:Oさん提供

気合いを入れて目的地に向かう。三ノ鎖は見るだけで巻き道を進む。といってもまるでビルの外階段の風体。その階段、真ん中に手すりは有るが、谷側に転落除けの手すりがなく、なんともスリリングな道。

10:22三ノ鎖下部から左に道を分かれる。心細い案内標識を見送り、雪のたまった踏み跡をたどる。100m〜150mほど雪があったり無かったり、雪で傾いた木を乗り越えたりの道を進み、鞍部を越えて少し下り、面河渓谷への道と分かれる。写真右:Oさん提供

そこから笹の斜面に付けられた水平道をひたすら飛ばす。振り向けば3人3葉に歩いている。10:38

10:57 西冠のコル手前の見晴らしの良い地点で20分ほど一休み。 
写真左:西冠のコル手前からの二ノ森、写真中(KTさん提供):笹の斜面を進む。写真右:稜線上を進む。

12:00ようやく1等三角点のある山頂着。写真左:KTさん提供 写真右:Nさん提供

30分のんびり
山頂から見る石鎚山は左右に大きい。笹の斜面に入った頃は薄っぺらかったが二ノ森に進むにつれだんだん大きく見えてくる。なんとも面白い山だ。左:二ノ森山頂から、左:西の冠下部から写真全て:Oさん提供


12:30発、ひたすら歩き、13:45三ノ鎖下部の分岐着。
二ノ鎖上部に13:50着。ここで道が二つに。行けるだろうと右の鎖場に進む。Nさん果敢にチャレンジするも、登ってくる人がいて、とても降りられそうもない。で、またのぼり返す。


ビルの外階段風の巻き道を進み、14:11二ノ鎖小屋に着く。しばし休み。

東側の土小屋付近(写真右端のガス舌の辺り)はガスが舞い始めた。写真右:KTさん提供 

トラバース道を帰路につく。雪の残るがれ場で見上げる岩場。結構急な所。天狗岳右手の一枚岩の上にKTさんが立っていたかと思うと・・・・・。落石注意の看板も有るし・・・・。写真右:Oさん提供


14:42分岐の東稜基部につく。見る角度によっては、「立入禁止」がかろうじて見える。
15:13道のややはずれた所にアケボノツツジのつぼみが少々。
15:18前方に国民宿舎がガス間に見えてきた。

15:22 宿舎に向け左折するみんなと別れ、土小屋にビールと水を求めてまっすぐ進む。この後えらい羽目に・・・・・。


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