土曜日の夜は実家に泊まった。日曜日、金沢八景でランチをしたあと、母と別れて帰京。
夕方、銀座のライブハウスで「私の推し」である岡部ともみのBirthday Liveを観た。誕生会に来るのはこれで3回目。前回は4年前でユーミンの曲だけを歌った。
今回、電話予約日に電話が混雑して予約が取れなかった。直前に席が確保できたと連絡があり来ることができた。席は一番後ろ。盛り上がっている観客が見えるのも楽しい。
今回のテーマは「まりや、カレン、ユーミン」。ともみちゃんの十八番である竹内まりや、The Carpenters、そして、ユーミンの曲から22曲披露した。中音域の歌声が彼女の持ち味と言えるだろう。ユーミンについては、はっきり言って本家よりも上手い。
ともみちゃんがケネディハウスで歌うようになって33年経つという。途中お休みの時期もあった。その間は私も足が遠のいていた。私が六本木にあった店に初めて行ったのは、おそらく社会人になりたての1991年なので、ともみちゃんのキャリアのほぼ最初から聴いていることになる。
ライブハウスへ行くのは"to forget about life for a while"とビリー・ジョエルは"Piano Manで歌っている。何もかも忘れて音楽に酔う。確かにライブハウスの魅力にはそういう面はある。
同時に、私は行きつけのライブハウスへ行くたびに、"to review my life for a while"となる。ライブハウスは回想の場所でもある。この店に通いつづけてきた30年間を振り返る。また、歌われている曲が流行っていた70年代や80年代の出来事も思い出す。それから長年、楽しませてくれた上田司さんのことも思い出す。
今回は、「翳りゆく部屋」を聴きながら、この歌を初めて聴いたときのことを思い出して、思わず落涙してしまった。
セットリストは以下の通り。「中央フリーウェイ」など、初めて披露された曲もあった。
"For All We Know"、「DOWNTOWN BOY」「カンナ8号線」が心に刺さった。
- 第一部
- J Boy
- マンハッタンキス
- もう一度
- For All We Know
- Hurting Each Other
- We’ve only just begun
- Rainbow connection
- 元気を出して
- 色・ホワイトブレント
- いのちの歌
- 第二部
- ベルベットイースター(岡部ともみのピアノ弾き語り)
- 青春のリグレット
- あの日に帰りたい
- 中央フリーウェイ
- ルージュの伝言
- 守ってあげたい
- DOWTOWN BOY
- ノーサイド
- 埠頭を渡る風
- 翳りゆく部屋
- カンナ8号線
- 真夏の夜の夢
さくいん:ケネディハウス銀座、竹内まりや、The Carpenters、松任谷(荒井)由実、70年代、80年代