HOME−−>  樅沢岳(9/19)へ−−>槍ヶ岳(9/19)へ−−>赤沢山(9/20)へ −−> 
 燕岳(9/21)へ −−>餓鬼岳(9/21)へ −−> 最終日(9/23)へ>−−>山行 一覧へ戻る

唐沢岳


05年9月22日 朝5:00 朝食準備の小屋人に起こされる。今日もえらいボリュ−ムの朝食。
ぽんジュース、漬け物、切り干し大根の煮付け、スクランブルエッグ、海苔、肉じゃが、みそ汁。
やっとの思いで流し込む。残飯は担いで下ろすと聞かされると残すわけにも行かない。



で、天気は・・・。小雨交じりの白いガスの中。唐沢ねらいのグループはそのまま下山、燕ねらいは中房温泉へ
とそれぞれ変更。

皆が出発し終わった7:00 重装備に身を固め出発。水平道を行くこと20分 見晴らし場に着く。視界50mの白一色。
足元には駒草の黄色い葉っぱが転々とあるが何とも面白くない。
 

ここから急な下りを約200m、登り50mで餓鬼のコブまですすむ。視界さらに悪化。コブの岩を巻き、さらに下る。
 7:45 這い松とコケモモの急な下りを振り返る。           8:09 コブ岩の下の巻き道を進む



8:30最低鞍部北側は結構な高さの崖。 さて登り返し。 ふと回りを見ると赤い実のウスノキの実がたくさんある。
帰りにとって帰ろう。  
  ウスノキの実のある坂道            ウスノキの実 / イチゴの実 


樹林帯の中をひたすら歩き、9:14 岩場に突き当たる。道は90度曲がり、幅40cm幅ぐらいの岩の段部を
斜めに登っているが、岩への第1歩目は、腰の上の高さがあり、登る際のホールドが無くてちょい大変。
逆に帰るときはあっさり通り抜けできた。                    近くには白玉の木の実も。



     続くザレの下りは砂走り気分。           振り返ると結構な坂、帰りはここを登り返す・・・のか
  


かと思うと草木を掴んでの直登が始まる。 4〜50度はありそうな角度で30−40m差。
     下を見ると・・・・・。                       上を見ると・・・・・。


最後のザレ場にも駒草の黄色があり、その横にはよけいなものとして足跡2−3ヶも。
道は右手の岩場を巻いているのだが間違えたのであろう。

ここから5分、視界30mの先に柱が薄ぼんやり。

岩を巻き、乗り越えて9:51やっと山頂に着く。風のためか汗が冷えて肌寒い。わずか4分で下山開始。
もと来た道を帰る。少し余裕が出てきたので写真撮りつつ、コケモモ採取しつつ・・・。


最低鞍部近くでは赤い実を。その内、谷のガスが晴れ、本日最初で最後の2q先の山肌を見る。
それもつかの間、ふたたび白一色。餓鬼のコブ付近での楽しみは足元のコケモモのみ。ほぼ両手のひら一杯。
5時間前に下った急降下を再び登り返し、餓鬼岳山頂を経由して13:35小屋帰着。

一息ついたところで採取した実は貴重な水(1リットル300円)で拭き、ウスノキの実は焼酎の容器に詰める。

 家に帰ってからコケモモをペットボトルに、ウスノキの実は焼酎の小容器にそれぞれ焼酎漬け



一人なのだが灯油ストーブを点けてくれる。 聞けば薪ストーブもあるのだが、最近は燃料の薪が手に入らないので
(環境保全のため倒木といえども営林署が払い下げてくれない)下から揚げている模様。


そうこうしている内、郡山から一人到着。写真が好きでマミヤプレス+一眼レフカメラ持参。
二人して天気を嘆き、明日はそのまま下山と決める。

夕食はグレープフルーツ、釜飯、おでん、スクランブルエッグ、煮豆。相変わらずたっぷり。



小屋人の一人と情報交換。(当人ボランティア:定年後、紀伊勝浦に温泉付き1軒屋に住んでいるが、夏場の
1−2ヶ月在中。高速料金だけで数万円かかる。下山後旨いものを食って帰るのが楽しみ:だとか)


明日(金曜:祝日)は少なくて土曜が20人予約とか。台風が良い位置だから天気は期待できるかも・・・。

今日も早めに寝る。 21時頃 お月さんが顔を照らし目が覚めるが再び寝る。

 
 

   HOME−−> 最終日(9/23)へ −−> 樅沢岳(9/19)へ −−>  槍ヶ岳(9/19)へ −−> 
赤沢山(9/20)へ −−> 燕岳(9/21)へ −−> 餓鬼岳(9/21)へ −−> 最終日(9/23)へ>−−>  山行 一覧へ戻る