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餓鬼岳


 05年9月21日 10時過ぎ、稜線を下り始めてすぐのお花畑 チングルマの穂が多数。 
ガスが巻き始め、すこしづつ視界不良に。



下山道の左手は白くザレた谷が続く。 ようやく樹林帯に入るが、行けども行けども・・・。
 東沢乗越

11:19 ようやく良く刈り払われた熊笹の東沢乗越に着く。中房温泉への道もはっきりしていそう。
地図を見て、400m下ったのが判る。

そういえば今回の山行はほとんど地図を見ていない。山渓の登山手帳にある工程表を見て、あそこまで2時間、
ここまで3時間と、なんとも焦りが無い。どうも下りが2〜3割の時間増し、登りがONTIMEか短めのようである。

何て考えていると、後方でカサカサ。みると小動物が走り、木に飛びついて登って行く。リスかな? 


さてと気を取り直して登りにかかる。かなり上がると、赤いウスノキの実が生っている。食べたことがないのだが、
ものは試しと2−3個ほおばるとクロマメの木の実よりは甘さ強めのやや苦い味。
見た目、細長めのリンゴみたいなプリプリ感がなんとも良い。

相変わらずの白一色の中、12:53 着いた東沢山はガスの中ながら時々晴れて剣ヅリへの稜線が現れる。
直線距離4kmなのに、コースタイム3時間の始まり。

みごとなオベリスクが前方に。道はまだ良い。13:04 見かけはフラットだが、5m〜20mのでこぼこが連続する。
岩場の登り 
稜線歩き開始から20分の岩場。  同45分後、一瞬の晴れ間に振り返るとオベリクスと東沢山がくっきり。
オベリクスは登ってないから巻いたのだろうが、まったく気づかず。剣ヅリ手前の鞍部まで1.5kmを1時間10分要した。

さていよいよ登りかなと思ったが、道は下り気味に20分ぐらい大巻きとなる。
次は樹林帯の中を200mのほぼ直登。岩場に入りザレ道を登り、最後は約10段の垂直金ばしご。

やっとの思いで乗り越えたが力つき小休止。ここまで1時間 相変わらずの視界500m。写真を撮る元気も無し。 
晴れていれば餓鬼が見えたであろう所。

気を取り直して先を急ぐが、また30mほど急降下。岩場の先にほしがらすを見つつ、

でこぼこの繰り返しで40分ほど進む。

100m先になにか赤目のものが見えると思ったらガスが晴れ、山頂と小屋が見えた。そこが餓鬼岳小屋の屋根であった。

 餓鬼岳 と餓鬼岳小屋 16:10 思い起こせば燕(8:40通過)からここまでだれにも合わず。


三角点と頂上のほこら。


今日の小屋泊は計7名。 唐沢ねらいが1組2人、燕ねらいが2組4人。 

夕食は食べきれない。左から順に、1/2のグレープフルーツ(手つかず)、小鉢が2(ポテトサラダ、フキ煮付けは残った)、
通常の1.5倍量のちらし寿司(1/3残った)、冷や奴1/2(食べた)、1/3量の豆腐の入ったみそ汁(食べた)。
このほか、おでん(お変わり自由 たまご1ヶ、こんにゃく1切れ食べた)・・・・・・・。
   


本日の行動時間:4:30−16:10=11時間40分 ただし、明日の天候は期待薄。でも期待しつつ19:30には就寝。 


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